本誌・フルーツバスケットの感想
2002年17号
「・・・相手になってあげれば良かったのに。いつもみたいに」
というか、誰も指摘をしないのが、寧ろ不思議なんですが(いや、心の中
で思っていて、敢えて云わないだけなのかもしれませんが)私の感想って
何時も長い上に、纏まりがなくって、読み難いですよねぇ・・・(涙)
・・・ということで、今回(こそ)読み易い感想を目指して頑張ります!!
<フィルターなしの普通の感想>
★扉★
カラーですっ!!しかも慊人さんですっ!!(興奮)
挑むようなその目線が、何とも云えませんが、久々にカッコいい慊人さん
を見たような気がしました。
しかし、私が此処で気になっている点は、ただ一つ。
慊人さんが寄り添うようにして、誰かの肩に手を置いているのですが、
この黒い着物を着ている人は、一体誰!?
推測その@紫呉さん
・・・いや、着物を着ているという時点で、彼の確率が一番高いのですが、
でも、それならば何故、顔を見せないのか・・・疑問が残るところですね。
推測そのAはとりさん
慊人さんが信頼している、という点から考えると、ちょっと(いや、かなり
苦しいですが)はとりということも考えられます。
しかし、彼はスーツだしなぁ・・・
推測そのB紅野君
推測そのAと同じ点で、ちょっと無理がありますねぇ。
推測そのC楝さん
私的には、この方だと思いたいですね。
「草摩の頂点にたつ存在・・・!!」と書かれた扉の文字・・・
これは、本当に慊人のことを云っていると決めて良いのか、実は今
ちょっと私の中で迷いがありまして・・・
若しかすると、真の黒幕は慊人ではなく「楝さん」で、慊人はただの
スケープゴート。はとりや紅野が慊人に対して哀れみに近い視線を向ける
のはそのためで、実は慊人は「楝さん」にいいように利用されていた。
よって、草摩の頂点に立つ存在は「楝さん」・・・?
と推測するのは、止した方がいいかもしれませんねぇ(苦笑)
何せ、これまで私の推測というのは当たった例がありませんから・・・
★夾、慊人の居る別荘へ招待される★
慊人が酉の物の怪憑きであるのかどうか、悩む透。
そこへ、夾を呼びに戻って来たのは、案の定、紫呉さんでした。
「慊人さんに連れて来いって言われたんだ。別荘に。
だからごめん。今日は借りていくね。透君」
この紫呉さんのセリフで、同時に「えぇ!?」と叫ぶ透と夾がとても
可愛かったり♪あの周りに飛んでるお花が、また可愛らしさに拍車を
かけているのですよ。
「良かった・・・良かったですね・・・」
慊人のいる処へ夾が呼ばれたことを素直に喜ぶ透。
自分が一人、別荘に取り残されてしまうことよりも、夾の気持ちを第一に
考え、涙ぐんで自分のことのように喜ぶ透は、本当に色々な意味で
凄い子であると思います。
「・・・大人しく帰り・・・待ってろよ?」
と夾がコン、と透の頭を叩く、あの雰囲気もステキですわvv
で、相変わらずお茶目なぐれさんが、透君の真似をして、
「"良かった"ですねぇ」と夾に向かって云うのですが、
「うるせぇ。黙ってろ・・・っ。どうせ、ロクな呼び出しじゃねぇんだろ・・・」と、
夾に凄まれます。
夾が優しいのは透にだけ、そう解っているのに、敢えて茶化してしまう
のは、ぐれさんの性なのでしょう。でもまぁ、そこがぐれさんの面白い
ところなんですが、ね(苦笑)
★夾、由希に再度、忠告される★
「正月の時と・・・同じだ・・・透はまた、一人ぼっちだ・・・っ
おまえら、何やってんだよ!?おまえら・・・あいつを一人にさせる為に
避暑に来たのかよ!?」
「じゃあ、おまえはなんでここにいるんだ?
おまえだって慊人には逆らえやしないくせに、偉そうな口をきくな
・・・もう一度、忠告しておく。慊人の前でバカみたいにキレるなよ」
透が一人きりなのに、平然とする由希と紫呉に怒鳴る夾。
それでも冷静に切り返す由希に、図星を指され、とうとう何時もの如く
彼に殴り掛かる夾でしたが・・・結局は、殴れませんでした。寸止めです。
それは恐らく、夾も知っているからでしょう。
自分が本当に怒りを向けなければいけない相手は、由希ではない。
多分、此処で由希を殴った所で、何の解決にもならないことを、夾は
十分解っていたのでしょう。
こういうのは、非常にもどがしくって、読み手としても辛いものがあります。
「・・・もういい。思い知るべきなんだ。夾も・・・俺も。そういう風に
できてること…結局、ただそれだけだって・・・ことに」
相手になってあげれば良かったのに、と云う紫呉に、諦めたような口調で
目を伏せる由希。
う〜ん・・・この「できてる」という言葉、今回の重要なキーワードだと思う
のですが、一体何なんでしょう。
この前の「殺すなんて無理」という言葉と同様、非常に引っ掛かる言葉で
気になって仕方ありません。
ただ宿命と片付けてしまうには簡単過ぎるような、
何所か不気味な響きすら含んでいるように私には感じられるのですが
・・・ただの考えすぎ!?
宿命にしろ何にしろ、由希が全てを諦めてしまっているような顔をして
いるのが、個人的には気に入らないです。
逆転の可能性がある限り、紫呉さんのように自分の運命に抗って生きて
欲しい・・・というのが、正直な私の気持ちですね。
最も、この場合、紫呉さんの企みがどのようなものかにもよりますが。
★夾、慊人とご対面★
高校を卒業するまでに由希に勝てたなら、夾は仲間(十二支)になれる。
ただし、もしも勝てなかったのなら、死ぬまで幽閉。
そんな約束を交わしていたのですか!!(驚)
それなら、あれ程必死に、夾が由希に決闘を申し込んだのも頷けるような
気もするのですが・・・
ただ「勝つ」の意味が、イマイチ不明ですね。
一発でも、由希を殴り飛ばせば、それで「勝ち」なんでしょうか。
う〜ん・・・幽閉という言葉で今、思い出したのですが、そう云えば確か
由希も小さい頃、何処かに幽閉(というのかあれは)されてましたねぇ・・・
十二支の誰かは、必ず幽閉されるという掟でもあるのでしょうか(謎)
「あの賭けは、僕の勝ちみたいだね・・・・・・」という慊人の言葉に、まだ
時間はあると反論する夾。
しかし、そんな夾に風鈴を投げつけ、慊人はさらに母親が死んだのは
おまえのせいだ、と追い討ちをかけます。
というか、何でまたそういうことを吹き込むのかねぇ、わざわざ。
もうやめてくれ!!と叫ぶ夾を見て、満足そうに微笑む慊人は
何所から見ても、立派な悪役です。
「ねぇ・・・?僕、思ったんだけど、君の勘違いに拍車をかけてしまっていた
のはやっぱり・・・・・・本田透のせい?
彼女・・・おまえの本当の姿を見ても動じなかったそうじゃない」
若しかして・・・喋ったんですか、紫呉さん?
いや、あの状況下で、ことを慊人に報告出来るのは、如何考えても
ぐれさんくらいだと思うのですが・・・もしも間違ってたら済みません。
「本田透は、完璧すぎる"化け物"だよ」
そう結論付けてしまう慊人に、とうとう夾が爆発。
どれだけ透が怖がっていたか、何も知らないくせに!!とそう叫ぶ夾に
うるさいと耳を塞ぐ慊人。
慊人がこの時、耳を塞いだのは本当に夾が喧しかったから
なのでしょうか。どうも、違うような気がしてならないのですが・・・
上手く言葉に出来ません。
「考えたってムダだよ。旅人はそんなこと考えちゃいないもの。
誰かにとってはそれがバカでも、ボクにとってはバカじゃないだけ。
ユキは?・・・キョーは?目を閉じて何を思う?」
紅葉が一度前にした、あの旅人のお話。
あれ、物凄く好きなお話だったのですが真逆、此処でもう一度
出てくるとは思いませんでした。
高屋先生は流石です。あの話を此処に持ってくることで、
夾が透のことを好きだと気付く感情が、絶妙に表現されているなぁ・・・と
改めて思いました。
最後の数頁は本当に良かったですね、個人的に。
不覚ながら泣きそうになってしまいました。
いや、この部分は是非、直接読んで良さを味わっていただきたいですね。
漫画だからこそ、出来る最高の表現だと思います。
今、私が陳腐な言葉で語っても恐らく伝わらないと思うのですが、
一言で云えば、「損得感情なしで、自分の嫌なところも全部受け止めて、
ただ純粋に傍に居てくれた存在が透であった」ことに、夾が改めて
気付かされる、そんなシーンです。
涙ボロボロになりながらも「好きだよ。そんなおまえが、こんなにも」
と思う夾の表情がとっても好きです。
いやぁ、由希が透を好きだと気付くシーンも良いと思ったのですが、
激情型の夾が透を好きだと気付く、このシーンも良いですねぇ・・・(微笑)
個人的には透と夾を応援したいのですが、果たして透が選ぶのは
どちらなんでしょう・・・?
さて、今後もますますフルバから目が離せなくなっていく・・・
そんな予感がする今日この頃です。
<フィルターありの邪な感想>
今回・・・如何すればいいんでしょうねぇ(困)
いくら、私に妄想癖があるとはいえ、今回ばかりは流石に無理が
あるってもんですよぅ!!(駄々っ子)
強いて云うなら、夾の拳を避けた瞬間、チラリと見えたぐれさんの
鎖骨に萌え、というところでしょうか(←変態)
・・・ということで、取り合えず、今回はパスさせてやって下さい(平謝り)
で、その代わりといっては何ですがこれから別荘編、
妄想モードに突入します。執筆時間30分弱。
そのレベルの駄文です。ですので、覚悟はして下さいね(苦笑)
勇気のある方のみ、↓をお読み下さい。
――――――――――――――――――――→秘め事
障子を開けると、本の頁を捲っていたはとりの手がピタリ、と止まった。
窓の外から差し込む光線の加減で、蒼く染まったその瞳が
自分の姿を鋭く捕らえる。
「・・・ただいま」
視線だけは外しながら、何事もなかったかのような顔で、
紫呉は煙草を取り出そうと懐を探った。
自分のやったことは、多分、間違ってなどいない。
掻き乱さなければ、望む結果など得られないのだ。
仮令それが原因で、自分が誰かに恨まれようとも―――
「――っ!!」
だが、取り出そうとした煙草の箱は、不運にも手から滑り落ちて―――
畳の上にバラバラと散らばった。
考えごとなどしていた所為だろうか。
全くをもって、自分らしくない。
拾い上げようと、屈み込んで落ちた煙草に手を伸ばすと、
大きくて温かな手が、自分の手と重なった。
思わず、顔を上げる。
「・・・何かあったのか?」
心配そうなはとりの瞳は、自分の方を真っ直ぐに見ていて。
咄嗟に目を逸らすことだって出来た筈なのに、金縛りにあったかのように
動けなくなってしまった。
苦笑いを口の端に浮かべながら、片手を挙げて、それに応じる。
「・・・夾君を、別荘まで連れてきたよ。今頃は、慊人さんと会ってるんじゃ
ないかなぁ・・・・・・それと――リンが、別荘の近くまで、来てるんだって」
それは別に、嘘ではない。
先刻、由希からそれを知らされた時、自分は大層、狼狽したものだ。
何時もの調子を取り戻そうと、さらに茶化した口調で、後を続ける。
「・・・そう云えば僕、前に、退院したばかりのリンに会ってねぇ・・・
『アタシが欲しがってるモノ、ぐれ兄はもう、わかってるんだろう?』って
迫られちゃったよ」
「そうか――」
「『そうか』って――妬いてくれないのね。はーさんってば。
自分の可愛い恋人が迫られてるっていうのに・・・つれないの」
「・・・誰が"可愛い恋人"だ。馬鹿が・・・どうせ、お前のことだ。
残酷な厭味の一つでも云って、突き放したんだろう」
「あら。バレてたのね」
ケラケラと笑いながら云う自分の顔を、はとりが呆れたような顔で
見返してくる。
何時の間にか、窓のカーテンは閉まっていて。
サァッ、という音と共に、潮の香りを少しだけ含んだ風が、
カーテンを揺らして通り過ぎた。
同時に、リン、と風鈴が鳴る。
「――それだけか?」
たった一言だった。
問われたその言葉に、自分の唇が、微かに震えるのが解った。
引き攣ったように、声が――言葉が出てこない。
自分の声は、窓の向こうに広がっているあの澄んだ青空の彼方に、
吸い込まれてしまったのだろうか。
由希と夾の声が、頭の中でリフレインする。
――・・・『本当』のこと・・・・・・満足だろ?
――おまえら何やってんだよ!?
――・・・もう、いい。思い知るべきなんだ。
――そういう風にできてること・・・結局、ただそれだけだって・・・ことに
あぁ、この感覚は、この感情は、一体何なのだろう。
間違ってなどいない。後悔などしない。
こうなることなど、最初から解っていたのに――――
はとりの顔が、見れない。
不意に、目頭の奥が熱くなって――――
煙草を拾い上げる手が、止まった。
刹那――――
「お前は・・・間違ってなど、いないさ。
ただし、その遣り方は、気に食わないがな―――」
「――っ・・・はーさん・・・っ!!」
そう耳元で低く囁かれて、気が付いたら、自分からはとりの胸に
飛び込んでいた。
縋り付くかのように、首に手を回すと、はとりの温かい手が背中に
添えられて。
その指先が、髪に絡み付いた。
あぁ、如何して、如何して・・・この人は、何時もギリギリの所で
こんなにも温かい手を差し伸べてくれるのだろう。
見上げると、その澄んだ深い瞳は、優しい色を湛えていて。
紫呉が、自分の方から、はとりの唇に貪り付くと、はとりの舌が
自分の口内に侵入してきた。
濡れた音が、室内に響く。
こんな処を誰かに見られてしまったら、
それだけでもう終わりだというのに――――
そんなことは、もう如何でも良かった。
自分を抱き締めてくれるその力が、徐々に強くなって。
紫呉はその心地良さに、思わず目を閉じる。
リン――と強く、風鈴の音が鳴った。
了 ←――――――――――――――――――――
突然、次回予想!!
次のフルバは19号!!そんなわけで(?)それまでに、勝手に予想を
立ててしまおうという無謀な計画パート7。
・・・というか、多分もう、私自身、当たるなどと思っておりません(苦笑)
くれぐれも、これを読んで本気になさらないで下さいなん。
希望予想その1. 夾の言葉に暴走する慊人。
紫呉とはとりは、彼らを止めることが出来るのか!?(←真面目に考えて
ないでしょ、自分/苦笑)
希望予想その2. 紅野と透が散歩をしていて偶然ご対面!?
透はそこで意外な十二支の秘密を知ることに・・・
最悪予想その1. 紫呉、リンと密会す(苦笑)
最悪予想その2. 突然別荘編終了。何事もなかったかのように
話は新学期へと・・・
・・・・・・さて、果たして結果は・・・・・・?(←どれもハズレそう) |
2002年16号
「・・・もしや、嵐の予感ってやつカシラ?」
ただ今、修羅場、真っ最中(号泣)
本来ならば、これを書いている間に、レポートの一本でも書かなければ
ならないんですが、完全に現実逃避モード突入中(爆)
だって、だって、本誌を買った方なら、もうお解りでしょうが、
今回は、今回は・・・・・・「はとり×紫呉」を推奨する私にとって、
とってもオイシイ展開なんですもの!!(大興奮)
あぁ・・・生きてて良かった(感涙)
昔、「漫画の続きを読みたいから、生きてるようなものだ」と云う友人が
おりましたが、この修羅場中の今なら、その気持ちが少しだけ解るような
気がします。
・・・ということで、今回は邪な感想から、始めさせていただきます〜!!
<フィルターありの邪な感想>
発売日より、かなり早く本屋に並んでいることに気が付いて、
今回は、買う前に、少し読んでみようと立ち読みをすることに・・・
パラパラとフルバのページを探しながら本を捲り、開いた瞬間―――
私の目に飛び込んできたのは、凄い形相で汗だくになっているリンでは
なく、出掛けようとしている慊人&紅野でもなく、二人仲良く部屋に残る
はとりと紫呉のツーショットでした!!
若しや、四六時中、一緒に!?(←んなワケないって/苦笑)
狂喜乱舞して叫び出しそうになるのを堪えながら、公衆の面前であるにも
拘らず、私の頭の中は完全にはぐれモード。
というか、こんなに二人が登場してくれるなら、もういっそずっと
別荘編でもいいっス!!などと不埒なことを思ってみたり。
出掛ける慊人と紅野を、しきりに気にするはとりに対して、
まるでこうなることを予め見越していたかのような、余裕綽々のぐれさん。
「どちらにせよ優越感バリバリだろうね、慊人さんは。透君に対して。
こうして僕らを、取り上げてる訳だからさ」
解ってたんですね。つまり。
慊人に別荘に来ることを唆した時点で、既にぐれさんの頭の中には
慊人が来る→(当然)はとりも来る→慊人が自分を束縛しようとする
→子供の相手をする必要がなくなる→はとりに逢う口実が出来るといった
具合に、別荘で、はとりと二人きりでイチャイチャする構図が出来上がって
いたのですね!?(←全然違うよ、綾瀬さん)
流石ですっ!!それでこそ、紫呉さんです!!(←だから違うってば)
今回、透君の口から「妖艶」という言葉が(リンに対して)
飛び出しましたが、その時迷わず、「妖艶と云うなら、紫呉さんっしょ」
と思ってしまった私の頭は、矢張り腐っているのでしょうか・・・(苦悩)
たった数コマのはとり&紫呉のシーンで、めくるめく妄想の世界に
突入した私ですが、今回、この二人を見ていて、真剣に別荘編の
SSを書いてみたくなってしまいました(爆)
でも、そうすると完全にネタばれだしなぁ・・・
う〜ん・・・書いても、いいですか?(汗)
で、突然話は、ラストのページに。
此処でも、ちゃんと二人は仲良くしてるのですよ(微笑)
怒り狂って(?)夾を連れてこいと命令する慊人の様子に
(ちゃんと)障子が閉まったのを確認した後、すかさず
「・・・もしや、嵐の予感ってやつカシラ」と、茶目っ気たっぷりに
はとりに云うぐれさんが可愛かったりvv
「・・・おまえは本当に楽しそうだな」
と煙草を吸いながら、呆れたような口調でそれに応じたはとりですが、
その胸の内は如何でしょう・・・?
実は結構、はとりが(或る意味)一番、楽しんでいるのでは
ないでしょうか。だって、ねぇ・・・(苦笑)
此処で「17号につづく」と出てしまったのが、個人的にはとても残念。
え、此処からが本番じゃないんですか?と思わず突っ込みを入れて
しまいそうになる自分がいたり。
あぁ〜!!もう、この後の二人の続きが気になってたまりません!!
そして、今回の二人のシーンを見て、改めて思ったのですが、
この二人がツーショットになる時って、大抵、煙草のシーンが多い・・・
ように思えるのは、私の気の所為なんでしょうか?
如何でもいいことなんですが、二人とも一日にどの位吸ってるんで
しょうねぇ・・・(考)
私から見て、かなり多いようにも思えるのですが。
特に紫呉さんなんか、一歩間違えれば、肺癌一直線・・・?
そう云えばマブダチトリオの中で、綾女だけは煙草を
吸ってませんよねぇ、確か(うろ覚え)
彼は、興味ないんでしょうか、煙草。
と・と・と、話がそれかけました。
閑話休題。
よく、口が寂しくなると煙草を吸いたくなる・・・という話を聞きますが、
この二人の場合もそうなんでしょうか?
はーさん。くれぐれも、別荘では(いや、別荘でなくても)紫呉さんに
寂しい思いをさせちゃダメですよ(←意味の取り違えあり&暴走中/笑)
<フィルターなしの普通の感想>
リン、初っ端から大ピンチ!?
個人的に退院したばかりの体で、無理をするのは如何か、と。
何をそれ程、焦っているのでしょうか?
リンの行動は、相変わらず読めません(涙)
で、話は飛んで、慊人と紅野が透の処へ行く・・・
というはとり&紫呉の会話を、偶然(?)聞いてしまった由希。
透を心配した由希は、慊人の居る別荘から抜け出すことに。
「所詮、本田透は赤の他人なんだから、孤立してればいいんだよ。
大体、ブスって存在自体ウザイし迷惑、駆除されるべきかも。
でもホラ、僕、根が優しいから・・・少しくらいならブスにも楽しい気分を
恵んであげてもいいかなって」
そして、紅野と二人で歩く慊人は、相変わらず云いたい放題。
彼は自信家でナルシストな部分がありますよねぇ。
いい気になっている慊人に、夾がいるだろうと水を差す紅野が、
ナイスですが、表情が・・・恐いです(涙)
折角の美形が、無表情では勿体無い。
矢張り、此処は一つ、透とうおちゃんに頑張ってもらうしか・・・
化け物と一緒にいるって楽しい?と慊人が問うた処で
場面転換。
水が苦手な夾と共に、浜辺で砂のお城を作る無邪気な透が
可愛いですが、徐々に深刻な話へと・・・
夾の数珠は、人間の骨で出来ていたという話にショックを受ける透。
「他人の犠牲の上に、他人の命の上に成り立つ存在ってなんだよ。
これ以上ないくらいのものを奪っておいて。踏み躙っておいて。
それでも・・・」
モノローグから伝わってくる、遣る瀬無い、夾の怒り。
それでも。
それでも多分、人は生きたいと思うのではないでしょうか。
夾には、犠牲の大きさとその重さが、痛い程、解っているから。
だからその分、その犠牲に応えて、他人を想う人生を生きて欲しい――
そんな思いを込めて、透君は夾の手を取ったのだと思います。
さてさて、折角、二人がいい雰囲気になったと思いきや、
それを打ち壊すかのように、高波が二人に襲い掛かります(笑)
夾君には、本当に、こういうシーンが多くて(本人には申し訳ないですが)
思わず、笑ってしまいます。
確か、昔も紫呉さんが・・・(コミックス8巻・p129参照)
透君とムードを作る度に、こうも邪魔が入ってしまうなんて・・・
ちょっと夾が可哀相かも(微笑)
で、その二人の楽しそうな(ラブラブ?)シーンを、偶然、目撃して
しまった慊人さん。
自分の思惑が外れたことに腹を立て、「気分悪い。帰るよ、暑い」と云って
結局、透には会わずに、帰ることに。
というか、夏場にその長袖の黒服じゃ、暑いのは自業自得、
だと思うのですが・・・
何で、彼は外へ出る時に着物を着ないのでしょう・・・?(←素朴な疑問)
肌を見せるのが嫌いなら、せめてその黒い服を・・・と云っても
彼と紫呉さん程、フルバの中で「白」が似合わないキャラは、
恐らくいないでしょう(苦笑)
「・・・でも、わかったよ。一番の勘違いは、化け物だ」
慊人さん。相当、怒っております。
いや、一番の勘違いは貴方だと思うのですが・・・と、
思わず突っ込んでしまいそうになりましたが、慊人さんは、
こういうキャラでないとつまらないので、これはこれで良しとしましょう。
いずれ、ぐれさんが逆襲(?)してくれるハズ(←密かに期待)
去りゆく慊人を見ながら、透との接触が無かったことにホッ、とする由希。
そして、由希の視界に映ったのは、透と夾を遠目に眺めるリン。
果たしてリンの目的は・・・?と云うところで、また場面転換。
夾の数珠を眺めながら、夾と由希の本当の声を
訊き出すべきなのか悩む透。
「あぁ、けれど私にだってどうしても、どうしてもきかれたくはないことが」
透の中の、心の声。
こういうシーンを見ると、高屋先生は、本当に心理描写を描くのが
上手だなぁ、と改めて思い知らされます。
ところで、透にとって訊かれたくないこととは、一体何なんでしょうねぇ。
矢張り、一度出てきた、例の父親の件なのでしょうか。
それとも、母親の事故の原因・・・?
透が閉じた蓋を開けたらどうなるかが、とても気になるところでは
ありますが、でも、いっそ忘れてしまいたい思い出や、辛い過去の
一つや二つ、人間である限り、誰しも抱えているものだと、思うのですが。
私も触れられたくない過去は、隠蔽してしまうタイプですから・・・
が、今回最大のメイン(!?)は、恐らくリンが午であったことでしょう!!
これで紅野は、ほぼ(まだ、大逆転があるかもしれませんが)
酉に確定しました。
飛んで行く洗濯物を追い掛けて、リン(馬)を発見し、
驚いて後退したと同時に木に頭をぶつけるところが、
天然と云えば天然で、透君らしかったり。
弱っているリンを気遣って、はとりを呼ぼうとする透に、
リンの蹴りが・・・(汗)
といいますか、馬に蹴られたら大怪我しますね、普通。
咄嗟に庇った由希は偉い。
人間に戻ったリンの姿は、とってもナイスバディでした。
でも、何故に同性の透が動揺するよ(苦笑)
そして、何故に、そうも平気でいられるんだ由希・・・
という細かい突っ込みはさておき。
「誰かに会いに来たのか?」
若しや撥春に逢いにきたのでは・・・・と思いながら問い掛ける
由希に対して、リンは自分がここに居たことを話したら殺す、と由希
を脅します。
そして、気になるのは次の由希セリフ。
「・・・・・・"殺す"なんて、そんなの無理だってわかってるだろ・・・?」
何なんでしょうか。このセリフの意図するところは・・・
真逆、実は十二支は不死身だった、なんてオチは・・・ある訳ないですね、
はい(←またそういう突拍子もないことを・・・)
慊人がいる限り、自分は殺されないという意味なのでしょうか。
う〜ん・・・恐らくこれも伏線の一つだと思うのですが、十二支に関する
重要なキーワードであることは、まず、間違いないか、と。
しかし、次にリンが云った言葉は、失言だったと思います。
「余裕ぶって・・・・・・おまえなんか所詮、慊人の玩具だろ・・・・・・っ」
絶対に云ってはいけない言葉というのは、必ずあると思いますが、これも
その一つではないか、と。
これが夾なら、まず相手に掴みかかっていくところですが、流石に
由希は冷静でした。
でも、冷静に・・・・・・怒るというのも、ある意味で恐い(汗)
それに気付いたリンは、透の手から服を奪い取って、
「絶対に言うな・・・っ」と念を押してから立ち去って行きます。
ここで由希が、胸中で非常に的確な突込みを入れているのですが、
それに関しては敢えて触れず(笑)
「・・・でも、大丈夫。リンのことは俺に任せて」
と、リンを心配する透に、自信を持って断言ところから推測すると、由希は何とかしてリンと撥春をもう一度、逢わせようとしているのかも・・・
それとも、その推測は私の買い被りで、単に透を安心させるため?(涙)
そして、矢張り、終盤でもまた透と由希のロマンス・ラブが・・・(苦笑)
慊人の居る別荘へ戻らなければ・・・と云う由希に、微笑みながら
「・・・待って、いますね・・・」と云う透の口調は、まるで「貴方のお帰りを
待っていますね」という新婚夫婦のような・・・(以下、略)
由希が去って行くところで、場面転換。
浜辺で一人、砂を蹴るリンの姿は、ちょっと哀しい光景です。
透と夾の楽しそうな姿を思い浮かべ「畜生」を連発するリン。
若しかすると、撥春と付き合っていた頃の楽しかった自分を
そこに重ね合わせているのかもしれません。
何も知らない頃は良かった。でも、知ってしまったからには、
もう、あの頃の関係には戻れない。
だから、何も知らずに無邪気に笑う透と夾が
羨ましくて、妬ましくて、許せない、そんな感じでしょうか。
口調は悪いけれど、多分、根は優しい子なのだと思います。
ただ、慊人の暴力によって、ちょっと性格が歪んでしまっただけ、と
そう考えたいですね、私的には。
リンの心の傷が、早く癒えるといいですねぇ・・・
「僕のそばを離れるなよ?紅野は十二支の中で一番・・・・・・・・・・・・」
今回、扉に出てきたこの慊人のセリフ。
慊人は紅野を「劣っている」と評しておりますが、果たして本当に
そうなのでしょうか・・・?
案外、十二支の中で、一番卓越した能力の持ち主は、
彼なのかもしれません。
「楝」に対抗できるのは、紅野だけで、十二支に会わせないのは、
(例えば紫呉など)自分の方針に反発心をもっている他の十二支と
組まれないようにするため。
つまり、裏を返せば、紅野が(透やうおちゃんなどの力によって)
主体性を持った時、大逆転(?)が起こるかもしれません・・・
というのは、ただの私の勝手な(外れまくりの)予想の一つですが。
何にせよ、慊人といい、紅野といい、リンといい・・・
今後、フルバから目を離せなくなっていくのは、まず間違いないでしょう。
突然、次回予想!!
次のフルバは17号!!そんなわけで(?)それまでに、勝手に予想を
立ててしまおうという無謀な計画パート6。
因みに、これまでの的中率は0%(←ダメダメじゃん!!)
希望予想その1. 慊人と夾がご対面。
しかし、夾は、折角、由希からありがたい(?)アドバイスをもらった
にも拘らず、案の定、逆上して・・・
希望予想その2. 慊人の怒りから、危機を察知したはとりと紫呉。
万が一の時に備えて、二人はある決断を・・・
希望予想その3. リンと撥春が、由希の力で再び逢うことに。
そこへ、夾と共に、慊人の処へやってきた透が偶然出くわして・・・
最悪予想その1. 夾を連れて来るために、戻ろうとした紫呉とリンが
鉢合わせ!?しかも、彼女の目的は撥春に逢うことではなく、
紫呉に会うことであった!!
リンに迫られる紫呉の運命は、如何に・・・!!
・・・・・・さて、果たして結果は・・・・・・?(←どれもハズレそう)
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2002年15号
「いやぁ・・・全然、まだまだですよ」
何時の間にやら、結構な量になってしまったフルバの感想。
よって今回は、ページを新たに作成。
前号までの感想は、そちらでどうぞ、なのです☆
そして今回、財布の中身が少ないために、立ち読みで済ませるべきか
否か、散々迷ったのですが・・・結局、購入。
いやぁ、習慣って怖いですねぇ・・・・・・(しみじみ)
という所で、以下、感想です〜!!
<フィルターなしの普通の感想>
今回は伏線が多過ぎて、(しかも登場人物も多いです/涙)
上手く感想になるかどうか自信がないのですが、
取り敢えず、今回も順々に追っていきます。
扉は、由希のカラーでしたね。
「薔薇の中に、佇む王子様」という感じでしょうか?
あの視線の先には、きっと透がいるんでしょうねぇ・・・(遠い目)
で、初っ端からリン&楽羅の登場!!
この組み合わせは(意外過ぎて)予想していなかったので
ちょっとびっくり!!
でもやっぱり、「リン」は渾名だったんですね。
変だと思ったのですよ。草摩の人たちって、みんな日本的な名前ばかり
ですから・・・(はとりを除いて)
恐らく「依鈴」が本名なのでしょう。
私はとてもお馬鹿で、最初、あぁ、リンは「依鈴リン」という名前なのか・・・と一瞬思ってしまったのですが、p81辺りで漸く間違いに
気付きました。(←遅いよ。しかもそれが事実ならギャグだって!)
鈴の鳴る音からとった渾名なのでしょうか・・・?
如何やらリンは、楽羅と一緒の家に住んでいる模様。
「引き取った」という言葉から察するに、彼女と両親の関係も、また、
歪なのかもしれません。
別荘へ行こう、夾君もいるし・・・と(一人で出掛けるリンに気を遣って)
提案する楽羅に、「つじつま合わせの恋はもうやめたら。見ててイタい」
と冷たく言い放つリン。
「どうして・・・そういうこと言うの・・・?」
「だって、ホントのことだろ」
「ホントのことだとしても・・・っ」
この「本当だとしても・・・」の楽羅の言葉が、私的にはショックでした。
楽羅が夾を想う気持ちって、個人的にはとても好きだったんですよ。
あそこまで、一人の人間を好きになれるってことは、とても素敵なことだと
思いますし、何より、無条件の愛を注ぐことが出来る楽羅を尊敬していた
部分もあったのです。
もしも、彼女が夾を好きだと云っている理由が本当に、リンの云う通り
だとしたら・・・・・・ちょっと残念ですね。
また、さらに痛かったのが、振り返ったときに私の視界に入った
リンの背中。ケロイドのような傷痕。
いや、もう何と云って良いのやら・・・
慊人さん、一発殴っても良いですか?という感じです(真顔)
そして、透たちの居る別荘へ、何故か、はとり登場。
「挨拶」とか本人は云っておりますが、この不自然さが違和感を・・・
というか、何だか今日のはーさんは妙に透に対して優しくて、
(いや、何時も優しいんですけど、今回は特に)逆に、不安を煽ります。
確かに、透を心配している、と云ってしまえば、それまで何ですが。
矢張り、彼の好みの女性は、天然タイプなのでしょうか。
個人的には、あの「落とすように笑う」p89のはとりの表情が
好きだったり。というか、何だか「お父さん」のようなオーラが・・・
透を見守ろうと、その行き先を見届けようとする(相変わらず他人の
ことばかりに一生懸命な)はとりは、不器用だけれど、好きです。
夾に心配をかけまいとする透が砂遊びをすると決めた所で、場面転換。
これまた意外、(慊人の居る別荘?)に紫呉&由希という意外な
組み合わせが。
そして今回、慊人は春にベッタリの模様。
慊人さん、貴方は「こなき爺」ですかいっ!?(←綾瀬の突っ込み)
※綾瀬的「こなき爺」(慊人)の解釈(←本気にしないで下さいね/笑)
草摩家で、今日も慊人が何かを叫んでいる。
見つけた十二支の誰かが、止むを得ず、傍に寄ると、
しがみついて離れない。
十二支が、逃げ出そうとしたり、自分の他に好きな人間が出来ると
癇癪を起こし、子供のように暴れて暴力を奮う。
効能は忍耐強くなること。主な出現地は草摩家敷地内。
そして、人を詮索するのがとっても好きな紫呉さん、27歳。
早速、「・・・・・・由希君、昨日慊人さんに、何を言われたの?」
とカマをかけます。
で、「・・・『本当』のこと・・・・・・満足だろ?」とあっさり振られます(笑)
この辺りが、(伏線も入っておりますし、何せ綾瀬は阿呆ですから)
よく解らなかったのですが・・・
「いやぁ・・・全然、まだまだですよ」
という紫呉さんの次のセリフから考えると、何やら話が、
紫呉さんのシナリオ通りに進んでいるようにも思われます。
「(お前の思い通りになって)・・・満足だろ」
つまり、あれは捨て台詞ですね、恐らく。(←勝手に解釈)
さて、再び場面転換。
紅野と透と会わせないのは不自然だという撥春に、
「・・・だっておかしいんだもの。そんなだから、牛は笑い者なんだよ・・・
あれ・・・?傷ついた?傷ついちゃった・・・?」
と、慊人が嫌味を・・・
というか、撥春にそういうことを吹き込んだ元凶は、矢張りお前か!!
という感じですな、もう。
いや、もうこの際、慊人は(こういうキャラだから)ほっといて、
今、一番の問題は、紅野が十二支であった!!ということですね。
何年なんでしょう・・・?
個人的には紅野が「酉」で、リンが「午」希望。
しかし、うおちゃん・・・とうとう、彼女までが、関ってしまったのですね。
この分でいくと、はなちゃんも危うい!?
慊人の嫌味が終わった所でまたまた場面転換。
透が砂のお城、もとい砂の山を作ったところで、十二支が帰ってきます。
長時間、慊人のお守をしていた撥春を気遣う由希ですが、逆に
「由希こそ大丈夫・・・?」と訊かれてしまうことに。
「でも、大丈夫だよ。今度こそ」
と微笑む由希に、「巣立ち?」と云いつつ「・・・うん。そーいうのは好き」
と屈託のない笑顔で笑う撥春の表情がgood♪
後半部分・・・やってくれましたね、由希は!!
公衆の面前(?)で透とイチャイチャ(苦笑)
終盤を読むと、あぁ、少女漫画だったっけな、と
改めて思い知らされます。
で、解説すると私が照れますんで(←?)ここはパス。
「本当のことは、言っていい時と、悪い時があるだろ?」
という由希のセリフから考えると、今はまだ「話す時期ではない」という
ことでしょうか。そうなると、今回の別荘編ではこの「本当のこと」は
明らかにならないかもしれませんねぇ・・・
そして、まだ何も知らされていない夾に忠告をする由希。
「おまえ・・・もし今後慊人に会ったとしても、馬鹿みたいにキレるなよ。
おまえが、どう嘲られようと知った事じゃないけど、彼女に火の粉が
飛ぶような愚行は自重してほしいね」
「な・・・なんで、てめぇにそんなこと言われなきゃなんねぇんだよ!!
俺に偉そうな口叩くな!!何様のつもりだ!!?あ!?」
「俺様」
夕日をバックに、冷静に「俺様」と云い放つ由希に爆笑。
彼って、こういうキャラでしたっけ・・・?(笑)
さて、それはさておき。
前回の杞紗といい、今回の由希といい、
どうも、「透」が居ることで、十二支は慊人に逆らい難く
なっているようです。
恐らく今、十二支が一番恐れているのは「透が慊人の暴力の
犠牲者になること」なのではないでしょうか。
「透を傷付けたくないから、慊人に従う」
う〜ん・・・何か違っているような気もしますが(←上手い表現が思い
浮かばない!!)取り敢えず、この件は保留、ということで(逃)
「ねぇ、紅野、本田透と・・・会っておく?」
次号、突然、急展開!?
この慊人のセリフで、次回、どうやら紅野と透がご対面することに
なりそうです。
「小さな声、今はまだ遠いけれど、いつか聴く声」
透のモノローグ。
「いつか聴く声」というのは、由希の告白でしょうか・・・?
何にせよ、透がその声を聴いた時に、きっとハッピーエンドに
なるんでしょうなぁ・・・(←いいなぁ、若いって/羨)
<フィルターありの邪な感想>
今回もやるんですか?という感じですが、
えぇ、勿論、今回もやらさていただきます!!!
取り敢えず、この二人が登場しさえすれば、綾瀬の煩悩と、(得意の?)
妄想でフィルターがかかり、「はとり×紫呉」になるのですよ(苦笑)
さてさて、はーさん。
今回は何時もに増して饒舌で、ご機嫌ですね。
昨夜、何かイイコトありました?(←暴走中)
折角、透君と二人で話をしているセリフを、勝手に変えてしまって
悪いのですが、ここの部分を、以下全て、はとりと紫呉の
「朝チュン」に変換させていただきます。(←大暴走)
−−−−−−−−−−−−−−妄想中−−−−−−−−−−−−−
「紫呉?」
「え・・・何?はとり?」
「・・・どうした。腰が痛むのか?」
「・・・そうじゃないよ。ただ、真逆、はーさんまで別荘に来るとは思わな
かったから。こうして此処に、二人で居るのが、不思議だなぁ、って」
「慊人が行くと云い出したからな。それに、お前、わざと誘っただろ」
「あら、バレてたの?だってそうすれば、はーさんにも逢えると
思って・・・・・・」
「済まない。最近、色々忙しくて、な。一人にしてしまっている」
「忙しいのは、お互い様でしょ?はーさんが謝ることなんて全然ないよ。
それに・・・」
「・・・それに?」
「はーさんに逢えて・・・本当に、嬉しかったし」
「・・・・・・」(←紫呉の髪を撫でて、無言で立ち上がるはとり)
「あ・・・何処行くの?」
「直ぐ、戻って来る」
「・・・本当に?」
「あぁ、一人にはさせないさ」
−−−−−−−−−−−−−妄想終了−−−−−−−−−−−−−
妄想街道まっしぐら!!(恥)
何だか、下手な少女小説を書いているようで、
かなり恥ずかしかったり(汗)
取り敢えず、使えるセリフは全て使ってみました(苦笑)
ところで、はーさん。
いくら此処にぐれさんがいないからって、浮気は駄目駄目ですよ!!
そして一方、日が高くなって、暇になり、由希にちょっかいを出す
紫呉さん。
そんなに、腰が痛いのですか?(←p92,93のぐれさんの左手に注目!)
かったるそうなその表情も、とても良いのですが・・・(←暴走中)
今回のイチオシ(?)ぐれさんの表情は、p92の3コマ目に勝手に決定!
どうか、二人が次号も登場してくれますように・・・(願)
以上、暴走しまくりの綾瀬、でした。
突然、次回予想!!
次のフルバは16号!!そんなわけで(?)それまでに、勝手に予想を
立ててしまおうという無謀な計画パート5。
一体、何処まで続くのやら・・・(苦笑)
希望予想その1. 透と紅野がご対面。
遂に、草摩家の「呪い」の秘密が明らかに・・・
その時、透のとった起死回生の行動とは!?
希望予想その2. 慊人の魔の手が、遂に透に・・・!?
その頃、別の部屋では、はとりと紫呉が密談を。
彼らは、透のピンチに気付くことが出来るのか?
最悪予想その1. 透を心配したはとりが、慊人の暴力の犠牲者に・・・
最悪予想その2. リン、再び。その時、紫呉は・・・
・・・・・・さて、果たして結果は・・・・・・?(←どれもハズレそう)
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