モサラベの道 コルドバからメリダ銀の道まで

01,コルドバからCerro Muriano (Bar Equis)

4/12(金) ヨレインと6:45に出発しようと約束してたので6時からパッキング開始。6:40になったらヨレインも3階の部屋からバックパックを持って降りてきた。ここで朝飯にするのか、座ってパンを食べ出したので出発は6:50になった。


この時間はまだ夜明け前だが、狭い路地でも街灯が明るいのでヘッドランプはいらなかったな。さすが大都市コルドバ。


ヨレインは紙の地図とスマホを見ながらコルドバ脱出を試みているが、まかせていたら次第に迷いだした。暗いしさすがに大都市なのでカミーノを大きく外れてしまったようだ。それじゃぁ私のタブレットの出番だ。wi-fiがある内に巡礼路を細かくmaps.meに打っておいたので、現在地はカミーノから600m逸れてしまったのが分かった。でもGPSのお陰で簡単に修正できる。私がここは真っ直ぐで二つ目の信号を右に行ってとか指示してるとその通りに道は続いているのでヨレインもタブレットのGPSを信用したのが分かる。百の労力の内一つでも役に立つなら苦労の甲斐があると言うものです。そんなこんなでコルドバ脱出が長かった~。


後半は今日も山登り。ヨレインは細くて軽いからなのか私より足が速い。平地なら着いていけるが登りになると途端に置いてかれること多し。無理矢理着いていこうとすると故障の元になるので距離が空くのは無視しよう。居直って一人で道ばたでランチにする。今日の行動食はバナナとチーズサンド。地元のハイキングコースになっているようで、岩に腰掛けてランチしている横を何人ものハイカーが通り過ぎて行った。足が与太って来てるので岩場は注意が必要です。


12:50、Cerro Muriano村のオスタル(Bar Equis)に到着。扉にはカギが掛かっていたのでノックしたら先着したヨレインが開けてくれるかと思ったけど、屋上から店の人らしい男が、横のドアから入れるよと教えてくれる。こっちのドアはバルなのだが今日は休みらしく人の気配がなかったが入ることが出来た。オーナーのおっさんにチェックインして二人で一部屋50ユーロ。部屋にはベッドが3つあって、取りあえず落ち着くことができた。


シャワーして外に出たら先輩が到着してきた。今日は先輩と一緒の部屋です。部屋に案内してから買い物に行って今日も1リットルビールにポテチ、酒は余り飲まないという先輩にはコーラを買って帰る。先輩にヨレインを紹介したいが部屋が分からない。廊下で何度か大声で呼びかけてみるが反応なしだったので寝てるのかな?

その後、食料を仕入れて二人でお喋りしてたら、声に反応したヨレインがやって来たのでやっと先輩に紹介できる。部屋に招き入れて明日・明後日の相談をする。明後日、ヨレインは34kmの山道を一日で歩いてしまうそうだ。我々ロートル組は16kmの所にあるアルベルゲで刻みたいがメールしても電話しても(先輩は電話できます)反応がないので廃業しちゃったのかな?

先輩がヨレインに持参の浮世絵カードを上げる。私は自分でツルツルペーパーにカラー印刷した金の掛からないマリアカードを仲良くなった人たちにプレゼントしているが、先輩は高そうなカードを一冊持ってきている。日本の浮世絵は海外でも人気なので喜ばれそうだ。裏に二人の名前を書いてとリクエストされたので、日本語とアルファベットで書いて上げると、日本語はビューティフルと感心された。

明後日の行程がずっと山道を34kmなのでビビっていたらヨレインが途中のアルベルゲが予約できたと朗報を持って来ました。そこはもう廃業したと思ってたので大喜びです。ありがとうヨレイン。


今日の歩数 30,118歩

02,Cerro Muriano からVilla Harte(体育館でパエージャ)につづく