04,Conplejo Minas de CalatraveroからAlcaracejos 裸足で川越え

4/15(月) 山の中の一軒家のオスタルの朝。6時前に起きて足の手当をしてからキッチンに降りてコーヒーをいただく。キッチンには色んな物が揃っているがオーナーは肝っ玉母さんなので、冷蔵庫の中の物までみんな自由に使っていいらしい。一応は朝食付きのアルベルゲらしいので遠慮することなくあちこち頂く。



朝、7時に出発。最初の20分は上りだったけど意識してゆっくり歩いたお陰でふくらはぎは痛くならなかった(昨日はずっと吊り気味だった)。ボルタレンの勝利です。
18kmコースで起伏も昨日よりずっと軽そうだったけど、やっぱり楽に歩ける行程なんかありません。でも午後手前まで珍しく三人で付かず離れず歩くことができました。


今日のメインイベントは川渡り。足が鈍い私が二人に追いつくと何やらやってます。こ、これは靴まで脱がないと越せない川じゃないですか!!渡るための丸い飛び石がありますが中間がスッポリ水没しています。全員が靴と靴下を脱いで慎重に渡りました。誰も落ちないで良かったこと。膝まで使って川を越えたことは以前にもあったけど、靴を脱いだのは初めてかも!?その理由は面倒だから。


山の斜面に張り付くような村が現れました。前にも書いたとおり、外敵から身を守るために固まって防衛した名残なんでしょうか。下の方にはもっと暮らしやすそうな平原が広がっているのに、なんであんな傾斜の土地に固まっているのか我々日本人には理解できないです。ここは我々が目指す村じゃないので横を素通りです。


暑い暑いと言いながらAlcarasejosの公営アルベルゲに到着。やっぱり一番はヨレインでした。平地なら着いて行けても上りは追い付けません。今日は公営アルベルゲなのでwi-fiがありません(またか)。シエスタが迫っているのでティエンダで買い物してレストランで定食を食べました。赤ピーマンの何とかと言う初めて食べる料理は旨かった。飲み物はビールだったけど他の二人が飲んでいるティントデベラーノが妙に旨そうなので追加しました。全部で14ユーロ。たまの贅沢です。

留守にしていたアルベルゲにはオランダ人マリノスが入ってました。鋭い目つきなので、こいつ大丈夫かなが第一印象だったけど、良い奴でした。巨人国オランダらしくり180cmは優にあります。山の中34kmを一気に歩いてきたそうです。昨日も2メートル位ありそうなドイツ人は一気に歩いてたし、ヨーロッパの人の底抜けな体力には驚かされます。


5時過ぎにフランスおばちゃんが到着してきました。身体中真っ赤に日焼けして痛々しいです。長距離を歩ける体格には見えないけど頑張って歩いてきたようです。マリノスがそっと「彼女はバスを使った」とささやきました。なるほど。
6時過ぎたのでフランスおばちゃん二人と買い物に行きました。何しろ炭酸系が飲みたいのです。アルベルゲのテーブルでそれぞれ自分の食料を食べながら撮影大会になりましたがタブレットでは撮らなかったのでフェイスブックでは見せられません。


今日の歩数 36,040歩

05,AlcaracejoskaraからHinojosa del Duque 二段ベッドよりソファへつづく