05,AlcaracejoskaraからHinojosa del Duque 二段ベッドよりソファ 4月16日(水) Alcaracejoskaraの公営アルベルゲ。5:45,一番に起きて足の手入れとヨーグルトで簡単に朝飯を食べた気になっておく。まだ真っ暗な中をオランダのマリノスを除く4人で出発。真っ暗なのでデブのおばちゃんを除く三人がライトを点けて歩き出す。このおばちゃん私より遙かに歩くのが遅いしライトは持ってないし、本当に巡礼なのかな? 次の村に着く頃には明るくなってきて広場にはサンチャゴの銅像があったので揃って小休止とする。おばちゃんも追いついて来たのでみんなで記念撮影。広場近くの品の良いセニョーラがやってきてシャッターを押してくれました。このセニョーラも巡礼の経験があるらしく、ヨレインと色々お喋りしている。ヨレインはフランス語しか喋らないと思うけど、スペイン人は驚くほどフランス語を喋れる人がいます。自国語で巡礼が出来るのが羨ましい、日本語は誰も喋ってくれませんから。 広場を過ぎるとグッドタイミングで朝から開いているバルがあったので全員で寄って軽い朝食をいただける。私のお気に入りはコラカオとトスターダ・コン・トマテで2.5ユーロと凄く安い。トーストにトマトのペーストを塗りつけただけのものですが、貴重な野菜が摂れるので気に入ってます。 極端に足が鈍いおばちゃんは、もう置き去りにするしかないので三人でどんどん歩き続ける。相変わらずヨライン(フランス読みだとこうなるらしい)が先頭で引っ張り私たち二人が後に続く。今日もヨレインはさっぱり休憩を取らないので男二人はヘロヘロになってくるが、初めてヨレインが休む地点まで着いて行くことができた。その後はまた引き離され、町が近づいた頃には姿が見えなくなってしまった。 今日はHinojosa del Duque の公営アルベルゲ。町中に入ってくるとそこそこ複雑なので地元の人に教えて貰いながら到着。ちょうどそこに先輩とヨレインもやって来ました。二人はアルベルゲに入る前に警察署でチェックインしてきたようです。珍しく公営なのにwi-fiがありました。ありがたや。 下段ベッドがまだ二つ空いていたのでやったと思ったが、ひとつは先輩で、残りのひとつは遅く到着してくるフランスおばちゃんのだとヨレインが申してます。ヨレインがそう言うんじゃ仕方ないかと譲るしかありません。一応、先輩の上段ベッドに荷物を置いて確保してみたけど、入り口には手頃なソファーがあるので寝る頃になったらソファーに移動しようと密かに考えました。 先輩と連れだって大型スーパーに買い出し。先輩のスマホには素晴らしいカミーノアプリが入っていて、どこに行っても迷うことはありません。当然、この町のスーパーの行き帰りも先輩に頼っていれば迷わずに往復できます。1リットルビール、ハム、パン、ヨーグルト4,ファンタ、カット野菜で7ユーロちょっと。どれも一番安いのを選んでます。 今日は21.6kmなので楽勝かと思ったけど、中々楽勝な日はありません。地味~な上り下りを繰り返してヘロヘロ状態でアルベルゲに到着しました。 写真はアルベルゲ前の古い教会です。タブレットではこれしか撮らなかった。 明日はHinojosa del Duque から Monterrubio de la Serenaまでの34kmなので朝ご飯と行動食の3食分を作っておくことにする。暑くなる前に出来るだけ距離を稼ぎたいので5:30出発と決まりました。ガイドブックの推奨タイムは8時間45分ですが、我々ロートル組は10時間は掛かるんじゃないかな? 大事な飲み水ですが、昨日のアルベルゲからずっと水道の水は飲めないと広報がおっしゃいます。どゆこと?今日もそう張り紙がしてあるので市役所の中にあるウォーターサーバーのお世話になります。入り口は警察署で、警察官の前を通って市役所内に入っていくけど巡礼と分かっているので挨拶するだけで顔パスです。背中の水タンクに1.5リットルとペットボトルに500ミリ汲ませてもらったので、これだけあれば34キロ歩けるだろう。今日はソファーで寝るので睡眠導入剤と痛み止めを飲んでさっさと寝てしまう。 今日の歩数 41,040歩 06,Hinojosa del DuqueからMonte Rubio dela Selena エクストラマドゥーラ州突入へつづく |