07,Monte Rubio dela SelenaからCastura 親日家のポリス

4/18(木) まだ暗い6時にフランスのアリアが一人で出発していったが行動が不明瞭?私がキッチンで朝ご飯を食べていたらトマトペーストが詰まった瓶をくれると言うし、自分はもういらないからと言ったようだがフランス語なので良く分からない。ヨレインに後で聞いた話だと、アリアはもう歩かないことに決めたんだそうだ。ここから→メリダ→マドリッド→フランスとバスを乗り継いで帰ってしまうらしい。巡礼は雰囲気を楽しむためにやって来たのかな?想像と違って過酷なのが分かったので止めたってことなんか?雰囲気を楽しみたいだけならフランス人の道を選ぶべきだったな。あっちなら体力のないアリアでも十分楽しめただろうに。


Monterrubio de la SerenaーCastuera 18.4kmの行程。先輩と二人で7時に出発する。今日の道は歩きやすく快調に歩いていられる。2時間後にマリヌスが追いついて来て、その暫く後にはマリヌスが休んでいる所を通り越す。さすがに昨日の半分近くの距離は美味しかったです。今の年齢ではこのくらいが理想的だなー、それは当然のことながら宿次第なんだけど。


Castueraには10時頃に到着できたので、今回で一番早い到着じゃないかな。二人で町の通りを歩いていると、道路の反対側にいたポリスが受付場所である警察署はあっちだよと教えてくれる。ポリスはパトカーから手を振ってくれたりいつも巡礼に親切にしてくれる。警察署に行くと、ここでも二人の警官は妙に好意的だった。一人が特に愛想が良くて自分の名前を漢字で書いてとリクエストされたので頭を捻って書いてみたが、日記に何を書いたのか記してなかったので忘れてしまった。書いて上げた紙はキチンとポケットに仕舞ってくれたので、家族にでも見せるんでしょうか?アルベルゲは警察署からは離れた所だったので丁寧に教えてくれ、入り口のカギは明日朝に警察署外にあるポストに入れてと言われる。宿泊料は8ユーロと少し安めだったので嬉しい。


アルベルゲには先客がいて、数日ぶりにカナダの元教師のおじさんアラインがいました。足を故障している奥さんは既にマドリッドにバスで移動していて観光を楽しんでいるらしい。他には足の早いオランダおじさん。遅れての到着は足を怪我してバスでやって来たヨレーン。大袈裟に包帯を巻いて早速大量の氷で冷やしてました。あと数日で歩けるらしい。自分の方の腰は痛み止めを飲まなくても今日は大丈夫だった。ここんとこ調子が良いので試しに痛み止めを飲まずに歩いてみたのだが、この調子がずっと続いてもらいたい。

最後の珍客は髭ボーボーで髪も伸び放題のヒッピーみたいな若者。なんとオーストリアの自宅から歩き始めてサンチャゴ経由、私の出発したアルメニアまで逆に行くそうです。それだと3000キロ位になるんじゃないかな?カミーノには色んな人がいます。

先輩と連れだって少し離れたスーパーDiaへ。買い物では久し振りに塗るチーズを買ってみた。やっぱり美味いし先輩にも好評。1度で食べきれないので明日は持ち歩きます。今日は宿代8ユーロで買い物10ユーロ以内だったので、珍しく20ユーロを下回った。2019年に巡礼したときは毎日のように20ユーロ以内で済ませることが出来たが、円安と5年経って物価が上がっているので20じゃ無理。それに私営アルベルゲやオスタルに仕方なく泊まるとそれだけで20ユーロを突破しちゃうので一日の経費は30から40の日の方が多い。いてててての日々が続きます。

今日はwi-fiがないのでメモだけしています。が、昨日からどういう訳かメールが使えなくなってしまった。スペインからメールを出し続けているので不審に思ったマイクロソフトに止められた。何とかしようと試してみたが、認証が難しくて思うようにいかないので、もう放っておくことにする。それにしても20年も使い続けたHotmailはあらゆる所からのメールが舞い込むので困った。bookingcomやエティハド航空からのお知らせまで来るのでまるで陸の孤島みたいな気持ちになってしまう。

今日の歩数 31,699歩

08,CasturaからCompanario 体育館併設のアルベルゲへつづく