08,CasturaからCompanario 体育館併設のアルベルゲ

4/19(金) 6時に起きて朝飯と足の手入れをしておく。カナダ人は6時に出発して行ったが我々は6:45 出発。小さな町だが街灯がそこかしこにあるのでライト要らず歩けたので有りがたい。まずは昨日お世話になった警察署まで行ってカギを返しました。返すのは外に設置されたポストです。オスタルでもアルベルゲでも、こういうカギの返却方法は普通です。ヨレインは今日も歩かないで復活に備えるようだ。


今日は特筆するようなイベントはありませんでした。遠くに見えるのが出発した町ですが見えますか?綺麗な朝日が拝めるのは早起きの賜物です。

カミーノは舗装してなくても歩きやすい道で助かる。舗装路は足が痛くなるので土の道で平らなのが一番ありがたいです。1時間ちょっと歩いて道ばたで休んでいるとマリヌスが追いついてきた。相変わらず足が速い。後半はやっぱり荒れた道になるが、大したことはなくてノーダメージで12時頃にCampanario村に到着。地元民に尋ねながらアルベルゲを目指している所に、向こうからマリヌスとヨレインがやって来た。長距離は歩けないが村の中で買い物に行くくらいは大丈夫らしい。


地域の警察でアルベルゲの鍵を貰って体育館内のアルベルゲへ。警察官が一生懸命にアルベルゲの説明をしてくれるが、私と先輩はスペイン語カタコトなのでさっぱり通じないと諦めた警官が通りを渡ってアルベルゲの中まで連れてってくれ、体育館の中にいた管理人にバトンタッチしてくれました。我々にはこれが一番ありがたいです。

スペインの公営アルベルゲは自治体が運営してることが多いので、管理は役所や警察、消防署などが請け負っていることが多いです。日本の四国遍路もこうやって安く泊まれることができるなら、今の十倍は遍路が増えると思うな。


ベッドは二段が3台だけの小さなアルベルゲだったが、二人とも無事に下段をゲットできました。目出度い!マリヌスは早い到着でもいつも上段ベッドにするのでありがたいです。若い人は上のベッドの方が好きなようで、時々こういう若者がいます。


先輩と二人でスーパーDiaで冷凍パエージャを買って久し振りの米のご飯を食べられました。長粒種米だったけどまずまずでした。


食後は表のベンチに座って楽しくお喋り。先輩の翻訳スマホが大活躍です。マリヌスもすっかり私たちのメンバーになって楽しく過ごしています。今日泊まっている巡礼は私を含めて4名だけなので、巡礼が少ないモサラベの道は出会う巡礼はみんな仲良しになります。上の写真でマリヌスが持っているのは生の人参です。これをポリポリ何本でも食べてしまいます。日本人もこういうことする?

公営アルベルゲなのでwi-fiはないです。フェイスブックで応援してくれてる友達が心配するので近況を時々知らせないと心配しちゃいます。なので近くのバルからのアップデートです。コーヒー一杯で粘ります。

ここでショックなことが判明しました。ヨレーンとマリヌスは明日、我々二人とは違うひとつ先の町まで行ってしまうそうだ。ヨレーンとは2日後に再会できそうだが、マリヌスは足が速いのでもう会えないだろう。残念だがカミーノに出会いと別れは付きものです。


今日のアルベルゲはこんな感じですが、とても人が住むとは思えない入口に見えるでしょう?中はベッドルームが1部屋とトイレシャワー室だけでキッチンがありません。なので明日は六時に明かりを点けても良いかと確認を取ると、一度はOKしたヨレーンが後から6:50にしてくれと言い出した。それで7時には出発できると言うが、そんな上手いこと行く筈がない。私が6時と言っているのは朝食とパッキング含めての時間なんだから。明日の天気予報は40から50%の雨模様なので今から全ての荷物をビニール袋に入れて用意しておく。ヨレーンの足はまだ腫れているので、あと二日は歩かない方が良いだろう。


今日の歩数 41,289歩

09,CompanarioからLa Haba へつづく