09,CompanarioからLa Haba 生活臭の漂うアルベルゲ

4/20(土) 今朝も素晴らしい朝焼けが見られました。朝焼けは三日天気って言わないんだっけ?あれ?朝焼けは雨、夕焼けは晴れだっけ?

CampanarioからLa Habaへの20.3km。久し振りの雨予報。40-50%なのでザーザー降りにはならないだろう。事前に分かっていれば十分に対応できます。レジ袋を総動員して全ての荷物を雨から防護してからバックパックの中へ。バックパックには一応雨カバーを掛けるがそんなもので雨の侵入は防げませんから。

私の雨具はスーツタイプだが持っているのは上着だけ。ズボンは股あげが大変になるので最初から買ってません。これだと腰回りが濡れて不快になるので大きなビニール袋の底を抜いたのを持参しています。ゴミ袋じゃなくて黒い袋なので少しお洒落です。w
オランダのマリヌスに「これはオランダのマルテンに教わった」と言ったら「オッ、マルテン!」と。前のカミーノでオランダのマルテンと仲良くなって1ヶ月位一緒だったと言ったのを覚えてるのです。

マリヌスは我々とは別のひとつ先の町まで歩くので永遠の別れです。最初は目付きが悪いやっちゃなと思ってたけど馴れるととても良い男でした。我々と同じくサンチャゴまで歩くそうですが、マリヌスは足が早いので再会は無理だなー。いざ歩き始める時間に外に出てみると降ってません。それどころか今日は快晴の予感さえします。ヤッター、雨は無しです。


暫く歩いた先には大きな養豚場があった。きっと生ハムになる運命の豚さん達だろう。スペインのバルやレストランには溢れるほどの生ハムの塊が吊されているので、豚さんもそれだけ必要なんでしょう。自分の運命を知ることなく今の楽しい時間を謳歌しててね。


順調に歩いてLa Habaへは昼頃に到着。オスピタレロのおばさまがアルベルゲの入り口で手を振ってくれました。きっとヨレーンが電話してくれてたお陰でしょう。中に入っていくとカナダのお父さんの方が既にチェックインしていてソファーでくつろいでいました。


今日のアルベルゲ、La Habaは近代的で立派、最高級アルベルゲじゃないかな。と思ってたら何故か地元の労働者らしき人たちが数人、中で食事したりベッドルームを使ったりしています。どゆこと?想像だけど巡礼が少ないアルベルゲを空けておくのが勿体ないので地元民の休憩所として活用してる気がした。それでキッチンには飲みかけのワインがあったり冷蔵庫にも使いかけの食材などがあって、嫌に生活臭がしていたのか。


まぁわれわれ巡礼には干渉しないらしいのでこちらも干渉しないでおきましょう。何はともあれ一部屋に二段ベッドが2台置かれている部屋が複数あったので先輩とツインルームみたいなもんだ。

今日の歩数 30,588歩

10,La HabaからMedellinへつづく