11,MedellinからTorresfresneda Kohちゃん登場 4/22(月) 体育館アルベルゲの朝です。薄いマットレスの上に仲良く寝袋を敷いて寝ました。日本人は床に布団を敷いて寝るのが一般的なので、ごく自然です。起きるとヨレーンのマットレスの位置が大幅に動いていました。外からのライトがヨレーンの寝ている位置にドンピシャで当たっていたとのこと。昨晩、寝る頃はまだ明るかったので気にならなかったけど、暗くなってから気付いたようです。 7:50、三人で出発したけど足を怪我してるヨレーンはバスでメリダへ向かいました。我々二人は次のアルベルゲがあるTorrefresnedaへ徒歩で向かいます、当たり前ですが。遠くに見えているのは昨日近くまで歩いた中世の城です。 町外れにローマ橋があって、凄い迫力です。橋も凄いが周囲の景観とマッチしていて、これが素晴らしかったです。橋はローマ時代と言うことですが、立派過ぎます。こんな立派な橋を造るのは、ローマ時代でも有力な町だったのが想像できます。周囲の建築物も立派で凄い空間を堪能しました。これがモサラベの道の素晴らしいところです。 Yelbes村のバルでコラカオ休憩した後は、ふくらはぎがまだツレて少し痛みがあるので先輩には先に行って貰いました。大事に歩かないとまた一日苦労する羽目にならないとも限りませんから。 平らな道が続き楽勝と思いましたが最後の詰めが甘くなかった。遠くにTorrefresnedaが見えたのにカミーノはグルーッと大回りして村に近づきません。何でこんなに遠回りさせるんだいい加減にしろと思いました。 Torresfresneda村に入ると教会があって、アルベルゲはその隣りだと言うことを地図で知っています。受付は通りを挟んだ役場なので向かうと先輩が出て来ました。無事にチェックイン8ユーロでした。 アルベルゲは二段ベッドが2台ずつ入った部屋がふたつあったので、豪華に一人一部屋にしてみたけど後からオランダ人巡礼の初顔がやって来たので先輩の部屋に引っ越しする。その後、スペイン人とコリアのお嬢さんもやって来たので全部で5人になった。コリアの子は私たちと同じアルメリアを出発してきたが、私たちより1週間も遅く出発したのにここでもう追いついてきた。凄いね若さだねー。 写真は今日のアルベルゲです。立派な建物でした。落ち着いた所で先輩と村のティエンダに買い物。1リットルビールはあったけど冷やしてないので駄目元で「てぃえねす せるべっさ ふりお」と言ったら奥の部屋から出してきてくれました。言ってみるもんだ。どういう訳かこういうパターンが時々あるので、何で見えるところに置いておかないのかな?冷蔵スペースの問題か? アルベルゲで買ってきた食料で昼飯を食べてからWi-Fi求めてバルへ。2ユーロの白ワイン1パイで先輩と二人で1時間ほど粘る。Wi-Fiがある所で日本で応援してくれている大阪のMさんとビデオチャットが出来た。Mさんと私たち二人と福岡の婦人の4人でメール回覧板を回しているが、福岡の方は私たちより半月先行して同じ銀の道を進んでいます。回覧板やってる4人のうち3人が同じ銀の道を歩いているという不思議。 6時過ぎたので夕飯みたいなことをしてみる。私は日本から持参の固形クノールスープをカップに入れて電子レンジでチン。塩をひとつまみ入れるだけでとても美味しい。先輩もスープを作っている。昨日買ったチョコパンはひとつ1.9ユーロもしてたのが判明。だからパン2個で4ユーロもしたんだとやっと分かった。多くの場合、値段も聞かずに買ってしまうので往々にしてこういう事があります。 さて、今日のメインエベントは韓国のコーちゃん。なんと先輩とは昨年のポルトガルの道で会っていたと言い出しました。その時の写真も見せてくれると確かに先輩とコーちゃんが一緒に写っていて、先輩の菅笠にサインまでしていたとのこと。既に先輩とはフェイスブック繋がりになってました。ビックリポンです。今回初のカミーノマジック。すっかり忘れていた先輩もびっくりしています。コーちゃんとのエピソードはこの後もありますが、また後のお楽しみで。 今日の歩数 28,846歩 12,TorresfresnedaからMeridaへつづく |