9,ムシアからサンチャゴへ 6/10(月) ムシアからサンチャゴへ戻るバスは6:15発と忙しいので歩いてる時と同じ早朝から行動開始です。次は15時過ぎなので、みんなどうしてもこのバスに乗りたいでしょう。混雑必至。宿を出発してからここまでは真っ暗な中を歩いて来たので、バス停に大勢の人がいるのを見て安心しました。 20分前にバス停に到着。真っ暗な中に既に沢山の巡礼が待っていてバスも停まっています。あれ?スペインにしてはバスが早く来るんだなと乗る用意をしているとパラパラとバスの荷室から何人かがリュックを出しています。バスはサンチャゴ行きではなかったらしい。スペインでバスが時間前に来るなんて、どうもおかしいと思ったよ。 そのバスが出ると入れ換えにサンチャゴ行きが入ってきました。沢山の人が乗ったけど満席にはならず私は二人掛けシートを占有できました。幾つかのバス停を通り越して途中、ネグレイラに寄ったので知っている所を写真に撮ろうとまごまごしていたが、ピンぼけ写真しか撮れなかった。9時頃サンチャゴバスターミナル到着。 2日後に乗るマドリッド行き乗り場を確認してターミナル待合室で残りのパンとジュースで朝飯としました。やっぱり食料持っているとこうして朝ご飯を食べられるので便利です。1週間ほど前にマドリッド行きのチケットを買ったバスターミナルなので流れるようにメノールのアルベルゲへ到着。以前のバスターミナルよりこっちの新しい方がメノールに近いので便利です。 8:50メノールの受付でドミトリー2泊で48ユーロ。メノールも高くなったもんだね。最初に泊まった2015年は12ユーロで、それでもそれまで泊まっていたアルベルゲと比べると高いと思ったものだが、今はその倍だもんね。でも、高くてもやっぱりサンチャゴでは懐かしいメノールに泊まりたいです。発行された用紙には 2F ZoonD 2041 BedNoと書かれています。つまり2階(日本の3階)のベッドルームDでベッド番号が2041番と言うことです。3階だけどメノールは暫く前からエレベーターを設置してくれたので高い階層は気になりません。エレベーター無しの時代は階が1つ違うと疲れた体で登るためにとても重要だったのですが。 ベッドルームに入れるのはやっぱり2時過ぎなので、バックパックは1階にある有料ボックスに入れてねと言われるが、あれってお金は戻らないので食堂の隅っこにバックパックを置いておきました。他にも何人か同じ事を考えた人がいるようで、バックパックが幾つか置かれていました。まぁ普通の感覚だとここは巡礼以外はやって来ないので盗まれることはないでしょう。普通に考えればね。 時間もあることだし、買う気もないのにアバストス市場に行ってみる。早朝なら全ての店が開いてるだろうが、もう時間を過ぎたのか多くの店はシャッターを下ろしていました。まぁ雰囲気を見に来ただけだよ。 私がフィステラルートを始める前に、フランス人の道を歩いた人でサンチャゴまで歩かなくても巡礼証明書を貰えた人がいたと聞いていたので、じゃぁ私もサンチャゴからフィステラ・ムシアまで約120kmを歩いたのだから貰えるのかなと半信半疑のまま巡礼事務所へ行くと、門前払いに終わりました!?なんだ結局駄目なんじゃんね。ダメもとで来たので惜しくはないですが。 時間もあることだしカテドラルでも行ってみるか。調度9時半のミサが始まるところでした。12時から巡礼者の為のミサがありますが、その前にもあったようです。もちろんボタフメイロのぐるんぐるんは無しでしたが、12時のミサに与った人からは、ボタフメイロの儀式があって感激したと言ってました。それは惜しいことをしたな。既に5,6回は見ているボタフメイロだが、やっぱりサンチャゴに来たからには何度でも見てみたい。 今日の歩数 ロクに歩いてないので無視 10,サンチャゴ連泊へつづく |