10,サンチャゴ連泊

6/11(火) サンチャゴのアルベルゲメノール

キッチンに降りて手持ちのスープと沢山のチェリーで朝飯。キッチンには粉末スープ多数と抹茶ラテが数個あったので渡りに船と幾つかいただきました。どちらも日本語が書かれているので、これ絶対に日本人巡礼が置いてったもんだよな。すぐM先輩もやってきて同じことをしています。その後来てみたら全て無くなっていたので、誰でも欲しい物だったのでしょう。私も遠慮せずにもっと貰っておけば良かったな。

日本に帰ってきて分かったことですが、このスープと抹茶ラテはフィステラで数日間を一緒に行動したSさんが置いていったことが判明してビックリしました。これもミニ・カミーノマジックでは無いでしょうか?大袈裟?

先輩はマドリッドへ戻るチケットがまだ買ってないので駅に向かい、自分はカテドラルのミサへ。11:20に入場した時はまだ何席も空いていたがものの5分で殆んどなくなってしまい10分後にはゼロに。タイミング良く入れて良かった。この混みようだときっと入り口では既に入場制限が掛かってるんじゃないかな?


ミサの後は祭壇後方にあるサンチャゴの像を後ろから羽交い締めにしてから遺骸が納められていると言う銀の箱を訪問しておきました。どんなことになっているのか、一度中を見せてもらいたいもんです。

カテドラ前の広場で1時集合して修道院のレストランに行くことになってます。でも中々見つからないのでオブラドイロ広場じゃなくて別の所だったかなぁと裏の二カ所ある広場に行ってみるがいません。またオブラドイロに戻ると二人が私を捜していました。何とか三人集合して修道院付属のレストランへ。私と先輩は初めてだったがKhoさんは三度も経験していたので威厳のあるレストラン入場では心強いです(田舎の高校生か?)。


いやー、ここ最高ですわ。今までサンチャゴで安くて一番と思ってたレストランCasa Manoloは水だけになってしまったけど、ここはワインが飲み放題です。お勧めです。カテドラルの横San Martiño Piñario e Seminario Maiorのレストランです。サンチャゴに来たら思い出してください。

ところで何故にこの会食が成立したかと言うと、韓国のKohさんが誘ってくれたのが始まりです。ここまで頻繁にメッセンジャーで以下のコメントを矢継ぎ早に送ってくれてました。
「サンティアゴで一緒に食事やワインを飲んでほしいです」
「修道院で食事をする場所はどこですか? いつ行きますか? そこに私も一緒に行って食事したいです」
「オブラドイロ広場で1時に会いましょう」等々、他にも幾つものコメントが寄せられました。何で一度だけしか会っていないこんなおっさんをと思っていましたが、話を聞いて納得できました。私が2017年銀の道で友達になっていた韓国のオーさんを韓国のCamino コミュニティで知っていたらしく、それで私に興味を持ってくれたらしいです。いやー、何がどうなるか分かりませんね!Camino の人付き合いは不思議の連鎖です。これもカミーノマジックのひとつでしょう、ありがたいことです。


スーパーのフロイスで今晩の食料と明日のバスで食べる分を買って帰りました。今晩6時からメノールのキッチンで日本人同士が集まって食事をすることに先輩がセッティングしてくれてました。みんな自分の食べる分を持ち寄るだけで良いらしいですが、私は運良くイチゴの大きいパックを買っていたので、それを提供すれば良いかと計画しました。先輩とは四国遍路で知り合いになったらしい夫婦と初顔の老年紳士の5人が集まりました。M先輩は顔出しOk貰っていますが、他の3人にはその後はコンタクト取れてないので顔は伏せてみました。

明日はマドリッドへ行く日です。10:45のバスなので朝がゆっくりできます。
日本も同じだけど鉄道よりバスの方が数分の1で経済的に行くことが出来ます。その代わり今回のバスはあちこち寄るのでマドリッドまで凡そ10時間掛かります。チケット買うときに直行便で買うのを忘れてた。

今日の歩数 25,104歩

11,サンチャゴからマドリッドへつづく