07, Castero Del Rio からSanta Crus ( Hostal Casa Jose ) 4月8日(月) 公営アルベルゲCastro del Río、早朝と言うより夜中ですが、リアムは6時に風のように出発して行きました。さすがに40km歩こうと言う人は気合いが入ってる。 次いで6:25にソロのおばちゃんが出発。この人は初めて会ったのに馬鹿に愛想が良かったので巡礼慣れしてる人のようだ。後でずっと一緒に行動するヨレインだと気が付くのはまだ後だ。オランダのおばちゃんも起きてきたが出発はまだのようだ。 自分は7:15に出発。近くに矢印があっただけで、この町には矢印がさっぱり見当たらない。暗い夜明け前だが地元の人はパラパラいるので3回道を訪ねてやっと町外れに到達すると、本日2個目の矢印発見。個人の家や壁に矢印を描くには承諾がいるだろうから、大きな町は矢印を描きたくない家が多いのだろうか? すぐ夫婦の巡礼がやって来た。迷ってる時に出会いたかったよ。カナダの夫婦で奥さんは朝から疲れているようで、今日は6キロだけ歩いてEspejoに泊まるそうだ。この二人もこの後親しくなって何度も何度も一緒の宿になった。 暫く歩いて振り替えると夫婦の姿が見えないので相当鈍いようだと思ったが、その後朝飯にした時にgpsで位置を確認したらカミーノを大幅に外れていて修正は困難なのでこのまま国道を行くことにする。どうりで夫婦が見えないはずだ。 9:45、Espejoの町を通り越すときに遥か下の道を見たら夫婦が歩いていたので、あそこがカミーノだったのかと気付く。夫婦はもうこの町に泊まると言ってたな。奥さん元気になると良いが。Espejoを通りこしたバルでコラカオ休憩。毎度のことながら店に入ると方向感覚が狂いあらぬ方へ歩き出したが不安なのでgps で確認するとやっぱり違っていた。あぶないあぶない。 やっと本日の宿があるサンタクルスが見えてきた。予想通り町の手前に矢印を見つけてカミーノに復帰できる。丘が連なる光景はフランス人の道のよう。 Hostal Casa Joseはリアムの予約が生きてなかったが問題なくチェックイン出来た。オーナーの親父さんは予約なしの飛び込み客がやって来たので嬉しそうだった。部屋に案内されると24ユーロだが金額に見合う良い宿です。残念なのは店がシエスタに入ってしまい再開は午後6時。オスタルのレストランで食べるっきゃない。今回の巡礼で初の定食、ビール付けて11ユーロ。ガスパチョが冷たいのは分かるけど、どういうわけか肉まで冷たいんだが? 部屋に戻って日記を書こうとするが天井のライトが点かないので親父さんに来て貰う。ベッドの上に上がって故障してないか見ていたが、結局、ベッド脇のスイッチで切られてたのが判明。普通は壁のスイッチでもベッド脇のスイッチでもON/OFFできると思うので配線ミスじゃないのかね? ※仕事で覚えたミニ知識 二カ所でON/OFFできるスイッチは三路と言うスイッチが必要で、三カ所なら四路スイッチが必要です。二カ所は例えば廊下のあっちとコッチでON/OFFできて、三カ所と言うのは階段のてっぺんと一階に加え途中階が加わったものです。 明日はコルドバで二泊して骨休めかと思ったが、どこも高いので一泊で通過にします。代わりにショートコースが選べると良いがどうかな? パスカルが居ないのでスペインおばちゃんに安いオスタルを知らないかと尋ねたら、自分が予約してるオスタルを教えてくれ、bookingcom で残り1つのベッドを確保できました。スペイン語だけのおばちゃんだけど、屋上の物干しを教えてくれたりとても親切です。今朝、二番手で出発した婦人です(これが後に何日も一緒に歩くヨレインでフランス人だった。フランス語とスペイン語の区別が付かなかった!)。 夕方のシエスタが終わる時間になったので再びティエンダへ行くとパスカルとオランダ婦人もどこからかやって来た。みんな買い物できないと困るもんね。お陰で欲しかった干しぶどうも買うことができました。干しぶどうは適度に水分があるし甘みもあるので行動食としては優等生です。 今日の歩行数 33,404歩 08, Santa Crus から Cordobaへつづく |