15 サラマンカから Calzada de Valdensiel

5/9(木) サラマンカの25ユーロもするオスタル(二段ベッド)は朝食付きの触れ込みだったが、そんなのはどこにも用意されてなくて微塵も感じないんだがな。食べてからゆっくり出発しようと思ってたけど半月ほど前に銀の道を歩いた人からベッドが無くなるので6時出発が良いと助言がありました。どっちみち朝飯の用意はされて無さそうなので間を取って6:50にサラマンカを出発。
サラマンカから銀の道はマヨール広場の中央から始まります。風邪引きなので配布された枕カバーを胸に仕込んでいます。不職布なので水を吸わないから、歩いているとこれに水滴がたっぷり溜まります。そしたらゴミ箱を見つけてポイします。


朝焼けのマヨール広場には既に二人の巡礼。その後は8人に抜かれたのでこりゃ大変だ。でも歩きながらツラツラ考えたところ、こんな朝早く出発して、歩くのも早い人達がたった15.8km先の村に泊まるかな?きっとその先まで歩くに違いない。きっとこの予想は当たっているだろうと期待する。


3時間歩いただけで10時に目的のCalzada de Valdunciel村に到着しました。ご覧のように一目で村全体が見渡せてしまう程小さな村です。ちょっと高い塔が見えてるけど、あれが以前にミサに与った教会でしょう。村内に入っていくとバルの中から出てきたステファンから声が掛かりました。5日ぶりにステファンと再会。バルに入っていくと他に老若男女6人がいて、全員もっと先まで行くそうで暫くしたら全員が出発して行きました。予想通りです。

アルベルゲは一番乗り。1時間後にスペイン親父二人が到着。その後は老夫婦が到着したがベッドルームが暗くて狭いことにマダムが難色を示して立ち去りました。こう言う贅沢な人も居ないと困るのよ。結局、二段ベッド4台で定員8人だけど泊まるのは4人だけでした。快適~。でも、このアルベルゲが混むと教えてくれた方が泊まったときは満杯状態で1つのベッドに二人して寝たり、床に寝た人もいたそうなので、その日は巡礼が団子状態だったようです。ちょっとずれるとこのようにスカスカの日もあるので混む混まないは運みたいなものです。


今日もステファンはヨガだかストレッチだか良く分からないことをしています。座禅みたいなこともしているし、やっぱり変わり者です。公営アルベルゲあるあるでwi-fi がないのでメモしています。


お昼兼夕飯はティエンダから買ってきた物で済ませます。いつものように1リットルビールにトマト、チーズとパン。代わり映えしませんが買い物が出来て食べられるだけで幸せです。このテーブルは7年前に仲良し3人で食べた思い出のテーブルです。なんとも懐かしい。

明日はEl Cubo de Tierra del Vinoまで20.6km。ステファンがスペイン親父に予約電話を頼んでくれました。ステファンは娘がプレゼントしてくれたと言うスマホを持っているが、何故か電話はできないそうです。そして明後日はいよいよサモラ31.6kmです。サモラ在住のフリアンが忘れずに会いに来てくれるかな?


こっからはM 先輩にCalzada de Valduncielのアルベルゲ情報をメッセンジャーで送りました。「今日の混み具合は上記の通りですが日によって違うので何とも言えません。ただ、ベッド8台がフルになったとしても談話室には肘なしのソファーが4台に肘つきのソファーが多数あります。うまく使えばプラス2人が泊まれるのに加え、談話室広いので床ならもっと泊まれます。心配ご無用です。」
ステファンのベッドは下段が確保できていたのに左のソファーを三つ並べてベッドにしていました。ステファンもソファーが好きだったんだね。

今日の歩数 24,162歩

16 Calzada de Valdensiel から Torrode Sabre へつづく