04,Veldesalor から Caseres 歴史の町カセレス

4/28(日) 昨日頑張った褒美で今日はショートコース。Caseres 迄の11.8kmのみです。ゆっくり出発しようと思ってたけどポーランド組からカセレスのカテドラルでミサに与ろうと誘われてしまったので、やっぱり通常の出発時間になりました。ポーランド組ホントに真面目信者。


今日もギエネクと三人で歩き始めて、途中からドイツの変人ステファンが加わる。ステファンの服装は破れたズボンとおかしな麦わら帽子を被っていて両手に拾った木の棒を常に持っているので遠くからでも分かります。バックパック背負ってなかったら浮浪者です。あの棒切れ、力を入れて突くと折れるんじゃないかな?
カセレスの町に入った所にバルがあったのでステファンと二人で寄りました。少ししたら先輩がやって来たので合流。三人でそのままカセレスの旧市街に入って行きました。


新市内から旧市内に入りたいが、どこから入っていいのか良く分からない。まぁこの辺りだろうと坂を登っていくとほぼ当たりだった。やがて旧市内の中心カテドラルの前に出られる。ミサまでにはまだ時間があるので、カセレスで一番賑やかな所はマヨール広場なので、そっちへ行ってみましょう。上の写真、右にちょっと見えているのはカセレスの観光案内所なので冷やかし半分で案内してもらいました。


ポーランドチームとはカテドラルのミサに与りましょうと約束していたので二人でミサ中のカテドラルの中へ。だが暫く経ってもポーランドチームはやって来ないし中は寒いので途中で失礼しました。と、出たところでばったりポーランドチームと遭遇。彼らとはここでお別れになるのでハグしてバイバイしました。最初にメリダで見た時は普通の観光客にしか見えなかったけど、れっきとした巡礼でした。しかもサンチャゴまで行くらしい。


私はテレビ番組で見た、日本の職人が世界各地を巡ってその技術でアチコチ修理して喜ばれる番組「職人ワゴン」で、ここカセレスのカルバハル邸を修理したのを覚えていたのでビデオから撮った写真を一枚だけタブレットに入れてあります。これを見せれば喜ばれるんじゃないかなと思って。


で、いざカルバハル邸の受付に行って写真を見せるとテレビの婦人は今日はお休みとのこと。応対してくれた人は特に興味もなさそうだったので肩すかしを喰らってしまった。


今日のアルベルゲは私営なので予約してもらいました。それとwi-fiがあります。久し振りのwi-fi。部屋は天井が斜めってる屋根裏部屋ぽいですが、シングルベッドが2台の個室でした。前に泊まった時は2段ベッドだったのでラッキーです。


二人でキッチンでお昼を食べてから歴史の町カセレス散策に出かけました。残念ながらカセレス博物館は閉館日でした。ここシニア割引で無料で入れるのになぁ。旧市街はそんなに広くはないので、あちこちぐるぐる廻りました。カセレスは旧市街がまるごと世界遺産になってると思った。なので欧米の人には人気の観光地らしく、沢山の人たちが来ていますが日本では知られてなく、日本のツアー案内でカセレスを廻るのは見たことないです。韓国や中国人の姿も見えないので、今のところアジアの人たちには知られてない隠れた名所でしょうか。

今日の歩数 29,948歩

05,Caseres から Casar de Caseres へつづく