05,Caseres から Casar de Caseres 仕方なくショートコース

4/29(月) 今日はCasar de Caseresまでの11キロだけなので余裕です。もっと歩いた方が良いんだけど、次にアルベルゲがある町までは33キロの距離があるので、どうしてもこんな行程にならざるを得ません。今日、楽できるあおりで明日は33キロ歩く必要があります。もっと平均化できると良いのですがそうも行かないのが辛い所です。


ゆっくりと8時に出発。居眠りしてても着ける距離なので気楽です。7年前に歩いたときと明らかに道が違っていました。もしかして自分が7年前に歩いたのはカミーノじゃなかったのかと思えるほど別の道だった。ガレキだらけの坂が続き歩きにくいです。


平地に降りてくると羊の大群がお出まし。驚かさないように静かに間を通らせて貰います。こういう所には必ず数匹の牧羊犬がいて怪しい人間に目を光らせていますが、こちらが不審な動きさえしなければ問題なく通ることができます。普通に放し飼いされてる犬より仕事に忠実な牧羊犬の方がずっと安全です。


11時、Casar de Caseres の町外れに到着。前に来たときは正面に見えている壁にぶつかってから右に回りこんだ記憶があるけど、今回は手前に標識があった。町の中に入ると立派な遊歩道が続いており、町の余裕を感じられました。

この町も記憶とは違っていて、公営アルベルゲまではかなり歩かなくてはならなかった。ホントにいい加減な記憶で困ったもんだ。アルベルゲすぐ前にはインフォメーションがあって、チェックインの時間になったらここで宿賃6ユーロを払って使い捨てシーツと枕カバーを貰ってアルベルゲへ。ここの特徴はベッドとトイレ・シャワーが隣り合っていること。トイレ前のベッドでは寝たくないなぁ。


可愛い建物は公営アルベルゲと町役場。同じ色使いで可愛らしいです。明日の巡礼路は役場の前から始まります。


こちらはアルベルゲ、逆光なのでピンクが薄いですが、役場と同じ色です。
月曜日は買い物の心配はありません。シエスタの時間を除いては。少し離れたスーパーDiaに二人でお買い物に出かける。明日は33キロの長丁場なので、サンドイッチも3食分を作りました。水と食料もそれなりに必要です。おまけに途中には村も店もない荒野が続きます。でも私営アルベルゲなので予約だけは取ってあるのでそこは安心。


アルベルゲの出窓で先輩がガハハと笑っている姿をパチリ。同じ部屋になった縦横にでかいスペイン人は6時スタートと言ってますが、我々は明るくなる手前の7時です。このスペイン人がカミーノのリボンをくれたので、これは日本に帰るまでずっと持ち歩いていました。

5時過ぎにやって来たカップルがいた。幸いベッドは空いているが、フルの可能性を考えないのかな?5時どころか8時に到着する巡礼もいるし、私には考えられないよ。私たちのベッドルームは下段がフルになっているので、役場は親切にもう一部屋を開放したのでみんな下段ベッドに落ち着けたようだ。

今日の歩数 22,610歩

06,Casar de Caseres から Caanaveralへつづく