08,ガリステオ から カパラ遺跡 Hostal Astorianos

5/2(木) ガリステオからカパラ遺跡へ29kmの行程。計画では途中のカルカボソに泊まる筈だったが部屋のみんながカパラ迄歩くと言うので自分も付き合いました。と言っても皆は6時前の出発だが自分は7時過ぎだったんだが。自分のホットメールが使えなくなったので新しいメルアドをゲットして、エティハド航空からのお知らせを新しいメルアドに変更するために手間取ってしまい7:10のスタート。


運良くパン屋が開いてたので朝と昼用のパンを買えました。ドーナッツとクロワッサンで2.50ユーロ。昨日は店が開いてなかったので今日の食料がなかったので本当に助かった。パン屋の人は中まで招き入れてくれて焼き上がったパンを見せてくれるサービス振りだった。巡礼が通る町は巡礼に親切です。


写真は早朝のガリステオ、絵になります。なんて写真を撮っていたら後ろからボスッ言う音が聞こえて振り返るとドーナッツがこぼれていた。バックパックの蓋がちゃんと閉まっていなかった。勿論、節約巡礼者は道に落ちたからと言って捨てるようなことはしません。

この後、複雑なぐるぐる交差点で行くべき方向を間違えて今日も2.6kmムダに歩いてしまった。原因は今回も面倒がってタブレットで確認しなかったこと。何度やっても懲りない。途中でおかしなことに気付いたので戻れたから良かったけど、気付かなかったらどこまで行ったことやら。お陰で31km歩く羽目に。3日間連続で30km前後は歩きすぎです。間違えるとロスした時間よりも精神的ダメージが大きく、既にもうヘトヘト。


カパラ遺跡に向かう最後の町 Carcaboso にやって来ました。7年前はこの町の公営アルベルゲに泊まりましたが今回は素通りします。この町で何か食べるか食料を手に入れたいが意外なほど早く町外れに到達してしまったので、思ったより小さな町だったようだ。せめて水くらいは補給しときたいなぁと思っていたら、上手い具合に町外れに十字架が並んでいる小さな公園があって、そこに水道があったのでグッドタイミングだった。ここからカパラ遺跡までは村がないので水が手に入らない可能性が高いので助かった。


カパラ遺跡には4時に着く予想だったが、実際に着いたのは4:30で9時間以上も掛かってしまった。銀の道のシンボルにもなっている遺跡のゲートで一枚だけ写真を撮ってすぐ丘の上の博物館へ向かう。受付の人にオスタル・アストゥリアスに予約を入れてあるが電話を持っていないと伝えると、予想通りすぐにオスタルに電話を入れてくれて迎えが来てくれるようだ。7年前もそうだったし、多くの巡礼が同じことをやってるので詳しいことを言わなくても分かっているんだろう。博物館の缶ビール1.5ユーロを飲んで迎えを待ちました。


やがてやって来た車に乗ってオスタルへ一直線。こんなに離れてたかなぁと思えるほどオスタルは遠かった。車だともっと早く着くと思ってたよ。受付の兄ちゃんにステファンと二人部屋を予約してあると伝えても、パソコン画面をチェックしながら、ありませんとの返事。えー、そうなの!?仕方なく一人部屋の代金40ユーロを払って2階のベッドルームを探していると既にチェックインしていたステファンが登場。こうだあぁだと説明するとすぐにフロントに行ってこうだあぁだと抗議すると無事にステファンの部屋に決まりました。ステファンはスペイン語がペラペラなのです。カードで支払っていたので、払った料金をカードに戻す作業が分からない兄ちゃん。代わりにオーナーがやってくれました。この兄ちゃん、二人部屋で予約したステファンが既にチェックインしてるのにとぼけてたのは、部屋代が余計に取れると思ったのか?どちらにしても無能なんだね。


ステファンと一緒なのは同じドイツ人。相当な年齢に見えるけど私より5歳も下です。この人はずっとショートコースを繋いで歩いてるらしい。
これでまた計画より1日進んでしまったよ。明日はBaños de Montemayorに行く積もりだったが、同部屋のステファンが今日はショートコースにするので自分もそうします。歩きすぎはケガの元です(経験から)。

一階のバルでビール二杯飲み、九時からドイツの初顔入れて三人で定食の夕飯にしました。14ユーロと高額だったけど、西部劇に出てくるような街道の一軒家なのでここで食べる以外の選択肢がありません。今日は金をいっぱい使った。朝がパン二個で2.50ユーロ、オスタル20ユーロ、ビール小1.5と大2杯で2.50ユーロ、メニュー14ユーロで合計40ユーロを超えてしまった。昨日も私営アルベルゲ泊まりで定食食べたし、お金に羽が生えたように消えていく。

今日の歩数 万歩計を止め忘れたので不明

09,Hostal Astorianos から Aldeanueba de Caminoへつづく