モサラベの道 アルメリアからグラナダまで 01,日本出発から歩き出すまで 3月20日(水)春分の日 家で朝飯を食べて7:41出発。前橋駅着8:35,約1時間で5800歩。 (すいません自分の備忘録でもあるので細かく書いてます、後で役立ちます) 上野へのチケット1980円クレカが使えなくて不便。 高崎行き9:12、9:54の上野行きは始発なので具合が良い。車内は涼しいのでレインジャケットを着ておく。 埼玉県鴻巣手前で急停車した。線路上に人がいたので安全のために急停車したとのアナウンス。珍しいことがあるもんだ。 ネットで見ていた上野駅の桜はまだそのままでした。 って、きっと桜のシーズンが終わるまで飾っているんじゃなかろうか。 すぐ京成駅に移動、成田までは乗り換えありの快速特急で1060円。 JRを二本、京成を二本乗り継いで成田までやってきました。 成田が近づいた頃には、車内には大きなスーツケースを床に置いた海外旅行者ばっかりになりましたが、私みたいにバックパックの人は一人もいませんでした。 成田ナウ。雨が降ってます。 あと1時間半で乗り換え地のアブダビに向かって飛び立ちます。 エティハドのシートはフライト24時間前に有料だった席が無料で開放されるとネットで何度も読んだが何故か駄目だった。でも、自動的に割り振られたシートは二回とも通路側だったがチェックインの時に後ろが壁席をお願いしたが無理だった。 スペインまではエティハド航空を二本乗り継ぎまして、スペイン入国後はバスを二本乗り継いで今回の出発地、アルメリアまで行きます。 乗り物で三日間要します。 疲れます。 3月21日 アブダビなう。到着現地時間で0:21、日本時間5:21。アブダビは日本より5時間遅れってことか。 ここまで長かったぁ~‼️アブダビ空港Wi-Fiに繋げてます! 当然無料Wi-Fi! ここまで12時間・・これからマドリッドへ3時15分発のフライトです! 現地時間なのでちんぷんかんぷんですが、タブレットの時刻を日本、アブダビ、スペインの3種類を見られるようにしています。空港には必ず現地時間の時計があるので、しなくても良かったかな? アブダビ空港二度目ですがガラッと変わってました。 7年前は地方のヘルスセンターみたいなゲートで待たされたけど今は近代的です。 ここで2時間ちょい待ってマドリッドに飛びます。 アブダビからマドリッドまで7時間40分。 成田アブダビが12時間40分なのではるかにましです。 充電ポイントがあったので念のために繋いでおく。 私のタブレットは電話できんしWi-Fiもないけど頼りになるのはこれしか無いのでバッテリーが切れるのが一番困ります。 3月22日 マドリッド到着現地時間で8時。万歩計の時計をスペイン時間に変えておく。毎回、腕時計は重いので時計機能も付いている万歩計だけ持ってきます。 スペインの空港に着いてまずやることは荷物の詰め替えです。 長いポールを無理矢理収める作業が毎回めんどい。 ポールをバックパックの外側に取り付けると乗せないって言うんですよ。 この空港は何度も利用してる癖に出口が分からない。 反対側に2カ所出口の表示があるので、インフォメーションがあったので教えて貰いました。良い所にインフォがあってありがたい。 アトーチャ駅へ行くバスは玄関出て横断歩道を渡ってすぐ右にあった。私が降りた第四、第二、第一ターミナルの順に停車してアトーチャ駅へ到着。帰りの飛行機も第四から乗るのでボーっとしててもバス停を間違える心配がないのは良いことだ。 空港からアルメリアへ行く南バスターミナルへは徒歩25分ほど。 どうせ時間はあるんだからアトーチャ駅の切符売り場を下調べして行きます。今回は乗る予定がある訳じゃないけど、またいつかこの駅から地方へ行くかも知れないので。 駅の外にはガイドらしい人が日本語で案内してたので日本からのツアーだと分かる。興味もないので話しかけることなく脇を通過。やたら話しかけると警戒されるのがオチだろう。 バスターミナルは想像してたより倍も遠くて地元の人に3回も尋ねて、4回目は自分から教えてくれる人がいた。南バスターミナルは広い広い。下調べしてたので迷わなかったけど、いきなりやって来てこの広さは面食らうだろう。 腹も減って来たことだし、ここで何か食べておかないと長時間のバス移動で困った事に成りかねないので軽食堂でビールとボカディージョで小腹を満たしておく。9.40ユーロは高いのか安いのか?円に直すと1600円だよ。高っ! トイレも済ましといた方が身の為なので不本意ながら有料トイレを利用しました。ここも1ユーロ170円。いちいち円に換算するとガッカリして良くないな。 長時間のバス旅が控えているので車内で食べる何かを仕入れておきたいので町をうろうろ。スーパーがあると有りがたいのだが無いのでフルテリアでカットされたパイナップルとクッキーで3.50ユーロ。車内で食べるように買ったが、結局待合室でパイナップルは食べてしまいました。ビタミンが摂れた気になるが、生ものなので腹が心配になった。長期の旅なので念のために調理されてない生ものは食べない方が良さそうだ。 アルメリアへはほぼ予定どおりの午後9時41分に到着。予定が9:45なのでほぼ定刻通り。 明るいなら宿まで歩くけど真っ暗なので珍しくタクシーを使うことにする。タクシー乗り場に行くと1台だけ客待ちをしているのがあった。ドライバーは長いヒゲの小太り男だが悪い人間には見えないのでお願いする。料金を聞いても到着しないと分からないそうだ。まぁ目の前には料金を示すデジタルが動いているので大丈夫だろう。ここに行きたいと紙を見せるとピッピッとナビに登録して走り出した。 簡単に宿まで到着して4.80ユーロ。スペインってタクシーが安いんだな。20ユーロなら乗ろうと思ってたので嬉しい誤算。円安でなければもっと有り難いですが。 今は1ユーロが170円!! 最後に巡礼した2019年は120円だったので、その差は何と50円。 300ユーロキャッシングしたら前は36000円だったのが今年は同じ300ユーロで51000円も必要です。うげぇです。 今晩のゲストハウスはこんな感じ。 午後8時以降はスタッフはいないらしいけど、到着時間を伝えといたからか迎えて貰えました。 部屋は5人部屋で二段ベッドと平ベッドが1台ありました。 残念ながら下段はフルだったので仕方なく右の上段へ。 ここで今回初の巡礼とのご対面。 イギリスからやって来たドロタおばちゃん。 漫画の「のだめカンタービレ」に登場したキャラクター「ごろた」に似ているので名前を覚えるのが苦手の私でも容易に覚えられましたが、初めの頃は「ごろたごろた」と呼んでいた。。 部屋のベッドに座ってバスタオル巻いてシャワーが空くのを待っているらしい。 おぉっと、いきなり欧米の洗礼を受けた感じです。 飛行機では横にならないと寝られない性分なので3日振りに熟睡出来そう。 円安なので、帰りのマドリッドの宿も二段ベッドで二泊予約取ってあります。 ここは明日も泊まってカテドラルでモサラベの道、最初のスタンプを貰いに行きます。 3/23 日記では3月22日だけどスペインは8時間送れているので昨日と同じ22日のようですが良く分かりません。今日はもう二度とは来ないだろうアルメリアを少し観光します。この宿は朝食付きと思ってたけど無かったな。どっかで食べなくては。 朝1でカテドラルに行ったらミサ中だったので途中から参加。幸先良い。クレデンシャルにスタンプお願いしたら、待ってる間にもスタンプ押しますと言う関係者あらわる。なんか巡礼が大事にされてる雰囲気を感じて少し嬉しかった。 カテドラル前に黄色い矢印発見。モサラベの道はここがスタート地点です。 朝飯食べに寄ったタパスバーにも矢印があったので意味もなく嬉しい。オレンジジュースとパン・コン・トマテ。初めて食べたけど大したことなかったな。ジュースは生で美味しい。 アルメリアで一番の観光スポット、アルカサバは何故か入場料は無料でした。見応え抜群で2時間ほど見物してました。まだ時間は早いけど、もう観光客が沢山入っていて、小学校の課外授業もやってました。 昨晩は二段ベッドの上だったけど下段が空いたので交渉。簡単に移動できました。リスボンではベッドを移るだけで3ユーロも取りやがって。 近くのミニスーパーに買い物に行く。ここの店主が親切で、奥の部屋から冷たいビールを何本も持ってきて選ばせてくれたり、持参のレジ袋が薄くて破れそうだからと丈夫な袋をくれる。 ホステルの鍵は入口が開かなくて近くの親父が力任せに開けてくれたのは良かったけどビール代を1ユーロくれとしつこく要求された。アトーチャ駅でも金くれがいたし、スペインもポルトガルもこう言う輩は多い。油断できない。 洗濯いっぱいして干して屋上で生ハムとチーズを肴に一杯やってます。 この世の天国か?もう1本1リットルビールを買ってきてあって、M先輩と酒盛りするために冷蔵庫に入れてあります。 6年前から。ネットでの付き合いが始まっているM先輩が一日遅れで到着したのでやっと会えました。カーテンを閉めて寝ていたら知らないうちに平ベッドに菅笠が置かれているので到着したことが分かった。階下のキッチンに降りていき感激の対面でした。 7時過ぎにネリーと言うアルメリア在住のおばさんが巡礼の説明をしてくれるのでカテドラルへ行くと、すでにドロタが外で説明を受けていた。毎日の宿を予約してくれてるようだが真剣に聞いてないので良く分からない。説明だけかと思ってたが宿の予約まであるとは知らなかった。アルベルゲのない町ではホテルを予約してるらしい。先々まで予約で縛られるのは好きではないが、ここは流れにまかせよう。 7時半にカテドラル内に移動すると地元の人たちが沢山集まってベネディクションが始まった。最後にネリーに促されて前に5人の巡礼が並ばされると司教が祝福してくれました。 写真、左の二人がネリー夫婦で右の二人がマイとシェーンのカップルで、この時はまさか二人の家に二泊もさせて貰えるほど仲良くなるとは夢にも思わなかった。 今日はおなじ部屋で、先輩と巡礼婦人の三人で泊まっています。 ドロタは昨年、フランス人の道を歩き今回が二度目のようだ。サンチャゴまでは行かずにグラナダで終わりにするらしい。 モサラベの道02歩きの始まりへつづく |