06,レケホからルビアンへ

5/19(日) 結局、このレケホのアルベルゲに泊まったのは自分とドイツの夫婦だけだった。7:15スタートして雨上がりの気持ちの良い道をがんがん進む。途中、カミーノと交わるところでテレサが後ろから声を掛けてきた。テレサは山岳の国スイスの人なので小柄ながら体力があるからカミーノをずっと辿っているらしい。


途中の村、Podormedに大きなホテルがあってレストランもやってたのでコラカオとオムレツで一息入れて出てきた所でまたテレサがやって来た。手のひらにバラバラとチョコボールを沢山くれる。その後、暫く後ろを歩くが登りで置いてかれる。暑くなってきたので長ズボンとカッパを脱いで歩くことにする。テレサも同じことを始めたようで道路で着替えている。


水が豊富な地域で、至る所でカミーノが水浸しになっている。そのたびに渡れる石を選別しながら進むことに。上の写真は何でもないように見えるだろうが、うっかり石を踏み外すとドボンと言う危険地帯です。横に逃げ場はないので石の上を渡り歩くしか前に進む方法がありません。

途中、道なりに歩いていると養蜂場に出てしまう。奥にカミーノが続いているだろうと思ったが何もないので迷ったのが分かった。おとなしく戻りましょう。間違えた場所は何気に道なりに進んでしまった地点だった。よく見ると矢印が別方向を指しているのを見つける。どうも注意が足りないな。山の中だと分岐が少ないのでつい油断してしまう。


ルビアンのアルベルゲには12時半に到着できた。ステファンが居た!不思議とステファンには忘れた頃に再会している。何故か奇妙なパスタとパンのかけらをくれた。パスタは冷たく塊になっているのでチンして食べるが、卵が絡まっているのでどうやらカルボナーラらしいのが分かった。ステファン自分で作ったのかな?


日曜日は買い物が出来ません~。勿論この小さな村で唯一のティエンダもシャッターを降ろしてます。この村の中にはバルが2軒だけあって、その2軒が何故か並んでいます。どうゆうことなんかな?取りあえず向こうのバルでビールを一杯2ユーロ。巡礼定食を聞いたら12ユーロで、隣のバル(手前)にいた仲間に幾らか聞いたら14ユーロとのこと。勿論安い方を選びますが時間が半端なので一端アルベルゲで休んでから出直しです。片道徒歩15分とそこそこの距離ですが、村には食べるところはここしか無いので歩くのが嫌なら腹ペコを我慢するっきゃありません。


面白い水道は村の道端にあったものです。水槽が2段になってるのは上は食材を洗い下のは洗濯用でしょうか?


水が豊富な村であちこちに出しっぱなしの水道があります。山の中の村なので坂だらけだし、こうやって常時水を逃がさないと山崩れになるのかなーと思いました。

明日はここLubianから23.8kmを歩いてA Gudinaへ向かいます。7年前は村から出る所で早速カミーノを見失って9キロ先でカミーノを見つけて合流できた苦い想い出があるので、村はずれまで矢印を追ってシミュレーションしました。300mの上り下りがあるけど頑張りましょう。

今日の歩数 31,858歩

07,ルビアンからGuidinaへ イタリア娘との出会いへつづく