09,Campo BecerrosからLazaへ ドナの休憩所

5月22日 Campo Becerrosのオスタル(ペンションとオスタルの違いが良く分からない)、この3人部屋に泊まれたお陰で今日はショートコースだ。珍しく朝シャワーしてすっきり。


昨日から引き続き小雨が降ってます。イタリア娘は今日もゆっくり食事を取ってから出発するようなので、一足先に雨支度をして8時過ぎに出発する。7年前は真っ暗な内に出発して、ヘッドランプを頼りに歩き続けたことが昨日のように思い出されます。まぁ同じ所を歩いてるしね、記憶の糸はたぐりやすいのかも。


今日も山また山の中です。途中のAs Eiras村にはドナティーボで休ませてくれるありがたい所があるのを覚えているので期待しながら歩きます。道ばたにテーブルを置いただけの簡易的なのを想像してたけどパワーアップしてました。雨の中なので屋根の下で腰を下ろして休めるのは本当にありがたい。腹を満たすためにパンとケーキみたいのをひとかけらずつ頂いてポットからコーヒーも一杯頂く。いつのコーヒーなのか冷たいんだがな。瓶入りのジュースも沢山あったが、1リットルジュースを持っているのでいらない。お礼は少ないかなと思ったけど1ユーロだけ入れさせて貰う。そこからは下りが殆どだったので楽ちん。


Lasaの町に入ると役場の人から声が掛かり探さなくても難なくチェックインできました。アルベルゲの鍵を預かり、翌日にここまで返しに来るようだ。アルベルゲは役場から少し離れた所だったが、丁寧に教えて貰ったので無事に到着。近代的なアルベルゲで素晴らしい。

シャワー・洗濯している間に二人のイタリア娘達も到着してきて隣の部屋に入りました。もう会うのも3回目なのですっかり打ち解け合っています。お昼を誘われたので三人で村の中央まで歩いていく。人気のレストランは地元の人たちで大にぎわいだったのでテーブルに通されるまで暫く待たなくてはならなかった。既に座っている中に顔見知りの巡礼が何人か見えたので、この村で食べるというとここになるようだ。


やっと座ることが出来てメニューを見せられるが分からないよ。前菜には二人が頼んだのと同じのを頼んでみたが、これはチーズとハムの盛り合わせだった。どうやって食べるのか見ていると、パンで掴んだり乗せたりして自由に食べまくっているので同じように食べてみる。主菜は三人とも豚肉の焼いたので食べやすかった。ナディアが(黒髪の方)明日のアルベルガリアの宿を一緒に予約してくれました。電話を持たない身としては本当にありがたいです。


アルベルゲに帰る途中のミニ公園にブランコがあったのでナディアが嬉々として乗っているがエルビナはもうひとつの方に乗ろうとしない。ナディアが言うには、エルビナはこの狭いタイプのブランコに乗った時に抜け出せなくなって消防車を呼んだことがあるそうだ。そりゃ乗れないわな。

アルベルゲに戻るとM先輩が到着していた。今は南アフリカはケープタウンからやって来た中年の男と一緒に歩いているそうだ。この人からワインとチョコレートが合うと言うのを教わった。ウィスキーとチョコレートは知ってたが、ワインは初めてだったので半信半疑だったが、やってみると合うのが分かったので酒飲みの引き出しが増えた。談話室にみんなで集まってわいわいと楽しい時間を過ごす。


今日の歩数 31,444歩

10 Lazaからアルベルガリアへ 貝の家 へつづく