13 オウレンセ公営アルベルゲ 2時間待ちのチェックイン

5/26(日) 宿は移動するけどオウレンセ連泊なので朝はゆっくり。ここは朝食付きなのでトースト4枚とその他を頂く。公営アルベルゲに泊まるので移動するが、またKが小判鮫のようにくっついてくる。もうストーカーとしか思えない。公営アルベルゲを目指して歩き出すと、ここは7年前に歩いた道だと思い出したので、ここを曲がればカテドラルでその先にマヨール広場があるよと言うが信用して付いてきたのはナディアだけだった。Kとエルビナは別方向へ歩いていった。まぁそのうち来るだろうから気の済むように歩いてくれ。私の記憶が正しくてカテドラルとマヨール広場に到着。新しい公営アルベルゲはこの近くです。チェックインにはまだ間があるのでナディアを近くの温泉プールに案内する。


マヨール広場で石段に腰掛けているとオランダの74才夫婦がやって来ました。この人たちには日本に帰ったら写真を送ると約束してあるので、なるべく写真を撮るようにしてるので今回もパチリ。


公営アルベルゲは1時の受付の筈が我々オウレンセ二泊組は3時と言われました。表に張り出されたポスターを指さして、ぶっきらぼうにここに書いてあると言っているのが分かります。チャリやバスを使ってオウレンセに到着したと言うなら分かるけど、二泊目でも他の巡礼と同じだけ歩いて来てるんだよ。3時の根拠は何なんだ?仕方なく2時間外の階段で待つことになりました。2時間は長いなぁ。


エルビナがバゲットパンにせっせと生のニンニクを擦っています。私にくれるようです。ほんのりニンニクの香りを付けるんじゃなくてニンニクが潰れるほど本気になってこすりつけています。イタリアのガーリックトーストってこんななんだ!それが終わると瓶のオリーブオイルをタラーっとたらして小袋からピカンテ(唐辛子の粉)をパラパラと振りまいて満面の笑みで渡してくれました。軽さ命の私には考えられないですが、家庭用サイズの瓶入りオリーブオイルを持ち歩いています。にんにくとピカンテも持ってるし、他にも色々持ってそうだな。二人のバックパックは共に60リットルの大型なので幾らでも入るのを良いことに、手当たり次第に家から持ち出した食材を運んでるのかな?ちなみに私のは40リットルです。

やっと3時になったので受付へ行くと、4時にしてくれと言われたようです。スペイン語ペラペラで気の強いナディアが怒鳴り散らし出しました。言葉が分からないから何を言ってるのか分からないけど、凄い剣幕に押されたのか3時にチェックインできました。まったくロクでもないオスピタレロだよ、ナディアが居なかったら更に1時間待ちになるところだった。7年前にも感じたけど、オウレンセのオスピタレロはロクナ人間じゃありません。ぞんざいな態度で受付して口の聞き方も尊大です。オウレンセのような有名都市には巡礼が集中するのでオスピタレロも堕落してこうなる気がします。そんなに受付が嫌ならボランティアやるなよ。巡礼が迷惑するだろ。

二人ともイタリア語はもちろん、英語、スペイン語、フランス語にドイツ語まで喋れるようです。おまけにナディアはチュニジアとのハーフなのでチュニジア語まで喋れるとのこと。でも二人とも日本語はこれっぽっちも喋れません、当たり前だけど。

一段落したところで三人でレストランに行くことになったが、またKが付いてきた。Kは食事はしないけどエルビナの隣でビールを飲んでいる。まったく目障りなやっちゃな、どっか行けよ。


前菜にはアサリのスープ(?)を全員で頼んだので大きな容器で3人分が提供される。こんなのフォークでは食べられないので手づかみでやり出したら二人も同じようにやっている。アサリをひとつ食べながら指をペロペロして、これも楽しかった。
主菜は三人とも別々のを頼んだので、二人が少しずつ配ってくれるので自分も同じように真似しました。これがイタリア式なのかな?

今日の歩数 市内だけなので無視

14 オウレンセからCeaへ へつづく