03 ゲタリーからSaint-Jean-de-Luz 楽しいスペイン夫婦 5月17日 昨日からタブレットに充電出来ないので少しでもバッテリーを守るためにフェイスブックの返信は止めておきました。タブレットが電池切れになると道に迷うし宿に辿りつけませんから。位置情報を止めたり電源落としたりしたけど、やっぱり宿近くになると充電5%になりました。怖い怖い。 この私営アルベルゲには定員いっぱいの6人が泊まれたが、本当にこれ以上は来なかったのかな?電話したけどフルと言われて来なかった人がいたかも? ![]() 6時ころには全員が起きだして出発の準備を始める。朝食付なのでキッチンにはパンがいっぱいとミルクが置いてあるが、これをどうするのかオスピタレロはそこまで面倒は見ないようでやって来ない。勝手に食べてねスタイルのようだ。クラウディアは朝飯食べたらさっさと出発して行った。自分は7時過ぎに海岸沿いのカミーノを目指す。 昨日から既にカミーノを外れているので矢印らしきものは一切出てこないので慎重に歩きました。海岸に出たけど海岸沿いを行けば目的地の近くに行けるので確信のないまま歩き続けます。巡礼の姿も見えないので、他の人は内陸のカミーノを行くようだ。時々景色の良い所もあって観光客の姿が見えるので、ここは完全なリゾート地帯のようだ。テーブルと椅子があったので昨日のピザの残りとミルクで昼飯みたいなことをする。ピザはすっかり硬くなっていた。 上り下りにうんざりしてきたが、内陸のカミーノは遠く、国道方面に出るにも良いルートが見つからない。それでもやがてSaint-Jean-de-Luzの町中に入って来たので、道の両側に電機屋らしきものを探しながら歩く。何でも屋らしいのがあったので、アダプターが欲しいとジェスチャーで伝えると、それらしいのを見せてくれるが日本のコンセントを繋げるタイプはなかった。PC画面を見せて、ここなら有るかも知れないと教えてくれたけど、結局そこには行かなかった。お礼を言って先へ進む。 賑やかになってきた所に携帯電話の修理専門店を発見。日本にいるときにこの町の地図を良く見ていたので、地図に載っていた携帯屋らしい。早速交渉。専門店なのでありました。Cタイプと日本のコンセントを繋ぐアダプターをやっと探せたけどその値段が29ユーロって高過ぎでしょ!円なら5000円だよ。前にポルトガルで買ったときは10分の1の2,3ユーロだったと思ったので甘く見てた。忘れ物が偉い高い代償になりました。でかいアダプターで、繋ぐだけじゃなくて何か機能があるらしいがもっと交渉すれば安いのを出したかも知れないと後で思ってしまった。慌てる乞食は貰いが少ない。 ![]() おまけに靴底が剥げ出してるのを発見。取りあえずは接着剤を買って間に合わせて、ダメならスペインに渡ってから買います。フランスの物価高は洒落にならないので。それでもここは大きな町なのでアダプターと接着剤の両方が買えて良かった。大きな雑貨店にいた女の子二人にジェスチャーで尋ねたら接着剤コーナーに連れてってくれたので、靴を見せると強力な奴を教えてくれました。フランス語なんてさっぱり分からないけどジェスチャーは万国共通。 ![]() やがて本日のアルベルゲ・何とかエリザベスに到着する。路地の突き当たりにあると言う珍しい立地です。まだ11時半でオープンは15時、チェックインまでには大分あるので隣の石段に腰掛けて待ちましょう。長い時間を待っていると、今日は休みじゃないだろな?と不安になって来るが、暫くすると二人の巡礼がやって来たので安心する。 ![]() 悪いことが二つ重なった日だけど、今日の良いことは楽しいスペイン夫婦と仲良くなりました。二人ともバックパックの肩ベルトに一眼カメラを取り付けたスタイルなので、ユーチューバーかと思ったが違うそうだ。フェイスブック友達にもなったので、紹介文を読んだらフォトジャーナリストだそうです。夫婦なので同じフェルナンデス姓だけど微妙に綴りが違うのは何でだろう ![]() 待っている人が増えたお陰で14時に開けてくれました。1時間も早く入れてうれしい。スペインの二人はチェックイン後スーパーから帰ってきたので場所を教えてもらい買い出し。揃ってキッチンで食べてると夫の方が私が買ったのと同じハムとソーセージを見せてきた。何と二人ともスーパーで一番安い品を選んだったのでした。さすが巡礼者!笑 明日はいよいよスペイン入国です。スペインなら物価は安いし様子も分かるので安心出来るものがあります。楽しみです。 今日の歩数 29214歩 04 フランスからスペインへ IRUN に続く |