04 フランスからスペインへ IRUN![]() 5月18日 泊まったアルベルゲ何とかエリザベスからイルンへは2つのルートがあって、ひとつは海岸沿い(点線)ですががけ崩れのために閉鎖されてるそうです。私はもとから距離が短い内陸ルートを歩こうとしてたので無問題です。 ![]() フランス最後の町までやって来る頃には腰は痛むし体力が品切れ。マックがあったので高くてもいいやとコーラを飲んだら日本円で約500円!フランス最後の高い物価。フランスでもスペインでも、マックでの注文は機械の一択なので苦手です。店員さんとこに行って注文しようとすると必ず機械でしてと言われるが、アホを装って口頭で注文させてもらいます。 建物に入って外に出ると方向が分からなくなる経験が何度もあるので、マックを出たら慎重にタブレットの地図と道路とを比較してスペイン方向を見極めました。最初に北の道を歩いた時は、この同じ町のエンダイヤ駅から長い橋を渡ってスペインに入国したので、あの同じ橋を渡るのかなと思ってたけど違った。きっと遠くに見えるのがその橋だろうけど、遠いので近くの橋を渡ってスペイン入国。 ![]() 渡り終えるところは公園になっていて巡礼らしき女の子二人がベンチにいたので話しかけてみる。良く分からないけど今日はイルンへは行かないそうだ。巡礼じゃないのかな?イルンのアルベルゲは右に行けば良いと言うのは分かるので、どんどん右へ行くと何かの工場に入ってしまい、それでも他に分岐は無かったので先へ行けば幹線道路に出られるんだろうと歩き続けると、とうとう工場の行き止まりになってしまった。戻っても分岐がなかったのは覚えているから、仕方無いからフェンスの隙間をもぐって幹線道路に出る。 ![]() イルンの町はすぐだと思い込んでいたが、意外や結構離れていた。それでも道は合っている筈だしタブレットの地図でもこの先にアルベルゲがある筈だ。あ、この辺りを左折すればアルベルゲの近くに出ると思って行くと、ちゃんと懐かしいイルンのアルベルゲ前に出た。時間前でも入れるものと思い込んでいたが、鉄の門はがっちりと施錠してあって入ることができなかった。じゃぁ近くで待つかと見渡すと、道路を渡った先のベンチには昨日のアルベルゲで一緒だったカナダのおばちゃんジョアンを見つけたので早速隣に座らせて貰う。 ![]() そのうち隣のベンチには巡礼のお嬢さんがやって来たし、時間がたつとパラパラと他の巡礼たちも集まりだしてきた。もうバックパックから離れても大丈夫なので、おばちゃんと買い物に繰り出す。スペインなので早速1リットルビールと行きたい所だけど、日曜日でスーパーは休み。八百屋で缶ビールを買って我慢しました。連れだってビールを買いに来たカナダのおばちゃんは350を二本買ってた。ベンチに戻ってごくごく。 アルベルゲにチェックインしたので別の八百屋に買い出しに行ったところ、アラブの店でアルコールはなし。コーラとカットスイカを買いました。日曜でも開いているのはありがたいけどアルコール無しは詰らないね。 ![]() 指定された部屋は前回と同じだった(と思う)。ベッドもゆったり置かれてるしシャワールームも食堂も広くてこのアルベルゲはグーです。 カナダのおばちゃんの体力は今の私とどっこいなので、1日でサン・セバスティアンは無理とのこと。どうやら中間にある私が予定しているアルベルゲになるようです。過去二回の北の道ではサン・セバスティアン位は1日で行くしか考えられないなかったんだけど。まぁ歩けるだけでも感謝しなければ。 05 イルンからパサイア 渡し場のアルベルゲ へ続く |