08 サラウツからデバ 公営は予約不可だよ![]() 5/22(木) サラウツのホステル7:10出発、まずゲタリアを目指す。朝の海岸の景色が素晴らしいので面倒臭がらずにバックパックを降ろしてタブレットで写真を撮ってフェイスブックで応援してくれてる人たちに見て貰いましょう。この頃はカメラが壊れてSDカードまで無くなるなんて考えもしなかったので、面倒なタブレットでの写真は極少なめです。 多くの巡礼は同じ時間の出発だったので、歩くのが遅い私はどんどん抜かされる。起きぬけは良かったがバックパックを背負って歩くとやっぱり怪我した大腿骨が痛みだす。バス停で痛み止めを飲む。2時間ほどで痛みが消える。 10:35スマイヤ到着。バルでメニューを食べたかったがなかったのでトルティーヤとカーニャ。腹がいっぱいにならないので割高だけど仕方ない。 今日の行程は過去に感じたのより2倍3倍のハードさと感じる。デバに着く頃には階段でふらつく始末。デバの町中へ入るには長い階段で降りるのが巡礼路だが、2016年は無料のエレベーターが巡礼路だったので、怪我しててもしてなくてもエレベーターのお世話になります。 ![]() アルベルゲに直接行くも観光案内でチェックインしてこいだと。アルベルゲで直接チェックインしてた年もあったので今回もそうだと思ったよ。観光案内所に行くとフランス夫婦がチェックインの最中で、受付のお姉さんからは私が最後のベッドだと言われた。アルベルゲへ行く途中にはテラス席でワインを飲んでいる顔見知りの巡礼おばさん二人がいて、アルベルゲがフルなので電車でビルバオへ行ってしまうそうだ。この二人とは何度も顔を合わせていたので、ちょっとの差で私が泊まれることになったらしいが、ちょっとの差が逆転したら私もどうなったか分からない。 4回も一緒の宿で仲良くなった赤髪の女子がやって来たが、やっぱりフルで泊まれなかった。仕方なしに電車移動を考えてたがオスピタレラに面倒見て貰ったら市内で安い宿を探して貰えたと喜んで報告してくれる。会うのはビルバオで最後かと思っていたが、今日が本当の最後になった。 ![]() アルベルゲは前回と同じ、苦手な上段ベッドでデバのアルベルゲで良い思い出がない。隣のベッドは上下が空いていてレセプションにはバックパック配達済みが二つ置いてあるので、これはズル過ぎるだろう。公営アルベルゲは予約出来ない筈だし、歩いて到着した巡礼がフルと跳ねられて、バックパックを送ってしまう巡礼が優遇されるなんて、こんな理不尽な真似は許されない。混んだ電車の座席の取りっこで、先に乗り込んだ人を尻目に座席に帽子を放り投げて先取りしてしまうのと同じだ。 腹が減ってるのでメニューを食べたいとレストランに行くも8時にならないと提供できないってスペインあるある。今日何度も一緒になって仲良くなった南米夫婦がここに座れと誘ってくれたので、一緒のテーブルでビールにボカディージョで腹をごまかす。二人は8時から食べる気になってるので自分もそうするかと言う気になる。しっかり栄養を付けておかないと明日の更に厳しい行程が乗り越えられない。 ![]() 奥さんは若そうだが旦那の年齢は私とどっこいのようだ。写真では奥さんが元気で旦那は死にかけているように見えるが実際は逆です。今日の行程もお互いにしんどかったが、明日は今日の疲れに上乗せされるのでもっとしんどいだろうけど、お互いに頑張ろうと励ましあったが、奥さんが限界だったのか明日のマルキナには来ることができなかった。どうしたんだろう? 外の広場では巡礼仲間が何人もテーブルで楽しくやってるので自分も仲間に入れてもらいました。盛り上がっていると南米の旦那が料理が来たよと教えに来てくれたのでバルに戻って頂きました。写真がないので何を食べたのか思い出せない。 9 デバから必死のマルキナ へ続く |