10 マルキナからOlabe 予約は人頼み

5/24(土)  結局、南米夫婦はマルキナ迄やって来なかった。旦那はまだ歩けそうだったが奥さんは私よりへロヘロだったのが分かってたから無理だろなーと思ってた。きっと安全策でマルキナはスキップしてビルバオに行ったんじゃないかな。デバのアルベルゲは駅の隣だから電車に乗るのは簡単。その方がきっと奥さんのために良かったんだと思う。今日の行程もご覧の通りのアップダウンの連続です。

7:50マルキナ出発。今日はモナステリオ迄の7.2kmなので余裕の1日の筈だが記憶の倍くらいの険しい道でへばってきました。途中の村でコラカオと卵焼きのピンチョスを摘んでエネルギー充填。巡礼がみんな広場のバルで休んでいます。


それでも11:30頃にはモナステリオ到着。さてアルベルゲはどうなっているのかと裏に廻ると入口はまだ施錠されたままで入れませんでした。売店(写真)が開いたので泊まりたいと告げるとオープンは午後2時だそうです。何時でも入れるんじゃないんだな。モナステリオ謹製の小瓶ビール2.5ユーロを石畳にペタンと座って飲みました。つまみは昨日買っておいたバゲットを端からボロボロ指でつまんで、これが本当のツマミ。w;

ビールを飲めてパンも食べたので気力が甦ったのか、10km先のアルベルゲへ行ってしまおうかと考えました。そのアルベルゲの前後5kmには何もない山の中なので予約なしでは出来ない相談です。電話を持っていない私は売店のおじさんに予約の電話をお願いしました。ゲルニカのアルベルゲは閉鎖中で、手前にはOlabeのアルベルゲが一軒のみなので、そこに巡礼が集中するだろうからダメ元で電話してもらうとこれがオッケーでした。おじさんにお礼を行って出発。予約が取れなかったらここに泊まればいいやと思っていたので、予約できなかったとしても気楽なものでした。


Olabeのアルベルゲには3:40頃の到着なので上出来です。ネット情報ではアルベルゲ周辺の飲み食いには触れてないので、今晩の飯はどうなるんかなと思ってたけど100m手前にはバルがあるので心配はなさそうです。予約も取れてることだし、そのバルでビールを一杯頂きました。夕飯はここまで歩いてくるのだろうか?


アルベルゲの前まで行ったけど入口が分かりません。そしたら裏にぐるっと回った所が玄関でした。普通は通りに面した所に入口を作るのに、おかしな作りだなーと思った。チェックイン時には夕飯と朝ごはん付けるなら35ユーロだと言われました。100m往復しないで済むのならこっちの方がありがたい、勿論お願いしました。


1階には普通の二段ベッドが並んでいるけど、私ともう一人のオジサンは2階に案内されました。その階段と言うのが上の写真。なんか凄い階段ですよね、これでも階段なのってレベルですよ。積み木細工みたいで上るのも降りるのも体を細くして一苦労です。でも登った先にあったのは大きな部屋に大きな平ベッドが2台で隣には電気スタンドまであります。ここは特別な部屋なんだと思いましたが料金はみんなと同じです。

おかみさんが明日の予約について何か言ってます。どうもモナステリオのおじさんから日本人は電話を持ってないから面倒見てやってと伝言されてたらしい。早速ゲルニカを5.5km過ぎた山の中のアルベルゲに電話してくれましたが出んわ。メールを開いたら件のアルベルゲから予約したよとメールが入ったのでおかみさんに見せて一件落着。実はおかみさんが声を掛けてくれる前にWI-Fi があったので予約メールを入れてみたのでした。明日の予約も取れたし明後日は予約出来ないララベツの公営アルベルゲなので早く到着すれば良いだけです。

Wi-Fiが有るところで明後日のビルバオのホステルまで予約しました。17ユーロ朝食付き。その翌日のポルトガレテまで取っちゃおうかと思ったけどgronze と比べるとbooking.comの方が高いので、近づいてから取る作戦に変更しました。乗り物は近づくほど高くなるけど宿の場合は直前の方が安くなるパターン有りです。


洗濯物を干す所を探していると巡礼が教えてくれました。2階の広いベランダで他の人の洗濯物が花盛りでした。夕飯の料理も撮りたかったけど、みんなと一緒なので止めときました。

11 OlabeからGerekiz ピカソで有名になったゲルニカ へ続く