29 San Esteban de LecesからPriesca 再会4人も 6/12(木) 今晩のアルベルゲ、Albergue La Rectoral de Priescaは「オープン午後3時、15ユーロ 共用ドミトリー、朝食付き」 と、大体どこもこんな感じで紹介されてます(スペイン語で)。 6年前にはこのアルベルゲの前を歩いてるので建物は総二階だったと記憶しています。まさかそこに泊まる日が来るとは思わなかった。 ![]() 今日も良く歩きましたがいつもと違うのは初のカンカン照り。歩き続けると体温が上がるのが分かるので熱中症予防のために日陰があると数分の立ち休みを繰り返します。昨年は熱中症で倒れたので同じ轍は踏みません。写真の海沿いの道は記憶にまったくないので、カミーノが変更になったのかなぁ?それともいつもの物忘れが発動したのか?海岸近くの道は景色が奇麗なのは良いが、ご覧のように凸凹が激しいです。 ![]() 細長い水桶は牛が飲む為の物と思います。あまり奇麗なものじゃないので今は使われてないのかな?そこにスティックのベルトがどっぷりと使っているのを出発の時に気が付きました。もっと色々細かいことに注意してないといけませんね。バックパックに色んな物が載ってますが、水桶に腰掛けて行動食を食べたからです。 暑いと水も沢山飲むので、やっと現れた町のバルでノンアルビールを飲んだついでにボトルに水を貰いました。ボトルを手に店員さんところに行くと、言いもしないのにすぐ察してくれて水道の水を入れて貰えました。おまけに店員さんからはブエンカミーノと言ってもらえた。ちょっと嬉しかった。 こないだは歩きの途中でビール飲んだら少し酔ったらしいのでこれからはノンアルコール。バルを出ると向かいにスーパーがあったので今晩の食料を調達したついでにノンアルコールビールをもう一杯。スペインは路上で酒を飲んではいけないらしいけど(たぶんそう)、これはノンアルコールだから構わないだろう。 暑い暑いと言いながらひたすら歩きます。日陰日陰と念じていると小屋タイプのバス停があったので渡りに船です。そこへ夫婦の巡礼がやって来て、あんたはバスに乗るのかと冗談を言ってます。そしたら本当にバスがやって来たので運転手に乗らないよとジェスチャーで伝えました。 8時間歩いてAlbergue Priescaに到着。今日のアルベルゲは泊まるのは今回が初めてだけど、前回にこの建物は見ていたのでキョロキョロ探ししながら村に入ったが道路工事中で迂回路を歩いたからアルベルゲが分からず通り越してしまった。あれ?通り越しちゃったらしいと気がついたのでGPSで確認して目の前が道路工事中のアルベルゲへ。 ![]() 受付でオスピタレラの言ったミチオと言う声に反応して佐藤奥さんが飛び出して来ました。不思議と縁があってこれで3回目の出会いで、前回ポルトガレテで会ってから12日が経っていました。キッチンには昨日の武士道タトゥーに加えて会うのが3回目のチャリ巡礼お姉ちゃん。同じ部屋の4人が全員知り合いでした。 チャリお姉ちゃんは昨日のリバデセージャで会った時にチャリだったのに、今日はチャリじゃないので何で?と聞いたら歩き巡礼でした。チャリは借り物だったらしい。 ![]() 佐藤夫妻は予約なしでやって来たけどドアが開かないので、扉の前で1時間待ったとのこと。そこへやって来たのが武士道スペイン人ダニエル。彼がオスピタレラに電話すると車でやって来て入れたそうです。日本大好きダニエルなので日本語タトゥーや日本の写真も見せてくれたとのこと。翻訳介して4人で楽しい時間を過ごせました。 佐藤夫妻は明日自分が予約したAlbergue Villaviciosaを予約したので、明日も日本語でお喋りできそうです。 ![]() アルベルゲはご婦人が切り盛りしてるようで、随所に女性らしい気配りが感じられました。まずどこも綺麗で調度品が飾られてます。バックパックはベッドルームには持ち込ませず、半地下にある物置ぽい部屋に手作りで作られたと思われる鶏団地みたいな所に一人づつ入れます。そこは南京錠付きだけど、もちろん私はアルベルゲで鍵なんか使いません。そして必要な物はプラスチックのたらいに入れてベッドルームに持ち込むと言う訳です。たらいを置く場所もベッドの隣にちゃんと作られてました。 南京虫対策でベッドにバックパックを持ち込ませないアルベルゲは時々あるけど、そういうのはみんな大きなゴミ袋に必要な物を入れさせてベッドルームに持ち込ませてたけど、タライは初めてだった。中が丸見えのタライの方が使い勝手が良いです。 ![]() ビールなどの飲み物は玄関外にある自販機で買えるので、マダムに言って売ってもらいます。小さな集落だしバルや店は一切ないのでアルベルゲの中に色々な食材が売られていました。キッチンも自由に使っていいしお金を出せば飲み食いには困りません。お茶なんかは自由に飲めるようです。 30 PriescaからVillaviciosa 北の道最後の町 へ続く |