11 Grandas de SalimeからA Fonsagrada 親切なマルタ

6/26(水) Grandas de SalimeからA Fonsagradaまで27kmの行程。朝からへロヘロなのに今日は長丁場です。同じ部屋にはカップルが寝ているが7時になっても起き出さない。お陰で全ての荷物をキッチンに運んでパッキング。出発も一番遅い7時半になりました。これが災いしてベッド柵に掛けといた手拭いを積み込み忘れました。部屋が明るければ絶対に見落とさないのに。遅くまで寝てるのは巡礼の宿ではルール違反だぞ。

ずっとカミーノと幹線道路が付かず離れずに走っています。1メートル隣をカミーノがあるけど幹線路歩き。幹線路の良いところは下を見なくても歩ける所。マイナス面は舗装路が微妙に足裏に堪える。最初の写真は本日の一番高い所からの眺めです、標高1,120m。

とうとう最後の州、ガリシア州に突入しました。ガリシア州はご存じサンチャゴ・デ・コンポステーラがあります。まだ相当な距離がありますけど。

地味に地味ーに9割は舗装路を歩き続けてやっと目的のA Fonsagradaが丘の上に見えてきましたが、写真では小さいから確認できませんね。見えてからが遠いのはお約束。

更に近づくとFonsagradaへ行くには谷と丘を3つも越えないとならないのが分かります。写真が小さいので分かりづらいですが、肉眼だと街並みが見えています。アルベルゲにはやっと3時過ぎに到着。Albergue de peregrinos Ramón Rodríguez。2017年に泊まったアルベルゲと思い込んでいたけど公営違いでした。前はそこで人生初のドミノゲームに混ぜて貰った楽しい思い出があります。

今回のアルベルゲでは、今度家族で日本へ観光に行くと言うオスピタレラのマルタが迎えてくれました。それでかどうか、電話を持ってないのでガリシアのWi-Fiが使えないと言っただけで設定してくれました!これって一度設定すればガリシアのアルベルゲ全てで有効なので大助かりです。感謝の気持ちで日本観光の見所や注意点を翻訳介して何度もサポートしました。マリアカードの裏に私のメルアドも書かれているので、質問があれば気楽にメールしてとも伝えました。

3日間ハードな山道で無理をしたので腰痛が悪化してきました。なので明日はバスでルーゴまで行きます。明日と明後日の行程が省けたけどルーゴには泊まるので実質1日だけのショートカットだけど身体は2日分楽になります。5/15から歩き始めたので、凡そ1ヵ月半振りの休足日です。これが良い結果になって欲しいです。
親切なオスピタレラで、スーパーに行きたいと言うと外まで出てきて道案内。バス停はどこですか?と言うとレセプションを放り投げて離れたバス停まで連れてってくれました。バス代は5ユーロでチケットは運転手から直接買えるそうです。言葉が分からない私に至れり尽くせりでとても有難かったです。Mucha Grasiasなのでツーショットしました。Facebookへのアップロードもバレ(OK)を頂きました。

教わったスーパーへ行きたいのだが、地理が分からないので右往左往していると真っ赤なネグリジェお姉さんがやって来て一緒に行くことになりました。でも今日はネグリジェではありませんでした。この人とも不思議と縁がつながっていてあちこちで再会しています。でも今日のアルベルゲは違いましたが。

写真は今日の昼兼夕飯です。食堂にノーアルコールの張り紙を知らなかったので350ml缶ビールを3本買ってきました。一番安いビールで3缶買っても1ユーロなので1リットルビールより安いです。アルコールは室内だけだろうと勝手に解釈して外のテーブルなら良いんかと、今日は優雅に外での宴会。空き缶は遠慮して外のゴミ箱に捨てました。


さて私的には頑張り続けたプリミティボの道も明日はルーゴまでバスで行ければ一段落です。ルーゴからは急坂は無くなるしアルベルゲが増えるのでショートコースが使えます。これはきっとルーゴからサンチャゴ迄は100kmなので、巡礼証明書の獲得条件に合致するからと思います。巡礼増える=アルベルゲ増えるですね。でもこの時はとんだ落とし穴があることは夢にも思わなかった私です。

12 A Fonsagradaからルーゴ とうとうバス移動 へ続く