12 A Fonsagradaからルーゴ とうとうバス移動![]() 6/27(金) Fonsagradaのアルベルゲ。昨日のことですが、泊まって気づいたが8年前に泊まったのは、もう一方の公営アルベルゲだった。ひとつの町に公営が二軒あるのは珍しいので勘違いした。でも、こっちにして親切なオスピタレラと逢えたので結果的に良かった。昨年はガリシア州に入ったのでガリシアの専用Wi-Fi接続を三度お願いしても全て断られたのに、あちらから「接続してあげる」と意外な展開になって簡単に問題がクリア出来てしまった。これは今回も難しいだろうなと思っていたのでした。 受付中に沢山の日本の資料を見せてきたので何のことかと思ったら、間もなく日本観光に行く人だったので少しのサポートも出来た。京都の観光案内地図を見せて、お勧めを教えてと言うので清水寺等数ヵ所を教えるとせっせと赤ペンで記入してました。京都に何度も行ったことのある日本人の生のお勧めなので、ネットより生で確かな情報でしょう。 レンタカーで日本を移動するそうなので、東京都内の運転は難しいよと言うと、レンタカーは東京と京都の移動に使うが都内は地下鉄移動なのでと言うので安心した。浅草をお勧めしたり、スカイツリーのチケットは早く取る必要があることも教える。 6時50にパッキング完了、昨日の手拭い忘れたのが頭から離れないのでベッド周りをキョロキョロ。隣のベッドを選んでくれた(他にも空いてたのに)昨日から話すようになった婦人はさっさと出発していった。自分も昨日教わった裏口からバス停を目指す。 スペインあるあるで、バス停なのにちっともバス停らしくありません。唯一、前の家の窓ガラスにバスの運行時間が貼られてるだけです。マルタに教えて貰えたので助かった。 7:15のバスは既に待機していたので「ルーゴ?」と確認する。運転手はモチーラと言って後ろのトランクに入れるのを手伝ってくれました。降車する時にスティックを忘れないようにしなくてはと思った。 ![]() バス代5.20ユーロ。自分が一番乗りだ。バスの外に隣のベッドになった婦人がやって来た!え、乗るの?自分がバスを利用すると聞いたのでバス移動を思い付いたのだろうか?でもバス停を二つ三つ過ぎると降りてしまいました。今日のアルベルゲまでは歩くようです。代わりに乗ってきたのは87才のリッチマン(島田さん)。この人も途中で降りてしまいましたが、お互いに覚えてたので名乗りあいました。 ![]() その後もO Cádavoで3人の巡礼が乗ってきた。夫婦らしいのは軽装で、もう一人は50代らしい屈強そうなの。夫婦はルーゴ18km手前で降りたのでやっぱり残りを歩くらしい。バスは快適だったがバスの振動が腰に響いて痛い。 ![]() O Cádavoは昔、スペイングループと夕飯を一緒に食べた町なので懐かしい。そのときスペイングループもCádavoからルーゴへはバス移動にしていたのを思い出す。彼らとは6日間を一緒に歩いて泊まった仲だったのでとても楽しかったし深い山の中も苦にならなかった。その時のメンバーでフリアン(写真には写ってない)とは今だに付き合いが続いていて、その後に私が歩いたときに2度も会いに来てくれました。 ![]() 8:40 ルーゴバスターミナル到着。取りあえずバスターミナルでヨーグルトを食べてから現在地を把握しよう。うろちょろしてると二人の地元民が助けてくれました。 ![]() 公営アルベルゲのオープンまでには数時間あるので、ルーゴ名物の城壁に上がってみました。まぁ一周する程のものじゃ無さそうでした。前に来た時はこれを忘れていたので今回は是非上がってみたいと思ってたけど大したもんじゃなかった。 ![]() アルベルゲのオープン1時間を切ったのでアルベルゲ前に行くとオビエドで会ったインパクトの強い韓国おばちゃんが待ってました。私とはオビエドで会ったことを覚えてた。そしたら私もこの人とはオビエドで話したことがあったと思い出しました。待ってると数人の巡礼がやって来て、2、3日前にアルベルゲの案内をして上げた男もやって来る。この人は1日に40kmも歩くので、足の鈍い私がバスを使ったことで誰かに会えるんじゃないかと思ってたのが現実になりました。 さて、やっとチェックインの1時になったので韓国おばちゃんを先頭に受付しに行くと、韓国おばちゃんはバスを使ったのでチェックインは4時間後だそうです。自分も今日だけはバスを使ったので4時間後。その後もバスを使った女子が二人跳ねられました。受付の男は腰が痛いからだと言っても取り付く島がありません。遅いチェックインを言い渡すことに喜びを感じてるようだ。昨年のオウレンセ以来のクソオスピタレロでした。オウレンセやルーゴみたいな人気都市には巡礼が沢山やって来るのでオスピタレロは傲慢になるパターンが多いと感じる。逆に人気のない町や村の公営アルベルゲのオスピタレロは親切な人が多い。gronze にはアルベルゲの評価が書けるのでクソミソ書いてやろう。 どうでもいいけど今日のバスでもルーゴの途中までバスに乗って残りを歩いた巡礼はいるんだけどな。ルーゴひとつ手前のO Cádavoからルーゴへは約30kmあるので、そうやって途中を省エネしてる人は結構いると思う。その人たちはバスを使ったと分からないので公営に泊まれる訳だ。どうでもいいけど。 ![]() アホ臭、そんなに待てるかよと、さっさと靴紐を結んでいると韓国おばちゃんも考えは同じでした。おばちゃんには当てがあるらしいので二人で移動しました。着いたのは城壁の外側にあった私営アルベルゲのHostel Bretema。 ![]() 15ユーロ、Wi-Fi、バスタオル付き、シャワーにはボディシャンプーとドライヤー、ベッドにはカーテンと布のシーツに毛布、キッチンには全て揃っていたのでスペインで初めて玉子焼きを作りました。 ![]() たった5ユーロの差でこれは大当たり。むしろ公営で跳ねられて良かったです。公営にはWi-Fiなしキッチンにも何も無し、勿論タオルもドライヤーも見たことありません。ちなみに公営ではねられた二人の美女もこちらに移動してきました。残念がってる男子が数人いると思います。 13 ルーゴからSan Román da Retorta 腰痛が本格化 に続く |