13 ルーゴからSan Román da Retorta 腰痛が本格化![]() 6/28(土) ルーゴからSan Román da Retortaへの18kmの行程。前の時は城壁の中のアルベルゲだったので、町の中に点々とある矢印を追っているだけでルーゴの外に出られるローマ橋に出られたが、今日の私営は城壁の外側なのでローマ橋に行く道筋が分かりません。わざわざ公営アルベルゲまで戻るのも癪なので勘で歩いていると大分遠回りになったようだがローマ橋に辿りつけました。 ![]() ルーゴを過ぎると今までのような激しい登り降りは無くなって嬉しいです。でもgronzeの高低表で見ると100m前後の上下が何度も出てくるようです。これは記憶のとおりなので、やっぱりか。早々ぺったんこの道なんて出てこないよね。 ![]() やはりサンチャゴ手前100kmのルーゴからは軽装の巡礼が増えるようです。小学生まで連れた家族までいました。子供連れなので何度も一緒になるが、10km過ぎた辺りで奥さんが力尽きてしまいタクシーを呼んでました。スペインの熟年カップルが木陰で休んでいたので自分も休憩していると家族連れがやって来て奥さんがダウンと言うのを知りました。携帯で連絡するとやがてタクシーがやって来たので、こんな簡単にタクシーを呼べるのなら安心だな。この辺りのタクシーは、タクシーカミーノと言うらしいです。へばった巡礼御用達のようです。 ![]() 前を歩く背の高いおじさん巡礼は腰が悪くなったのか、庇いながら歩く様子が痛々しいです。自分よりずっと悪いみたい。それでもこの人は滅多に休まずにずっと歩き続けてるのを何度も見ました。凄い根性してると思った。 ![]() 今日は時々腰が痛くなって段差でドスンと降りるのは禁止です。明日は痛み止めを飲んで出発しよう。ボルタレンは塗ったけど効果が分からない。でもよっぽどならシルビーに貰った残り少ないクリームを塗れば即効性があるので安心です。塗って暫くするとカッカと熱くなって痛みが消えます。無くなったら空き容器を持って薬屋を尋ねましょう。. ![]() このルートには以前は立派な無人販売所があったと記憶しているが、それは消えて無くなっていたが代わりに写真の販売所が出来てました。一見大したものに見えませんが、中に入って行くと自販機が数台置かれていて流しにトイレまであると言う充実ぶり。もちろんスタンプも置いてあります。オーナーらしいおっちゃんが小まめに掃除したり溜まったゴミを片付けてました。コーラを飲んでゆっくりしていると、前を通る巡礼が全て寄って行きます。この前で自撮りしようとしたら、親切な婦人がシャッターを押してくれました。こんな場合は必ず数枚を撮ってくれます。そんなにいらないっちゅうの。 買い物の方はSan Román da Retortaのアルベルゲ手前1キロに小さな店があったのを覚えてたけど、行ってみたら立派なバル兼ティエンダにバージョンアップしてました。ここで仕入れないとメリデまでの三日間は店なしです。 入ってまずやることはビールを一杯。次に数少ない商品を物色して、持ち運びに負担にならずに腹もちが良さそうなのを買いました。大量のカステラパンとスープの元にパックジュース2個。炭酸系が買いたかったけど店部門にはなくて、バル部門の棚に並んでいる。あれはきっとバルで飲む値段で高いんだよ。 ![]() そこからアルベルゲには15分で到着。オスピタレロが機嫌良く迎えてくれました。先着が二人で自分を入れて今日の泊まりは3人だけのようです。昨日のルーゴのような人気都市だと巡礼が集中するのでベッドは満杯になるからオスピタレロは傲慢になるが、同じ公営でも泊まりに来る巡礼が少ないようなアルベルゲは巡礼に対して細やかな対応をしてくれます。これは昨年のオウレンセでも感じた事です。全部が全部じゃないけどね。 ![]() このアルベルゲは一種独特です。まずシャワーとトイレが一旦外に出ないと行けません。夜中に一度トイレに行く私にはちょっと面倒。それと室内の天井には大木がうねうねと横たわってる独特な造りです。大蛇みたいでちょっと気味悪いかも。 一昨日、マルタが設定してくれたガリシアWi-Fiが繋がりません。ここのオスピタレロに相談するも、ネットは詳しくないようで繋ぐ事が出来ませんでした。明日のアルベルゲに泊まった時にまたお願いしよう。 男児を連れた家族連れがやって来たが、何故かベッドルームを見渡しただけでどこかへ行ってしまった。家族全員が一緒になれずに離れ離れに寝るのが嫌だったのかな? 33611歩 歩数計のデジタル上部が表示されないので勘で 14 San Román da RetortaからAs Sixas この旅2番目の悲劇に続く |