01 サンティアゴからポルトへ ポルトガルの道スタート Albergue de Peregrinos do Porto 7/5(土) 2025年次のステージ、ポルトガルの道を歩くためにバスでポルトへ移動します。バスの出発が12:25と遅いのでメノールのキッチンでソーセージと玉子の朝ごはん。今度は焦がしませんでした。 さすがに時間が余りすぎるのでサンチャゴのバスターミナルへは2時間前に到着。時間があることだし半月後に乗る予定のマドリッドへのバスチケットを買うことにしました。バルなどに良くあるちり紙(ナフキン?)に行先と希望の日にちと時間を書いて窓口に差し出すと、お姉さんは窓口から出てきて券売機まで連れてってくれました。私が書いた行先に従い券売機を操作して、私はクレカを入れるだけで希望のチケットが買えました。言葉も文字も分からないので人に頼るしかありません。多くの親切な人のお陰で巡礼が続けられていることに改めて感謝です。 アルスアで出会った韓国夫婦に会いました。旦那が腰痛友達です。腰の具合はどうですかと言うので、未だに使い捨てシーツを折り畳んでバックパックが当たる所のクッションにしている所を見せました。あらまぁと言う顔をしてました。この婦人はアルスアで会った時にコルセットを上げると言ってたのを断ってたので、今くれないかなーと思ったけど一度断った手前、言うわけに行かないので残念でした。 ![]() ポルト行きのバスは順調に走り出したけど、スペインを越える頃に一時間遅れていることに気付きました。運転手さん焦ってるんじゃないかなー。自分もアルベルゲに到着が遅れるなと思っていると、ポルトが近づいた頃にスペインとの時差に気付きました。そっか、一時間遅れているんじゃなくて時間通りだったのです。スペインからポルトガルに渡って時間のずれに気付かなかったのはこれで何度目だろう?少なくても3度は覚えているのだが今年も同じことをやっている。 と言うことで無事にポルトはカンパーニャに到着。鉄道の駅は数回乗り降りしてたので想像付いてたけどバスは初めてだったから大きなバスターミナルは皆目分かりません。地上に出ると駅は線路の向こう側にありました。どうやって向こう側に行くのだろう?そこへタクシー乗り場が目の前にあったので、もう面倒だからタクシーでカテドラルへ行くことにしました。乗る前に料金を聞くと8か9ユーロとのこと。じゃぁそれでいいやと一路カテドラルへ。カテドラルが見えたところで下ろして欲しいのに、グルッと大回りしてカテドラルの入り口までやってれくれたよ。お陰で料金は10.50ユーロ。きっとそうなると思ってたよ。巡礼だからと言って全員が親切にしてくれる訳でもなく、中には食い物にしようとするのがたまに居ます。 ![]() 今日はカテドラルの中には入れなかったので欲しいスタンプが押してもらえない。こうなったらポルトのインフォメーションに行こう。最初に入った建物にスタンプはなくて、近くの別の建物ならあると教えてくれました。お陰でポルトガルの道1発目のスタンプをゲットできました。 メノールで朝飯を食べただけで、もう7時間たってるので腹ペコです。ポルトってパン屋が軒並みあるので、パン屋なら手頃な値段だろうと調理パンとビールを飲んだら9ユーロも取られました!円なら1600円ですよ!この店は商品をケースに並べてるけど価格は見せないので一抹の不安はあったけど、まさかパン屋でボラれるとはねー。 ![]() この変ちょこりんなパンは何だったかなと記憶の糸をたどるとポルトの高いパンでした。巡礼記を作っていると段々と記憶が蘇ってきます。おまけに一度こうして書いてしまうと十年経っても思い出すことができます。 ![]() パン屋を出てからもアルベルゲへは結構な距離がありました。ポルトのアルベルゲと言うか、別の町じゃないかと言うくらいポルトの中心から外れています。高いパンを食べたお陰で腹ペコからは脱せられたので予約したアルベルゲまで問題なく行くことができました。アルベルゲ到着5時、丁寧に受付するアルベルゲで順番で受付完了が5時半でした。 ![]() 変わった作りのアルベルゲで、建物は細長く、そこから更に進むと細長い庭がありました。ベンチや物干しがそこかしこにありました。 珍しく少年の巡礼がいて、この少年(と父親)にはずっと後で二度再会します。 ![]() やっとシャワー洗濯してから買い出し。これだけ買っても7ユーロもしません。昼間のパンの方がずっと高かった。もう値段を表示しないパン屋では食べません。 食べ終わる頃には9時半を廻りましたが、まだ外は夕暮れにもなってません。到着が遅いと夕暮れが遅いのが有難いです。 明日は海岸の道を行くか、内陸のセントラルを行くか、まだ考え中です。ポルトガルの道はこれで4度目ですが、最初に歩いたのがセントラルだったので、セントラルには懐かしさもあるけど海岸の道も魅力的なんですよね。これからまた考えます。 02 ポルトからLabruge その名はイワン へ続く |