04 Vila do CondeからApúlia 日笠初使用
   Albergue Santiago da Costa

7/8(火)
昨日はポルトガル3日目なのにいつもの間違いをしました。ビラドコンデのアルベルゲ前で開くのを待ってた時に、オープンの2時になったので開けてと中の人にジェスチャーで伝えた所、2時だよとジェスチャーを返されました。えっ、いま2時じゃん?そこでハット気づいたことがありました。そうだ、ポルトガルってスペインより1時間遅いんだった。その場で時計とタブレットの時間をポルトガル時間に合わせました。
と言うことで今日の話し。スペインのアルベルゲでは朝6時には多くの巡礼が動き出していたが、ここポルトガルでは5時(スペインの6時)にはみんな寝ていて6時になったら動き出した。スペインなら7時なので出発した時間だ。みんなすっかりポルトガル時間になってる。
ポルトガル時間の6時半に出発。今までのスペインなら7時半なのですっかり太陽が上がっています。ずっとカミーノを追って歩いてたが道なりに歩きすぎて気がついたらカミーノから大きく外れていて次の町を通り越していた。タブレットの地図で見ても私のタブレットには地磁気センサーがないので北も南も分かりません。どっちに行くのが正解か分からないので颯爽とチャリで走ってきたおじさんに止まって貰いました。巡礼に好意的な人で、自身も巡礼経験者だったようです。教えて貰い2キロの遠回りになるが無事にカミーノに復帰する。
途中二度、ヨーグルトと共に行動食の甘いパンを食べたりペットボトルに詰め替えたワインを飲んだりする。やっぱりこう言う日はペットボトルにはワインではなく水を入れといた方がよさそうだ。暑いので二度、カフェに入って冷たいのを頂きました。一度目は小さいビールが1.5ユーロで二度目の店では缶ジュースが2ユーロだった。村のカフェのおばちゃんからは出発するときにボンカミーニョと言って貰えました。スペイン語のブエン・カミーノのポルトガル版です。

今年は8月の帰国なので暑さ対策にとずっと日傘をバックパックに忍ばせていたが、やっと使ってみました。使い心地は長短ありで、長が1で短が2と言うところ。長は勿論、日陰が作れること。短の1は風の日は傘骨が柔でおちょこになってしまう。短の2は片手が傘で塞がれてしまうこと。工夫して手で持たなくて良いようにカラビナと紐で固定してみたが、やっぱり手で持つ必要があったのでスティックは1本しか使えない。折角持ってきたけどまたの使用になりました。

歩いていると十字路にアルベルゲを示す看板があったので、ここだと思って迷うことなく左折。地図で見ていた時より曲がり角から大分距離があるようだ。村の中に入ると道筋にアルベルゲが出て来たので、やれやれ着いたかと思って建物を見るとネットで見ていたのよりずっと奇麗です。あれ?こんなだったかなと思ってタブレットのGPSで確認すると別のアルベルゲだった。あの曲がり角の表示はこれのだったのかと気づいた。そこからまた暫く歩いて予約したアルベルゲには2時半に到着。どうやら余計な回り道をしてしまったようだ。もっと注意深くならないといけませんね。1階はバルで2階がアルベルゲのようだが、経営は別らしい。

この町には私営アルベルゲしかありません。でも安目の15ユーロ。受付は2階だった。階段を上がっていくと部屋が幾つかあり、レセプションは少し奥まっていた。通された部屋は平ベッドが3台で既に男性巡礼が入っていた。今までなら平ベッドは喜んでいたが今は逆になった。腰がなるべく痛くならないように工夫しよう。幸い毛布があったので、これを頭と肩に入れれば腰がまっすぐにならないので予防になります。これなら静かに寝られそうだなと気を良くしたが、二人だけの部屋なのに同室の男はイビキ大王と気づくのは夜になってからだ。この部屋のイビキ遭遇率100%!

シャワー洗濯してからキッチンを下見に行くと、ちゃんとしたキッチンだった。料理は作らないが食器は必要なので何があるのかチェックしてから買い物へ。

スーパーが近くて助かるが、アルベルゲを目指している時にスーパーを目にしていたのに買い物では通り越してしまっていた。ちょっと見はまったくスーパーどころか店にも見えないので気が付きにくい。だって店の駐車場がまったくの荒れた空き地と変わらなかったんだから。でも店内はちゃんとした品揃えがあったので、今日も嬉しい1リットルビール。外の広いベランダにあるテーブが日陰だったので今日はベランダで頂きました。ビールは常温だったので冷蔵庫の氷をたんまり入れました。スペインの1リットルビールは常温が殆どなので、買い物に出る前に冷凍庫に氷があることを確認してました。ガラスのコップがないのでビールはマグカップで。左の緑色の袋は日本から持参の買い物用ナップザックです。百均なのであまり長持ちしそうもありません。
トマトの下に見えてるのは今年からお気に入りになったツナ缶詰です。だいたい1ユーロちょっとで買えます。魚臭くないし食べやすいので時々買うようになりました。ヨーグルトは2個食べて残りは冷蔵庫に入れといて朝ごはんに食べます。

05 Apúliaからマリンハス 今年2回目のスイカ へ続く