11 RedondelaからPontevedra らんま2分の1 Albergue de peregrinos Virgen Peregrina ![]() 7/15(火) レドンデラからポンテベドラ19.6kmの行程。やっぱり内陸の道は海岸コースのように涼しくはないようです。日が高くなって暑くなるまでに、なるべく距離を稼ぎたい。昨日の出発は6:40にしたが夜明前けくらいの暗さだった。6時では真っ暗なので、道を間違える危険を考えると6時半が妥当かな。 早く出発しても歩くのが遅いから時間が立つに連れて抜かれて行くのだけど。以前のように他の巡礼を抜いて歩けた頃が懐かしいよ。どうやって歩いていたんだろうとしょうもないことを時々考えます。 ![]() 予定通り6時半に出発、今までのポルトガル時間なら5時半で夜明け前の暗さです。矢印を見落とさないように注意してたが結局見落としてました。大分歩いてからカミーノに復帰。時間が経ってたので巡礼の数が凄いです。さすが二番人気のポルトガルの道。 今日は150mほどの山を2つ越えます。狭い山道をエマージェンシーの車がガタゴトとやって来ました。誰かが動けなくなったんだなと想像しましたが真相は不明。暑い盛りの山越えは堪えるので体力のない人には辛い行程と思います(自分)。 ![]() 写真はポンテサンパイオ(Pontesampaio)。昔、スペインとフランスが橋を挟んで砲撃戦をやったところです。昔の古い橋なので車は通行禁止かと思いきや、ちゃんと生活道路として車も走ってます。長い橋なので、向こう側から車がやってくるのが見えると、こっち側の車はちゃんと待ってます。そうやって馬車の時代から何百年も大事に利用してきたんでしょうね。 ![]() 遠くに見える橋はスペインからポルトガルに向かうバスが渡る橋で、橋の右側のビーゴからは海岸の道がレドンデラを目指し、セントラルの道は橋のひとつ山の向こうからレドンデラを目指します。 ![]() 6時間歩いて12:45にポンテベドラのアルベルゲに到着。もう40人ほどが行列を作っていました。ここのベッド数は56もあるので心配ありません。受付の婦人は「らんま1/2」のTシャツでした!「らんま2分の1っ」と声が出ました。私が日本人と分かると日本語で挨拶してくれました。日本の友達に見せたいので写真を撮って良いですかとお願いしました。 いつもはチェックイン後はシャワー洗濯して買い物に出掛けますが、ここの自販機に缶ビールを発見!しかも500mlなのに1.5ユーロ!このアルベルゲに前はなかったものです。ありがたいのが出来ました。 折角ビールが手に入ったことだし、いつものルーチンは無視してビールと残っていた行動食のエンパナダとサクランボで一杯やることにしました。これだとシャワーも一段落してるし良いかも知れない。 午後4時過ぎ、暑い盛りに若者のグループが到着してきました。若さだねー。余りに暑いので買い物は涼しくなってから出かけることにします、シエスタを実感。自販機のKASレモンは安目の1.1ユーロと安いので暑い中を行くこともないです。 ![]() 前は見かけなかったもうひとつはアルベルゲの廊下でマッサージをやる人がいました。張り紙を見るとドナティーボと出てるけど、マッサージのドナってどの位が適当なのか想像できません。5ユーロと定額なら安心してやってもらえますが、5ってことはないんだろな?若者のリサちゃんがやって貰ってました。いくらドナしたのか聞いてみたいけど、それもいやらしいので止めときました。聞いてもどうせ掛からないし。 スーパーへは少し歩かなくてはならなかった筈ですが、近くの駅前に大きなスーパーが出来ていました。これはラッキー、アルベルゲのすぐ近くです。いろいろ買いこんでホクホク顔で帰りました。今年のポンテベドラは色々ありがたいことが増えてました。 12 PontevedraからBriallos アルベルゲは野中の一軒家 へ続く |