14 PontecesuresからO Faramello 森の一軒屋
   Albergue de peregrinos de Teo

7/18(金) 例年は(と言っても3回)ここからサンチャゴまでの27kmを一気に歩いたけど、今年はなるべく無理をしない方針なので初めて途中で一泊入れます。日程的にもそれで充分だし。
午前4時を廻ると何人かが活動を始めだした。みんなサンチャゴまで歩くので元気な人でも7時間が必要だろう。暑い盛りの到着だね。自分はO Faramelloの周囲に何もない公営アルベルゲまで12.9km。近目の代わりに重たい食料を3食分運びます。
5時前に出発して行った人がいたので、きっと12時のカテドラルミサに間に合う為だろうか。その後キッチンで朝飯を食べてからベッドルームに戻ると殆どが出発していたので驚いた。みんな素早いねー。
自分も出発すべく玄関に行くと送り状を下げたバックパックがひとつだけ置いてあった。外からヒョイッと持ち去られそうなのに心配じゃないのかね?

取りあえず向かうのは2.5km先のパドロン。サンチャゴの小船が流れ着いた町です。途中のアルガ川をパチリ、当時もこんな感じでサンチャゴを乗せた舟を係留できそうもない川岸が続いてたんだろうなーと想像しました。そしてやっと係留できそうな場所がパドロンだったと。

パドロンのサンチャゴ教会は朝が早かったので開いてなかった。代わりにConvento do Carme教会をパチリ。後ろの丘がきっとサンチャゴがスペインで初めて演説した所らしい。あの教会の左に隣接してパドロンの公営アルベルゲがあって、前に泊まったことがありますが、やっぱり当時でも満員状態でした。聖年の今年なら早い時間でフル必須じゃないのかな?ここのベンチでさくらんぼ休憩をしました。

ずっと歩いたので、そろそろビールの時間だとバルに寄ると何度も何度も会うイタリア男のマリネスがいた。会うと毎回「ありがと」と言うのでグラチェと返します。マリネスは今日サンチャゴへ行ってしまうので会うのは最後かも知れないと思ってマリアカードを渡しました。その前にビールを奢ってくれたし。マリネスって髭まで天パーなんだね。このバルから昨日の分をフェイスブックにアップロードできました。

道端に大きな教会が現れました。どうせ今日は早く着くことだし寄っていきましょう。とっても背の高い教会で、離れて写してもてっぺんが欠けてしまいました。教会から出てきた婦人を見ると、あれ、この人とはViana do Casteloのアルベルゲが開くまでカフェで一緒に待っていた人じゃないかと気づいたが、追いかけるほどでもないので黙って見送りました。

13:30、アルベルゲ到着。意外や4人の若者が先着してました。若者って午後4時5時の到着が平気なのに、こんな早くアルベルゲに入る連中もいるんだなぁ。仲良く4人でゲームして盛り上がってます。鬼のひとりが目をつぶっている隙に他の3人が室内の何かを決めて、それを鬼が言葉で当てるゲームらしく、若いころにこんなゲームやった覚えがある。
昨日作っておいた昼夜兼用のサンドイッチ。トマトにチーズとハムを入れたけど、レタスがあると良かったなと思いました。使いかけのスープの元が意外なほど旨かったのでまた仕入れておこう。
今日のアルベルゲも想像した通り、使い物にならないガリシアWi-Fiでした。明日はサンチャゴなので快適なWi-Fiを便利に使えるはず。

15  FaramelloからSantiago de Compostela 二度目のサンチャゴ到着 へ続く