04 オルベイロアからセー 4度目のアルベルゲ
   Albergue A Casa da Fonte

7/24(木) フィステラの道4日目。オルベイロアから港町Ceeへの20km。今朝も風が強くて夏なのに寒いようだった。オルベイロアを出ると写真の道になります。左側の谷底には川が流れていて良い景色が続きます。正面に山が見えてますが、あの山を越えてロゴソの村に到達します。
休みなく1時間歩いてロゴソのバルで軽い朝ごはんを頂きました。

初めてロゴソを訪れた10年前は、右の茶色い建物だけでしたが、バルとアルベルゲ事業が軌道にのったのか左側の明るい建物が現在のバル兼アルベルゲです。右の古いのはもう営業してませんでした。オルベイロアを出発すると、このバルしかないので皆さん寄って行きます。私も毎回ここで朝飯みたいなことをやってます。今日もコラカオとでっかいクロワッサンを頂きました。昨年はここで日本人の婦人と出会ってフィステラまで一緒に歩くことができて楽しかったが、今年は日本人とさっぱり会っていませんね。

Cee へ行く道とムシアへ行く道の分岐点です。左がムシアで右がセー。私はセーに向かいます。フィステラルートの一周に挑戦している先輩が今朝はムシア方面からやって来る筈なので、先輩を待つこと30分。結局出会えることなくセーに向かいました。先輩はその1時間後にやって来たようです。
シャッターを頼むと必ず複数枚撮ってくれます。勿体ないからみんなアップロードして日本に帰ってからダウンロードします。これはそのうちの1枚です。

海の写真はようやくセーの町が見えた所。オルベイロアから7時間掛かりました。木々の間から見えるのが本日の宿があるセーの町です。長い急坂を下ってセーへ。股関節が痛くなります。
セーの町に入ると地元のオジサンが話しかけてきました。あんたはセーに泊まるのかと二つのアルベルゲの名前を言ってます。それならあっちだと教えてくれたけど、セーを訪れるのはもう6回目なので分かってるけどグラシアスと言っときます。

今度で4回泊まるアルベルゲ A Casa da Fonteにチェックイン。毎回同じベッドで寝ているので、ここだと言うと今日はグループが入るので別のにしてと言われました。何度も一緒になった7人ほどの高校生グループもここに泊まるようです。男子1人に女子が6人のハーレムのようなグループ。
ここは広くてきれいだけど腰のために必要な毛布がないのでに空いている他のベッドの枕を拝借しました。
昼寝をしているとオーナーがやってきました。私が寝袋でなく使い捨てシーツで寝ているので心配になったようですが、これで問題ないと言うと安心したようです。使い捨てシーツは1枚でも寝られますが、いまは2枚を重ねて四隅をピンチで留めて使っています。これだと多少寒くても寝られます。

手持ちの現金が50ユーロになったので今回3回目のキャッシングで300ユーロをゲット。今年は全部、中にいる銀行員さんにお願いしました。これが一番安全で確実。

近くのスーパー、ガディスで食料を仕入れました。生野菜にはツナ缶詰を汁ごと掛けて味付けします。今年覚えた新しいレパートリー。ツナ缶は気に入って今回5、6回買ってます。教えてくれた小川さんありがとう。
明日はフィステラへの12km。出来れば10時に到着してフィステラ到達証をマリアから頂いてから11時のコルーニャ行きバスに乗れれば最高なのですが、どうなることやら。

隣のベッドの子が台湾の人らしいので話し掛けてみました。当たりです。しかも日本語を話すので下手な英語を話す必要がありません。これが初めてのカミーノらしいが、フランセスにポルトからのポルトガルの道にフィステラと、更にムシアまで歩いたらオウレンセに移動してサナブレスまで歩くと言うのでビックリだが時々バスも使っているようだ。
マドリッドで食事しましょうと言うので電話を持ってないと言うとFacebook繋がりにしてくれました。これならWi-Fiさえあれば連絡取れますからね。しかし日程が合うかと思うでしょ?何とマドリッドに1ヶ月いるそうです。自分がマドリッドに戻る頃には既にマドリッドにいるのでいつでもオッケーとのこと。カミーノ後の楽しみが出来ちゃいました。話し掛けて良かった。SNSへの顔だしもOKもらいました。フェイスブックやってるような人は当たり前だよね。

05 セーからフィステラ→サンチャゴ更にコルーニャ
   おまけにフェロール 初めてやった離れ業
 へ続く