04 Albergue de peregrinos de BetanzosからHospital de Bruma Albergue de peregrinos de Hospital de Bruma 7/29(火) ずっと一緒だったドイツ、南アフリカとスイスの三人と今日は一緒です。モナ(ドイツ)が私と同じパンツをはいていることに気付いたのでツーショットしました。これ以降、三人とは連れだって飲みに出たり食事したり急激に親しくなって行きます。何が切っ掛けになるか分からないけど何でも仲良くなるための切っ掛けは転がっているので、それを生かせるかどうかは個人の問題です。何ちゃって知ったかぶり。 でも今晩のプレセドと2日後までは一緒の気がするので未来は楽しい気がします。 ![]() バルがあったのでみんなで小休止しています。Wi-Fiがあるとフェイスブックにアクセスしています。毎日の単調に歩く中での数少ない楽しみなので。このあと3人は寄り道したのでプレセドには一人で向かいました。 ![]() 傘友達は香港の若者。8月帰国なので日差しが強いだろうと持ってきた傘ですが、思うように使えなかったので今回は写真を撮るために久し振りにさしてみました。撮ったらまたしまいます。 このお兄ちゃん、昨晩は私のベッドの上でした。知らん顔してるとそれ以上のことはありませんが、話しかけると急にフレンドリーになるのはいつものパターンです。こういう場合は年長の私から話しかけるのがセオリーです。この青年たち、路上で死んでいた鳥の死骸をティッシュで包んで森に異動させてた心優しい青年です、私には思いつかない行動なので尊敬しました。 ![]() 二人は若いのに歩くのがとても遅くて、珍しく私の方が早く歩く人でした。なので時々一緒になること多し。 ![]() 今日のアルベルゲはプレセド。プレセドは管理人が常駐してないので、最初に到着した人は電話連絡して鍵を開けて貰う必要があります。電話を持っていない私が一番だったら入口で誰か来るのを待っていようと思ってましたが、運良く呉さんが既に到着して中に入る所でした。 ここも3回目の宿泊です。いつも上の写真右側の出入口に近いベッドを取るようにしています。トイレが近いもんで。このアルベルゲの廻りには400m離れたレストランが一軒だけで他には何にもありません。レストランは美味しいワインだったのを覚えてるので呉さんと行ってきました。残念ながらワインは普通になってて、格安の巡礼定食はやってませんでした。お陰でランチが33ユーロと言う高級料理になりました。明細を見たら私の肉料理が16ユーロもしてました!!呉さんのイカリングは幾らなのか知らないですが、肉の他はサラダとビールだけしか頼まなかったんだけどな。パンも有料か!?何しろ分不相応に高すぎるランチになってしまいました。ワインが普通なら、もうこのレストランはただの高いレストランになったので、来る理由がなくなりました。 ![]() 呉さんには先に帰って貰って、レストランのWi-Fiを使って明後日のシグエイロをブッキングコムで予約しました。22ユーロ。今日はお金に羽が生えて飛んで行きます。 ついでにフェイスブックも見たらバスの時間を教わったアナが私のフェイスブックに写真と共にコメントを投稿してくれてました。 ![]() 上の写真がそれですが、アナと最初に出会ったのは9年も前です。フィステラの道を5日間一緒に歩きました。まぁ天真爛漫でスペインの太陽のような女性です。その3年後、私が巡礼しているアルベルゲに車を飛ばして会いに来てくれた時の写真でした。今回もコルーニャで時間があったら会えたか知れなかったので残念でした。ちなみにアナが胸に付けているバッチはサンチャゴ巡礼と熊野古道の両方を歩いた人が貰えるデュアルペレグリノバッチです(日本名:ふたつの道の巡礼者)。その年にサンチャゴで貰ったものですが、上げる物を何も持っていなかったのでアナにプレゼントしました。 夕方になったら他のお姉さん方は同じレストランに夕飯を食べに行くそうですが、私はもうお金もお腹もいっぱいなので行かないです。 ![]() このアルベルゲはとてもコンパクトな設計なので、トイレとシャワー室が男女一緒です。左にシャワー、右がトイレです。それは良いんだけどシャワーを利用するときの着替えスペースがありません。私はどうでも良いんだけど女性だと困るんじゃないかな。と言うことで、女性陣は人の出入りが無くなった夜間に浴びていたようでした。豪快な感じの女性陣ですが、やっぱり恥じらいはあったんだね。 周りに何もないアルベルゲなので、室内に自販機がありました。何もない地域にポツンと立っているアルベルゲあるあるです。 ![]() 手前が一応キッチンのつもりのようで、左に電子レンジと電気コンロがあります。反対側には狭いテーブルとイス。最低限の仕様ですがないよりずっとマシです。注目すべきは正面にある自販機! ![]() スペインではこのタイプが一般的な自販機です。コインを入れて希望の番号を押すと品物を後ろからぐにぐにと押し出すシステムで、押し出された品がポトンと下に落下します。取り出し口は自販機の幅いっぱいにあります。 ![]() 二人がケタケタ笑っているので取り出し口を良く見るとチーズやヨーグルトに水ボトルまで入っています。これは気付かなかった!こうしとけば冷蔵庫と同じじゃん!!早速私の水ボトルも一緒に入れさせてもらいました。これで明日の数時間は冷たい水が飲めるって寸法です。いやー、自販機にこんな使い方があるなんて知らなかったなぁ。巡礼が沢山泊まっている宿ではできない技ですが、ここに泊まっているのは全員が気心の知れた仲間なのでオッケーと言う訳です。 日本の自販機だと取り出し口は狭いし冷えないので出来ないですがスペインの自販機の新しい利用法を見つけました。 05 ブルマからO Outeiro やって来た二人 へ続く |