☆〜越畑便り〜☆
2005年1月8日(土) 《毎週土曜日に更新の予定です》




雪の朝(1月1日)

朝7時過ぎの風景です



1年で一番寒い季節に入りましたが、皆様お元気でお過ごしですか。七草粥も召し上がり、お正月飲みすぎ食べ過ぎのお腹の調子も元に戻ったことでしょう。

私は遅まきながらここ2・3日は食事時、お正月飲み忘れていたビールなど飲みながらお正月気分を味わっています。普通の食事でおせちらしきものはありませんが。

写真は上の茅葺家と、お隣の庭。屋根の雪がずり落ちてこんな形(3日)になっていました。なにぶん、元旦からこの雪で、庭の通り道だけですが、雪かきで運動不足解消です。(^^)

いつものように、小さな灯篭に積もった25センチもの雪帽子はかわいらしく、雪の花が寒そうな枝を隠しています。

しかし、ショッキングなことにデジタル放送は肝心のお正月5日間、受信不能でした。雪の為か、アンテナが動いていたようです。

でもそんなことは、生きていく上ではとるに足らぬこと。こんな山奥でもテレビを見られたり、今生きていられることは本当にありがたいことなのですね。

イラクで亡くなられた橋田さんの大学の講義の映像も流れていました。平和な日本に戻ると違和感を感じていらっしゃるようでしたが、「皆に私が言いたいことは、とにかく生きていて欲しい!ということ」とおっしゃっていた言葉が印象的でした。若い方に自分を大事にして!ということでしょうか。

昨年末のスマトラ沖大地震の犠牲者数が15万人以上にもなったのですね。現地でご健闘のサポートの皆様に本当に頭が下がります。これ以上犠牲者が増えないよう、感染症対策が遅れないよう祈るばかりです。(-_-)

被災者の方々の精神的なフォローは必要と思いますが、なかなかそこまで手が回らないことでしょう。立ち直るまでの、ご苦労、苦しみを思いますと胸が痛みます。

◇◇◇ 花・野菜 ◇◇◇

昨日暖かい日差しの中、やっと雪の下の花たちが顔を覗かせました。凍ってつぶれていますが、スイセンの花はまだ綺麗です。洗って家の中、切花で楽しむことにしました。ついでに、ニンジン、レタス、葱、キクナも雪の中から収穫。雪の下でも冬野菜は元気です。

野菜サラダを作ることができるようになって少し頭がはっきりしてきました。やはり、栄養のバランスがだいじなのですね。昨日の”何でも入ってるサラダ”は、玉ねぎ、ニンジン、白菜の浅漬け、豆腐、ワカメ、パセリ、キクナ、ミョウガのピクルス、そしてオリーブオイルはポルトガル・シャローラ産のものでした。盛り付けは気にしない私です。(^_^;)

少ないお餅がなくなった日、また大きなつきたて草もち3個、Tさんからいただきました。やはりうちより美味しい!ほんのりヨモギの上品な香りがしました。

◇◇◇ 作業の報告 ◇◇◇

雨の日は少しづつですが、家の中を片付けることができます。

木・金曜日、屋根裏のガラクタを下に下ろす作業。こんなに簡単にできるのに、作業に取り掛かるまでに長い月日がかかりました。(^^ゞ

屋根裏に上るたびにつまづいていた煤竹がなくなり、やっと通りやすくなりました。でも下ろしたものをどこに片付けましょう!今度は下が通りにくくなっています。(^_^;)

雪が緩むたび、軒下にのぞく雪を落としていましたが、また寒気がやってくるようですね。元の木阿弥?雪景色はこんなに美しいのですが・・・。

今朝はまたサラサラと粉雪が舞っています。道は溶けていますが、再度美しい雪景色の朝です。

---後記---


昨日、テレビで「ロボットスーツ開発最前線」を放映していました。脳の命令で筋肉に流れるわずかな電磁波をセンサーでとらえ、手足の動きを助けるというもの。動きはとてもスムーズで、ここまで進んでいるのか!・・・の思いでした。開発者はすごい!介護用ロボットなど、色々な方面で役に立つことでしょう。

番組の中の「脳が末端に命令している」・・という言葉にはっと気がついたのですが、やはり脳がしっかりしていないとダメなのですね。しんどい思いばかりの4年間、手足は何とか動いていたとはいえ、私の脳は壊れていたのだと改めて自覚させられた番組でもありました。

そうは言ってもやっと、朝起き、顔が洗え、お風呂に入れる、そんな誰もができる普通の生活がほぼ規則正しくでき始めたばかり。でもそれをしんどい思いをせずにできることは、本当に嬉しいことです。(^^)

は〜い、もちろんこれからも脳は壊れていく一方ですが、これからは、積極的に少しでも老化を遅らせる努力をしたいと思います。



1月2日の夕焼け。

            

ではまた (^o^)丿~~~ 
見てくれてありがとう(^o^)丿!!  さよならさよなら

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