☆〜越畑便り〜☆
2005年2月12日(土) 《毎週土曜日に更新の予定です》




朝霧(2月9日朝


山を降りる途中、車の窓からパチリ。

ここからの景色は私にしては珍しいでしょ。




こちらはまた冬の寒さがぶり返してきました。寒くなりましたね。皆様、お元気でお過ごしでしょうか。私、昨日はテレビの見すぎで寝つきが悪く、ちょっと朝寝坊してしまいました。

今朝は一時、向かいの山に陽が差していましたが、また厚い雲に覆われています。それでも明るさがありますので日中は仕事日和になるでしょう。

先週土曜日、いつもの遠回りの散歩です。日陰はまだ雪が残っていました。いつもの切り株のある小屋まで行って見ました。ある方に追跡調査を頼まれているものですから・・(^^)。数が減っている気がするのですが、雪をかぶった丸太がまだ残っていました。

先客がいました、ご年配のご夫婦。奥様は車でお待ちかね。だんな様が夢中で写真を撮っていらっしゃいました。セミプロのようで、なが〜い足の付いた大きなカメラです。「私も撮りに来た・・」と言いますと、「これ面白いね。」と何枚もシャッターを。杉の葉を雪の上に置いたり、芸の細かいこと・・。私は2枚のみ。

「これは何に使うのでしょう・・」と奥様。「薪用に割っていたのを見た人がありますよ・・・」と言いますとそれにしては中途半端な長さですね・・・と不思議そう。誰もが思う疑問です。(^^)

学校裏には松の木の大きな枝が置いてありました。ウチの桧と同様、この重い雪で折れたようです。

神社の下から見上げますと石段も雪の中でした。もう少し歩きますと、Yさんのお家です。

火曜日でしたか、いつもいただくばかりだからとここの奥様がお茶菓子を持って、配りもののついでに寄られました。ダルマストーブは火をつけていなかったので上に上がっていただき田舎時間の長いお話になりました。

またまた仕事は進みません。しかし、こんなときは越畑の色々なこと教えていただけます。どこそこはどこそことご親戚・・・とか。そうしますと何代かさかのぼりますとほとんどの方がご親戚の関係のようでした。

テレビの中の時代劇からそれたお話です。昔々まだ奥様の子供さんが小さかった頃、35年くらい前のことだそうですが、よく時代劇の撮影チームが来たそうです。

そんなときは娯楽の少ない昔のこと・・お昼ごはんもそこそこに撮影している所まで見に行ったそうです。田んぼの中での撮影もあったり、女優さんが練習のときは人形を抱いているそうですが、本番のときだけ本物の子供に取り替えるとか。

でも京都なのに東京の方の場面として撮っていたそうです。だからそのときは越畑のことは出なかったそうで残念。・・・河原邸もよく撮影現場になったそうですよ。

やはり京都は太秦映画撮影所もあるからか、岡山の田舎とは違い、ちょっと面白いですね。でも最近はめったに来なくなったそうです。

写真は2月9日の朝、山霧です。

◇◇◇ 野菜・お餅つき ◇◇◇

白菜がもう一つあるかと思いましたが、この寒さの為か、こんなに葉が開いていました。ちょっとまずいのですが我慢して食べることに致します。

今回は丸餅をつきました。写真に撮る事考えてたらもっとまじめに作ったのですが・・・この大きさの違うこと!・・・でも良いのです。私が食べる分には大きかろうと小さかろうと、・・・まずかろうと・・・。(^_^;)

最後大きなお餅を伸ばして残っていた大根の葉の油炒め煮を包んで食べてみました。信州のお焼きのようでなかなか美味しいです。

甘いもの好きでよく体調を崩す私としましてはこんな食べ方は良いですね。お雑煮も良いですね。中国では春節ですか。私も旧正月をお祝いして、お正月気分で・・・。(^^)

◇◇◇ 作業の報告 ◇◇◇

最近は「うつの部屋」の工事にかかりきり、しかし案外この部屋はエネルギーを消耗いたします。家の工事が進みません。

しかし、色々と思案はしております。写真の大きな寿司桶をどこに置けば邪魔にならないか・・・もう何週間も考えてはおります。そして先週ひらめきました。これなんて言うんでしょう。錆付いていますが、つるべ用の滑車でしょうか。これと、シュロの皮で作られた縄で編まれた籠と組み合わせて台所の上からぶら下げようかと思っておりまする。・・・じゃまかな?(^_^;)

そのぼろぼろの籠を洗濯機で洗いました。それで最後でございました。何が?調子悪かった古い洗濯機がついにご臨終のようです。

壊れたものを置いておくのは邪魔・・と思いますが、当分置いておきます。今は洗濯機もゴミに出せないのですよね。有料です。テレビもですね。小さな、一度も使ったことの無いテレビ、電気屋さんに引き取ってもらうと5千円もかかりました。辛いものがありますね。でもちゃんと処理してもらえるのなら安心かも。

少し長く留守にしましたら、トイレの真鋳の蛇口から水漏れ。苦労して買ってきたパッキン(近くには売ってないのですよ)がありましたので取替えました。真鋳は見た目は渋くてよいのですが、破裂しやすいそうです。ガーデン用にご使用の節は特にお気をつけください。もっとも、あまり寒くない地域は大丈夫です。

その上、先週の大雪でまたまた衛星放送が映らなくなりました。次回は有料ですからね・・と脅されていました。教えてもらっていたので、自分でBSアンテナを調整してみました。小さな窓ですから、サッシを外して屋根の上といっても危険ですから片足は半分中に残したまま身を乗りだし調整です。下までテレビ画面を見に行き、何度上がったり降りたりしたことか。こんな所につけなきゃ良かった〜(T_T)。それにしても角度の変るレンチがあって助かりました。

しかしそのかいあって、アンテナレベル60までいきました。う〜ん、これで今後も自分で直せるぞ。と久しぶりの充実感です。でもやはリ慣れない仕事。サッシのねじ一つ落としてしまい・・・小さなネジは出てきません。多分雪に埋もれていることでしょう。(^_^;)

---後記---

昨夜、「原爆の夏遠い日の少年」を見ました。小学校には足の踏み場のないほどの死体が並べられてあったとのこと。初めて、一度に何万人もの犠牲者を出す原爆の恐ろしさ、戦争の悲惨さを身近に感じました。従軍カメラマンの方が写したという、死んだ弟を背負って火葬場前に立つ少年の写真は涙なしには見ることができません。

異常な状況下、国民も麻痺していたのでしょうが、それでも心身ともに傷ついた方が多かったことでしょう。そして、まだ傷を負ったままの戦争体験者の方も多く生きていらっしゃると言うことですね。些細なことでめそめそしている現代人に腹の立つ思いの方も多いことでしょう。

辛い状況を体験された故に、生き方上手になられた方々をお手本に生きて行きたいと思います。



2月5日の夕空。

            

ではまた (^o^)丿~~~ 
見てくれてありがとう(^o^)丿!!  さよならさよなら

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【2月5日】      【2月19日】

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