☆〜越畑便り〜☆
2005年6月11日(土) 《毎週土曜日に更新の予定です》




雲の虹?(6月7日)


向かって右手、ぼんやり明るいところに虹のようなものが・・・夕陽を受けた雲の虹?
とても珍しい光景でした。
この日の空の広がり、とてもとても写真では表せませんでした。



皆さま、おはようございます。お元気でお過ごしでしょうか。いつもお立ち寄りくださいましてありがとうございます。

昨日は蒸し暑かったですね。いよいよ梅雨入り今日は雨です。古家は湿気が多いですからカビ対策をしないとだめですね。皆さん干しシイタケは梅雨前に食べてしまわなくてはいけませんよ。

裏の崖のうつぎが5部咲きでしたが、今はもう満開でしょうか。山に自生しているものも満開で白の花が美しいですね。{うつぎの別名 ・・・「卯の花」(うのはな)、 卯月(旧暦4月)に咲くことから。 また、「うつぎの花」の略とも。 「雪見草」(ゆきみぐさ)。 見た目が雪のよう。}

ふ〜ん、うつぎは卯月(旧暦4月)からきていたのですね〜。

今回は、いつもと同じ方向へ、棚田を眺めながら学校裏へ・・・神社の緑の美しさにも目を奪われました。道路近くには水田になっていない田が多くあります。ホオズキ畑になったり、耕されていないところも。

新しいお家が建ったから?という訳でもないでしょうが、だんだんとお米を作る農家も少なくなっていくのでしょうか。

冬の間は寂しかった100円野菜も復活のようで多くの野菜が並んでいました。ついでに私も三つばかり。キャベツ、えんどう豆、紫玉ねぎ、しめて300円です。そんなに安くはないですね。

えんどう豆の美味しい季節ですね。えんどうご飯、美味しいですね〜。玄米ばかり食べている私もこんなときは白いご飯を炊きます。とっても甘い豆でした。

私は、鞘インゲンとスナックエンドウしか作っていないのです。こんなに美味しい豆は作れませんね。野菜作りの下手なおばさん百姓は買うに限ります。(^_^;)

後ろを振り向くと、黄色い黄菖蒲の花が鮮やかでした。

◇◇◇ 実の生る木 ◇◇◇

宝石のようなゆすら梅は直径1センチ以上もあるものも多く、鳥さんが残してくれていました。良く熟れると甘いものなのですね。今年は食後のデザートになるくらい多く食べることができました。

おやつなどなかった子供の頃、自宅になかったのでよそのゆすらうめが美味しそうに見え、思いきり食べてみたかったのです。やっと今年その贅沢な夢がかないました。

イチゴも今は網をかけなくても食べられなくなっています。来年は早めに網掛けして要領よくならなくちゃ。いつも網をかける頃には寄りつかなくなるのです。思うに山に実が沢山実り始める頃なのではないでしょうか。

ゆすら梅より甘いのは桑の実です。(暗い写真ですみません)赤い実が黒くなったら食べごろです。小さいので、あまり食べた気はしませんが、この甘さは特別の甘さです。口の中が紫になろうと真っ黒になろうと食べてみたいのです。(^_^;)

山の畑の桑の実を♪子かご〜に摘んだ〜はまぼろ〜し〜か〜♪・・・摘むときはいつもこのフレーズ(三木露風作詞)が頭に浮かんできます。

しかし今年の豊作はなんと言ってもキーウィではないでしょうか。まだ花の段階ですが数え切れない数です。といっても数十個くらいでしょうか。

これがすべて実になると大変かも。小さな小さな実になることでしょう。それもまた良いかも??

◇◇◇ お茶作り ◇◇◇

良いお茶の木があるわけでもなく、あちこちに芽を出した小さなお茶を摘んで集めるのですから、一苦労です。それなのに貧乏性の私は捨てられません。裏の崖の草刈も兼ねてお茶の収穫です。
番茶にするにはもう少し遅い方が良かったかもと思いましたが同じように成長してくれる筈もなく・・・あまり蜘蛛が巣を作らないうちがよさそうです。

裏の崖を登ったり降りたり、大量のお茶の葉を鋏でチョキチョキ、残っていた練炭で火を熾し、蒸したところで1日が過ぎ、次の日はもう揉むのをあきらめ、包丁でザクザク切り、籠に入れて干します。・・・かなり手抜きのようで。(^_^;)

金槌で打ち、人差し指にできていた真っ黒な血豆がふっと消えたようになくなった頃、またまた茶渋で真っ黒に染まった人差し指。その上、たくましくなり太くなったような気も・・・。か弱い手を使いすぎました。(^_^;)

3日がかりでした。体力不足の私、まだ少々疲れが残っております。しかし、ここまでしてもただの番茶。あまり美味しくもなく自分で飲むだけです。

しかし、それでもお茶はお茶、ドクダミ茶より美味しいのです。どくだみ茶に混ぜて飲んでいます。以前はよくかびていたのですが、屋根裏保存法を見つけました。いやー、屋根裏は乾燥しています。これから暑い日は上がることもできないくらい。それでも使いようでは便利なものですね。

マーガレットや虫取りなでしこにはよく蝶がやってきます。

◇◇◇ 作業の報告 ◇◇◇

少し頭がはっきりしてきたからでしょうか、急にメモをとる気になりました。樋修理、草刈機修理、カンナの刃サイズ間違いの為取替えに・・・などと書き込み、順番に片付けていくことができました。今までできなかったということが不思議ですが・・・気持ちの良いものです。でもこれ位では、並外れた物忘れをカバーできるものじゃーありません。(ーー;)

樋は継ぎ目が外れていつも雨が滝のように漏れてきました。やはりきっちりボンドでとめないとだめなようです。

草刈機の調子の悪さに長い間困っていましたが、販売元の従業員が毎日、越畑方面にも来ているそうで、早く修理に来てもらえばよかったのです。お助け修理マンさまは自分の広い田の草刈もしていらっしゃるようで、慣れてます。凄い勢いで刃が回ります。燃料が悪いのではなく、燃料の吸い込みが多すぎるのと、刃の回転が止まらないのはネジの調整がおかしかったのでした。

しかし、説明書が最初からついてなかったこともおかしいですよね。紐の刃も紐のセット方法を間違えていたのでした。ともかく、長〜い間の悩みが解決し、とてもウレシー。草刈機、やっと快調でございます。(^^)

---後記---

急に鬱のことがテレビの特集でも取り上げられるようになりました。7年間連続3万人以上もの自殺者が出ているのですね。びっくりします。やはり、国を挙げて何とかしなくてはならないところにまできているようです。

ストレスの多い現代社会。長引く不況。・・・この取り組みでなんとかお一人でも辛い思いに陥らないですむ事を、周りの方々の理解が進むことを願ってやみません。(-.-)

ところで越畑には蛍がいるのです。家の周りではあまり見かけなかったのですが、下の水田の方には多くいるようですので今年は絶対見にいこうと思います。

剪定しようとしたバラやユスラウメの根元にも、野いちごの根元にも、崖の下草の中にも白い泡を見つけました。湿気を好む蛍の幼虫が華やかな出番をそっと待っているのでしょうか。あまり草刈しすぎてすっきりさせ過ぎても家の周りには寄ってこれないのでしょう。



6月6日の朝霧

霧の美しい季節です。朝起きるとすぐ窓から眺めます。

ではまた (^o^)丿~~~ 
見てくれてありがとう(^o^)丿!!  さよならさよなら

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