☆〜越畑便り〜☆
2005年9月3日(土) 《毎週土曜日に更新の予定です》




彩雲(8月29日)

飽きもせず夕空です。
いつか見たのと同じような彩雲らしきもの見ることができました。



おはようございま〜す。朝夕は随分涼しくなりました。でも日中は?・・・9月というのに残暑厳しい京都の夏でございます。皆さま、夏ばてすることなく9月をお迎えでしょうか。

私は今年も痒い痒い夏でございました。夢中で作業などをしてますと痛さも痒さも気がつかないものらしいですね。

藪に囲まれた裏での作業が多く、今年こそ蚊にもブヨにもアブにも絶対に刺されないで過ごすぞ!との堅い決意とは裏腹に刺されっぱなしで大変でございました。

暑さの為、私も今年流行のクールビズよろしく短パンにノースリーブでウロウロ、無防備でしたので仕方ないのですが。

昨日の朝、7時過ぎ、朝の光の中、棚田の稲が黄金色に輝いていました。もう収穫の時期を迎えるのでしょうか。

西の窓から見える百日紅の下の田にも仲の良さそうな麦藁帽子の案山子が見えました。

お話変わりますが、みなさま、越畑は標高どのくらいと思われますか。

一度教えてくださったのに忘れてしまい、文明の利器を持っていらっしゃるサイクリストのMさんにお聞きしました。さすがですね〜。すぐに教えていただきました。ありがとうございました。

421メートルだそうです。かなりの高地だそうで、自慢できるそうです。(^^)・・日陰に入れば少しは涼しい筈ですね。

ところで今の問題は朝顔です。

キーウィの下に多く生えていましたのでそのままにしていましたら、キーウィ用の肥料を全部吸い取ったようで大きくなりすぎました。

手入れしなかったせいもあるのですが、生い茂りすぎて土を隠してしまっています。でも花を見たくて取り除く気にもなれずにいます。

陽当たりも悪く、肥料も取られてしまい、やはり今年もキーウィ受難の年のようでございます。

タマスダレが1輪悪条件の中、花を咲かせています。はい、ここのところ花壇の手入れができていませんです。(^^ゞ

◇◇◇ ベニバナボロギク ◇◇◇

ベニバナボロギク・・・確かこんな可愛そうな名前でした。1メートル近くもの丈になるのに、精一杯咲いた花がこれなのです。開け!と言ってもこれ以上は開かないのです。ベニバナのような鮮やかな色を見せてくれることはありません。名前の由来がわかる気がしました。

それで邪魔なので、畑の周りに生えるものすべてひっこ抜いていました。それでも、生きる場所を見つけて一株がこんなに大きくなっていました。夏の終わりにはっと気がつきました。すべてのものに出番はあるもの。

はいはい、あなたにも日の目を見せてあげましょう。夏の終わりに写真を撮る気になりました。

右は、可愛い白い花をつける蔓性の植物、名前がわかりません。知らぬ間に実になっていました。物置作りにばかり気をとられ今年は見逃したものが多い気がします。ゼッタイ見ようと思っていた蛍、8月も終わりになって気がつき、うろうろしてみましたが飛んでいるはずありませんでした。(^_^;

◇◇◇ 野菜 ◇◇◇

オクラの花・・・美しい姿を見せてくれています。早く咲かないと虫たちがいなくなってしまうのですが。

日陰の為か、土が悪い為か、いじけてしまっていたピーマンが縮れた葉ながらも追肥のお陰でぐんぐん大きくなり小さいながらも実をつけています。プチトマトが少しづつ採れています。時期は外れても悪条件でも、みんな一花咲かせようとしています。

熟れ残りの小さなキュウリにはカタツムリのマイマイがくっついています。だめ、これも私が食べます。ケチな私はほとんど、育ちそこないの野菜も捨てることがありません。ちょっと欲どおしいかな。(^_^;)  世話をしていないインゲンはアブラムシにとり付かれながらも少しの実はいつも実らせています。

◇◇◇ 大きな虫 ◇◇◇

右は、蝶の幼虫でしょうか。写真に撮ったのはあまりに大きかったからです。長さ10センチ直径1.5センチ、巨大でした。1本のナスの葉がすべてなくなっていました。食べすぎだよ〜。

火箸で捕まえ、枝から離そうとしますとすご〜い力でしがみついていました。ともかくよそで育ってくれたまえ。お願いしま〜す。

◇◇◇ お宮さんの掃除 ◇◇◇

「日曜日、朝8時」目のつく所へ忘れないようメモを置き、なんとかお掃除に出かけました。技術と体力がないので時間だけでも早めにと7時半前に着きました。

電気掃除機、ブロワが使えるかもと持って行って見ましたが、電気はきていないとのこと。残念でした。

でも備え付けのガソリン用?でYさんが複雑な所も枯葉を吹き飛ばしてくださり、長い石段もお仕事の早いことです。

Kさんと私は掃き掃除。お宮さんの当番のOさんは社を清めます。計4人です。

2時間近く格闘の後(と言っても今回は杉の枝も落ちてなく楽でしたが)、休憩しながら、お話です。いやに土が減ってきた、また土を入れなければ・・・社が古くなってきた・・・など、修理の心配事が主です。掃除の証拠写真、狛犬さんです。

この狛犬さんの後ろに沢山はびこっていたのが、上の写真、左、イバナシと言うそうです。綺麗なピンクの花のあとの、黒い実を食べたものだ・・・というお話に、食いしん坊の私は食べてみたいと植えてみることにしました。でも環境を選ぶらしく植え替えは育ち難いそうです。昔は田の畦などにも沢山あったとか。

桧の赤ちゃんが沢山境内に生えていて、抜いたついでに頂いて帰り、枯れた生垣の根元に植えることにしました。桧3本、杉1本、ですが、大きくなりますかどうか・・・。

帰り道、朝の光の中、涼しげなムクゲの花が咲いていました。・・・巷では芙蓉の花が盛りですね。ひときわ美しい姿に目がいきます。越畑ではあまり見かけない気がしますが。

◇◇◇ 作業の報告 ◇◇◇

次なる作品?置く場所に行ってまずイメージを思い浮かべます。それだけでは先に進まないので入れるものや材料の寸法を測ったりします。

最近では残り少ない材料に合わせて作る感じになってきました。今回も材料探しに手間がかかりました。かなり古びて汚れているものなので、カンナをかけて綺麗にします。それから、カットです。

今回も戸をどうするか、悩んでいます。あるもので作る・・・これって思いがけないものができあがりそうで物作りの醍醐味なのかも・・・でも時間がかかります。そんなこんなで、3分の1位のカットまでしか進んでいません。

その上、次なる問題、送風機を1メートルくらい移動しようと思っているので、変な所で手間どっています。材料の水道管、あるものでは、やはり部品が足らず、買いそびれていて作業が進んでいません。

水道管、土の詰まったところは切りとれば使えるかとパイプを切断。でも長さが足りません。このパイプ切断用器具、前回の左官工事の時頂いたもの、役に立ちます。使い方を忘れ、時間がかかりましたが、解かれば簡単、すぐ切れるのでびっくりです。いただいた接着材もまだ使えるでしょうか。

棚はただの四角ではなく複雑になりそうで、頭がこんがらがっていますが、今週中には何とかしようと思っています。

--- 後記 ---

27日、ポストの上の蛙さま、白っぽい色に変わっておりました。手前にはバッタも・・・離れたツーショットです。

先週の秋刀魚、ささやかな贅沢・・・と書きましたら、大きな贅沢だ・・・との突っ込みが入りました。

・・・火の上に、秋刀魚の油が落ちて燃え上がり、秋刀魚に一杯の煤がついて唇を真っ黒にしながらいただくのがよろしいです。

とのこと。真っ黒でも良いのだ。目からウロコかも。・・・炉端焼きの秋刀魚を食べなれていらっしゃる方かもしれませんが、秋刀魚の食べ方教えていただきました。m(__)m


ところで、先日のアメリカのハリケーン災害、とても大きなものになりました。イラクの巡礼者の方々の900人以上にものぼる死亡者の出たパニック事故等、大きな災害が後を絶ちません。ご冥福をお祈り致します。(-_-)

私も感覚が麻痺してしまいそうです。多くの方々の命が失われ、悲しみの中に取り残されている多くの人々のこと、せめて忘れてはならないと・・・思っています。台風のシーズンです。みなさま、くれぐれもお気をつけくださいませ。



8月27日の夕空。

ではまた (^o^)丿~~~ 
見てくれてありがとう(^o^)丿!!  さよならさよなら

お便りはこちらからお願い致します。!

【8月27日】      【9月10日】

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