☆〜越畑便り〜☆
2006年3月11日(土) 《毎週土曜日に更新の予定です》




凍った枝(3月4日)


霙の降った次の日の朝、白く霜が降りました。



皆様こんにちは。お元気でお過ごしですか。3月ももう三分の一過ぎました。早すぎま〜す。

鳥達の声が聞こえてくる朝は気持ちの良いものですね。三寒四温、週半ばは暖かくもう春が感じられました。春の嵐の突風で干していた古材がなぎ倒されもしましたが・・・。今日は雨もあがりました。

先週木曜日は積もるほどの雪が降ったようです。金曜日霙の降る中を戻ってみますと日陰には雪が残っていました。

土曜朝にも地蔵山の天辺はまだ真っ白でした。

右の小さな写真は、昨日手直しした部屋からの河原邸の眺めです。
   

◇◇◇ 火事で〜す! ◇◇◇

床工事3日目、一昨日お昼過ぎのこと、最近とんと聞いていない半鐘の音が聞こえました。胸騒ぎがします。

サイレンを鳴らしながら消防車が走ります。しばらくしてもう1台、遥か彼方に見える集落の助っ人消防団でしょうか。どこかの小屋が燃えているとのこと。

ご近所の奥様にお聞きしますと私たちが行っても役に立たないとのことでした。消防団員のみの出動のようで・・・当たり前ですね。

半鐘台の上からリボンのように垂れ下がっているのは仕事を終えた消防ホースのようです。早期消火できたのでしたら良いのですが・・・。

その頃、私は気になっていた畑を耕し草押さえです。ジャガイモを植えなくてはならないのですが、畑の準備ができていません。やはり今年も後手後手にまわりそうな庭仕事です。

◇◇◇ 作業の報告 ◇◇◇

今週は大変な作業に追われる日々でございました。片付けても片付けても変わり栄えのしない我が家でございますが、1箇所だけ劇的ビフォーアフターとも言える場所ができました。

・・・と言ってもお見せする程の物ではないので工事中の一部の写真でごめんなさい。

念願の工事ではありましたが、あまりに大変そうなので逡巡しておりましたところ大工さんの後押しの一言で壁落し決定です。

テレビ番組のようにすべて壁を取り払い開放感溢れる・・・とはいきませんが、1箇所土壁を取り払いました。もちろん自分でやった訳ではありませんが、不肖の弟子の私も片付けを少々。もうもうと上がる土煙はテレビで見る解体工事のようでありました。

いまだに埃っぽい中で暮らしております。テレビのように完成した新居に戻りたいものですが、現実はそう甘くはありません。

でも穴倉のように暗かった台所が見違えるように明るくなりました。(^^)こちらの部屋から台所が丸見え、でも台所からサッシ越しに柿の木が見えるようになり、どちらの部屋も生き返った感じ。正解でした。

問題は、本棚の置き場所がなくなったことです。要らない本を極力捨てるしかないようです。食器入れの置き場所もなくなり、部屋はすっきりはしましたが、狭い部屋の使い方に頭を悩ませることになりました。

最近は仕上がった材料ばかりを使って家を建てることが多いのでしょうか、大工仕事での鉋がけ作業はほとんどしなくなったそうです。お若い大工さんのカンナがけ修行の場はもはや失われてきているようです。

大棟梁さまの見事な鉋がけを見せていただくのはもう最後になるのかも。貴重な体験になるのかもしれません。大工さんの熟練技術は末永く継承されていって欲しいと思うのですが。

今後建てられる住宅、一部屋だけでも国産の材木で落ち着いた部屋を作って住んでいただきたいと思うのは私だけでしょうか。そして立派な古い家も簡単に壊してしまうのではなく改修するか、リサイクルで柱の一本でも残して頂きたいとせつに思っているのです。

予定変更の為、4日もかかりましたが、ここは一応完成です。何分不肖の弟子、肝心な仕事の手伝いはできなかったのに疲れてしまいました〜。(@_@)

--- 後記 ---

日曜日、旧友からの突然の電話。亀岡市の運動公園にいるとのことで、お迎えに行きましたが、サッカーの試合はちょうど終わった所でした。体育の先生チームの試合が毎年あるようでご主人の応援に子供さん二人と遠路はるばるいらしていたのでした。

小さなときの子供さんしか知らず、突然大人になっているのにはびっくり!(あれから20年にもになりますので当然ですね・・・)。4月の気候のような良いお天気で外で簡単な昼食を楽しみました。

子供達がこのボロ家に興味津々、短い時間でしたが山の空気を楽しみ喜んでいたようでした。

それにしましても初めて行った運動公園は広すぎて迷いました。・・・立派な公園ができていたのですね〜。

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夕景(4日)

ではまた (^o^)丿~~~ 
見てくれてありがとう(^o^)丿!!  さよならさよなら

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