☆〜越畑便り〜☆
2006年10月7日(土) 《毎週土曜日に更新の予定です》




夕空(29日)

今週は夕空に恵まれませんでした。
先週戻り道、素晴らしい夕空が見えていました。
間に合わないかと思いましたが、日没後も素敵でした。



こんにちは!お元気ですか。関東、東北地方では街路樹も倒れるほどの強い風と雨で大変でしたね。台風の影響でしょうか。まだ降り続きそうですのでどうぞお気をつけください。

こちらも昨夜は風が強くなり今朝は雨。山は白い靄に覆われています。

夕闇迫る山の奥からは獣の鳴き声が聞こえ不気味な気がするときがあります。猪?それとも猫でしょうか。フクロウのほーほーと言う声も聞こえます。

籾摺り音もまだ聞こえてきます。脱穀作業は、なかなか終らないものですね。

下のお家では咲き遅れた百日紅がやっと色付き始めています。今年は赤くならないかと思っていました。

畑の向こうでは採られることのなかったお隣の山椒の実が赤く色づき、はじけ、中の黒い種が覗いています。

これもすりつぶして使うのだと聞いた気がします。何に使うのでしょうか。七味?

山椒の実は山鳩も大好物のようで近づいても一心不乱に食べていました。

今年も知らぬ間に荒れ放題の畑の中でベニバナボロギクが咲き、白い綿毛が飛んでいます。

◇◇◇ 畑・庭 ◇◇◇

シランンの実が赤く色づき、面白い形なので、花の少ない今は花瓶に挿しています。

コムラサキは伸び放題で玄関までの細い道を邪魔しています。

紫蘇の葉が小さく小さくなり、実が沢山つきました。

葉の変わりに実までジュースに入れます。もうセロリの葉も終わりですから・・・。

大根の葉を使いたいところですが、水遣りもせずほったらかしの畑では、虫にやられた大根が息も絶え絶えです。

生命力の強い大根様、何とか生き残ってくださいませ・・・祈りの日々が続いています。

さすがの私も祈るだけでは無理と気がつき、残っていた種を再度望みのない畝にバラバラと多めに埋めました。

時差攻撃だ〜。・・・長く収穫できるかも・・・又これも良しです。最終手段は100円野菜がありますので安心です。(^_^;)

◇◇◇ 鉄人たち ◇◇◇

ホトトギスが咲き始めました。

フジバカマは間もなくです。南天の実はまだ青いです。

先週土曜日、農協前で女性一人含めた4人の人が座り込んでストレッチ。

休憩中のようでした。

サイクリストのようなボディスーツ・・・にしては自転車が見当たりません。

「歩きですか?」「いえ、走りです。」「???」

サイクリストさんには幾度かお目にかかっていますが、京都市内嵯峨方面から走ってきたとのこと。アップダウンの激しい山道です。トレーニングしてるとのこと。

これから日吉ダムのほうに向かい、温泉に入って帰るそうです。

「何か大会に?」「はい、100キロマラソンに。」え〜〜、フルマラソンの倍以上??トライアスロンとは違うそうです。

朝5時半から走り始めるそうです。タイムリミットは14時間。夜7時半までに走らないと駄目です。それでメンバーの中で走れる人は?・・・一人の若いお兄さんが完走しているとのこと。

一番早い人は6時間位で走るとのこと。すごいすご〜い。世の中にはこんな鉄人たちがいるのです。

その為にはどれだけの努力が、日々の精進が必要でしょう。尊敬してしまいます。その強い足が心臓が羨ましい私でした。

◇◇◇ ゲジ ◇◇◇

温かさと雨と・・・ちょうど良い気候になったのでしょうか。柔らかい緑が多く目に付きます。このシダも・・・垣根が伸びるのは困っていますが。

伏せていた箱をひっくり返しますといました。あまり大きいのでびっくり。幼い頃ゲジゲジと呼んでいたと思います。

本当に名前はゲジなのですねー。
触角も入れると片側14本、合計28本、触角も入れると32本も。

昆虫エクスプローラで見てみました。背中の模様が少し違いますが仲間でしょうね。http://www.insects.jp/kon-gejigeji.htm

ゲジ   ムカデ綱 ゲジ目 ゲジ科  大きさ 20-30mm

長い脚を持ち、脚を含めた輪郭が楕円形に見える多足類の仲間。朽木の下や石の下などに生息し、小昆虫などを捕らえて食べる。人家周辺や屋内でもよく見られる。敵に襲われると脚を自切して逃げる。

敵に襲われたのでしょうか、このゲジも右側の足3本が無くなっています。


葉も大きくなれずにいるというのに巷では大きな大根やニンジンが出回っています。私も仕入れてきましたらアゲハチョウの幼虫までくっついていました。幼虫のまま冬は越せませんね。蛹になるのでしょうか。

うちの小さなニンジンの葉は食べてほしくないし、大きくなって綺麗な姿を見せて欲しいし悩む所です。葉と共に草むらに置くしか手がないのです。

◇◇◇ 作業の報告 ◇◇◇

本当に少ない柿です。鳥達と競って私も少し食べてみました。

伸びすぎた垣根の剪定をざっと・・・。

まだ杉皮張りまで到達していません。下地の木に防腐剤(クレオソート)を塗りましたら家の中まで匂ってたまりません。

何かよい防腐剤はないものでしょうか。柿渋は今はとても高価なものになっています。家の中には使いたいのですが、外部はもったいないです。

昔の柱は下のほうが黒く塗られていますが、これはコールタールなのかもしれません。

足の踏み場もない小屋の片付けを始めました。

この歪んだ板は外にぶら下げて木のハンマーで叩いてもらおうと思っていました。やっと取り付けました。

もちろんチャイム代わりです。でも小さな家なのに中にいると聞こえにくいのです。

でも少しは役に立つでしょうか。台風でふらふらしないでしょうか。心配です。

私の心配をよそに、早速板の上に陣取っているのは蛙ちゃんです。しかし、この色、銀色ですよー。

--- 後記 ---

これは私の撮った写真ではありません。毎日保育園に送り迎えで「廻り池」を目にすることができるのはOさんです。

今回もOさんから送って頂きましたもの縮小しました。池の底に穴が開いてるのでは?と心配して?・・・こんなに水がなくなっているそうです。

私も気がつきませんでしたが、こんな風に地続きになっているのですね。

いつもこの時期かは、分かりませんが毎年こんな風に水が少なくなるのです。

ダムのように放水できるようになっていて水のコントロールをしているようです。下流の村の夏の田畑を潤すこともあるのではないでしょうか。

よくは分かりませんが、人為的に流してしまっているのかもしれません。


新総理大臣や新閣僚のニュースの多い週でした。「美しい日本。」?

本当に人も自然も美しいまま残っていくことができれば・・・切なる願いは私にもあります。

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雨の日(2日)

ではまた (^o^)丿~~~ 
見てくれてありがとう(^o^)丿!!  さよならさよなら

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