☆〜越畑便り〜☆
2007年8月2日(木) 《週半ば、更新の予定です》





夕空(30日)

梅雨があけると夕空は少し物足りなくなりそうです。



意外なことに、今朝は青空が覗き秋の空のような雲が高くに見えました。台風前の静けさでしょうか。蒸し暑いですね。

皆さま、お元気でお過ごしでしょうか。

あちこちで蝉の脱皮が見られ、うちの壁にもとまっていました。

「早起きは三文の得」・・・と思っていましたが、辞書を引いてみますと 「起きは三文の」でした。・・・と先週書きましたら調べてくださった方がありました。

私も「早起きは三文の得」とばかり思っていました。ただ、WEB検索(Google)でのヒット数、「朝起きは三文の徳」は約1,800件、「早起きは三文の得」は約173,000件と圧倒的。この差を考慮すると、現在一般的に使われているのは、後者「早起きは三文の得」でよいことになるのでしょう。言葉、意味は段々変化して行くそうですから、元々の言葉から変って来ているのでしょうね。


わ、そうだったのですねー。私が調べた熟語辞書はかなり古いものでしたので。みんなで渡れば恐くない?・・・現代人は「早起きは三文の得」で良いとしましょうか。

朝の散歩帰り、明るい山に霧が見えるのは珍しい感じです。

◇◇◇ 千日参り ◇◇◇

7月31日に愛宕神社に参ると一晩で千日のお陰があると言われています。

昨日朝、「今日はもうすぐ皆が降りてくるよ。」とすれ違った散歩仲間の方に言われ思い出しました。ヒャー千日参りの日だった。昔々、お祖父さんか曾祖父さんかが神社で御札配りのお手伝いをなさったそうです。

登り口のお家の方はジープで登って救急車の役目もしておられるそうです。なんと神社近くまでジープが入るのですねー。細野の方からも途中までだそうですが、車が入る道がついているとか。

昔は山で良い砥石が採れたそうでその為の道も必要だったようです。

清滝から、柚子の里の水尾から、地蔵山から、高雄から?、様々な登り口があるようです。でもここからが一番近いようです。早い人は1時間以内?私は2時間以上かかった覚えがあります。2キロ位でしょうか。

足を鍛えて来年は挑戦してみたいものです。ここに来た当時、消防団の方々が登るからついて登れば?と誘われたこともありますが、その頃はもっと体力もなく暑さ嫌い・・・とてもじゃない足の速い方々について登れそうにはありませんでした。

登り口にはこの猫ちゃんが朝早くから座っています。朝暗かったので見にくいですね。これは一昨日の写真ですが、昨日は鳥居の下にいました。

「ニャー、何しに来たんだ!」と門番よろしく声をかけられます。「ニャーおはよう!」とてもよく人に慣れているようでニャーニャーがとても可愛く上品です。

先日は真っ黒の鳥居で失礼しました。今回は表から撮ってみました。七谷川に沿って亀岡からの山道を抜けここにたどり着いた人も多かったのでしょうか。

今は車で来るのでしょうか、それともここから登る人は少ないのでしょうか。この集落はとても大きな古いお家が多いです。屋根の上に小さな屋根が・・これはたぶん煙突代わりの煙抜きではないのでしょうか。

初めて越畑に来た時は確かこの道を通りました。素晴らしい古いお家にびっくりしたものです。

今回気がつきましたが、道端のこんな石灯篭は愛宕神社への参拝用案内板代わりなのでしょうか。どちらにも愛宕山と彫られています。

四所神社入り口の私の好きな灯篭(左)はこちら側に嘉永五年八月と彫られています。嘉永五年は1852年・・・新しいようでも155年も前の物のようです。

集落入り口にある暗い方はかなり古そうですが作成年が書かれているのでしょうか。今度見てみます。

誰にも会わずに戻っていますとバイクで3人の自衛隊員のような・・・いえ消防団の方々が・・・。お仕事も忙しい時期にご苦労様でございます。縁の下の力持ちの方々のお陰でこんな行事も成り立っているのでしょう。    

◇◇◇ 鎧田の里 ◇◇◇

鎧田の里って何故かなと思いましたが、このカーブのついた段々畑が鎧の胴のように見えるからではないでしょうか。

樒原と書いて「しきみがはら」と読むのですねー。初めて気がつきました。しきみはらと思っていました。

バスも原方面になっているので最初は「原」だと思っていました。





道端では変った植物に出会うのですが名前はわかりません。

◇◇◇ 作業の報告 ◇◇◇

鎌での草刈、垣根整理、追いつきませんが今年はこつこつとでもやる気になっています。

もう何年も咲かなかった小さなサルスベリが灯篭の横に咲きました。少しは肥料の世話もしないとだめだったのですね。

ヒメヒオウギスイセンがあちこちに咲いています。オニユリも華やかです。

暖冬だった為かアスパラガスともう一つ枯れてしまったのがピンクのユリ。白のカサブランカだけでも生き残ってくれて嬉しいです。

先々週の畑のユリはやはりコオニユリでした。知りたかった市販のユリの種類やっと解りました。

コオニユリについて先週調べてくださった方がありました。

ところで下記URLに拠ると、
ユリネは食用としてハウス栽培されたオニユリ、コオニユリの球根部(鱗茎)。市場に出回る食用ユリネの約95%をコオニユリが占めるとか。写真のユリの花、コオニユリかも。http://homepage3.nifty.com/tokyosanpo/yuri.html


オニユリ食べられるようですが黄色い色にしり込みしていました。苦味があるそうですが、一度食べてみたいと思います。

今週はボロ布をつなぎあわせて敷布を作っています。何年ぶりのミシンでしょうか。素人縫いでひどいものですが、それでもこんな日が来たことが嬉しいです。早く最低限住める住居にしたいな。

--- 後記 ---

雨上がりの景色、空気、色とりどりの緑は素晴らしいです。その上、谷間に響く鳥の声は格別です。

霧は景色を一変させてくれます。

こんな所で身体を目覚めさせることができるのはなんと幸せなことでしょう。

いつも近くに見える山が谷間に遠く見えます。(右)

今の時期だけかもしれませんが水量の多くなった小さな滝。ここで休むのも気持ち良いです。

台風、九州で大雨を降らせていますね。台風の通り道の方々、お気をつけくださいませ。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



夕空(31日)


ではまた (^o^)丿~~~ 
見てくれてありがとう(^o^)丿!!  さよならさよなら

お便りはこちらからお願い致します。!

【7月26日】      【8月9日】

2007年目次に戻る    トップページに戻る