☆〜越畑便り〜☆
2008年9月11日(木) 《週半ば、更新の予定です》




棚田(6日)

棚田ウォーキングの途中、普段見かけない所からの景色。
刈入れ前の稲が美しいです。

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皆さん、こんにちは。お立ち寄り頂きありがとうございます。

気持の良い朝夕、外で体操でもしたい気分になり、少し体を動かしています。

それどころではない片付けが目白押しなのですが、まあ焦っても仕方ないです。大工仕事でコツコツ片付けるしかないことを学びました。

古い板を削って棚にしました。少しづつ便利良い暮らしに向かって頑張っております。

コオロギやバッタが枯れ草の中を駆け回っています。

ミンミンゼミが一声鳴きました。あれで蝉の声はもう最後だったのかもしれません。

関東方面では傘持参の日が多かったようですが、こちらは植えつけた種には程よい感じのお湿りがありました。その為か、霧の立ち込める日が2〜3日ありました。

水分が多く涼しい為か、トマトが実る前にポロリポロリと落ち始め、蝶の幼虫にかじられ丸裸になったナスは小さな実しか見えません。それでもあまり美味しくないトマトまで拾って食べています。腐らすのはもったいないもったいない。


◇◇◇ 葛の花 ◇◇◇

ところで「葛」ってものすごい勢いではびこりますねー。空き家になるとすぐに家も見えなくなるほど覆われてしまい電線に巻きついています。

それでも花は案外美しいのですね。

万葉集で山上憶良が詠んだ歌があります。

萩の花 尾花 葛花 瞿麦の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花

それで秋の七草の一つになったようです。

また、クズの根を干したものを生薬名葛根(かっこん)と呼ぶ・・・そうで漢方の「葛根湯」はこれか〜と初めて気付きました。

クズの蔓は籠(かご)を編んだり、布にもなっていたのですね。手間がかかるので、現代ではあまり使われないのでしょうか。邪魔者扱いしないで材料に使ったら山がすっきりするでしょうに。


屁糞蔓(ヘクソカズラ)・・・別名「やいとばな」・・・今回やっと匂ってみましたよ。やはりそんなにひどい匂いでもないですが、オナラの匂いがしました。

右は7日朝、道路から・・・「ヒマワリの見える棚田」です。「星空ファンタジー」はこの周りで開催されました。

◇◇◇ 「星空ファンタジー」 ◇◇◇

先週はハロウィーン祭と間違えてしまいましたが、9月6日は「宕陰星空ファンタジー」が午後4時から8時頃まで開催されました。

見に行く予定はなかったのですが、ラジオでお聞きになったという「大明神さま」からのお誘いで行ってみました。

遅れて行きますともう、向かいの万燈山に向かって皆さん出発の後でした。

待ってクレー・・と言いながらついていきましたが、写真を撮っている間に見失い、一つ道を間違えましたが、何とか山の中腹に到着。

眼下に広がる棚田は想像以上に美しい景色でした。

左は越畑地区の棚田。右は樒原の鎧田です。鎧の兜が上の三角部分だそうです。

鎧の胴の部分しかないのかと思っていましたが、遠くから見るとよく分かりました。

宕陰とは愛宕山の陰、つまり裏側と言う意味だと思うのですが、読み方わかりますか。

「とういん」と読みます。私も最初わかりませんでした。多くの参加者の方もご存じないようでした。

一人の方が、誰かに聞いたらしいです。そしたら・・・「とういん」はとういんだよ。・・・と言われたそうです。

遠かったのは事実のようで・・・。

地蔵山が向かって左手に、右手に愛宕山も見えました。やはり地蔵山のほうが少し高いのがよくわかります。愛宕山登り口の赤い鳥居も見えました。

個人の山なのでこの日しか入れないそうです。

夕陽はこの日はもう一つでしたが、段々と夕焼け色に染まり、雲も少なくなっていきました。

雨雲が遠くに見えていましたので心配していましたが、大明神様が河原邸の下で見つけた四葉のクローバーのお陰もあったのでしょうか。

夕陽を見ながら、コンサートも聴きながら、こしひかりのおにぎり(3個も!)お汁、ジャガイモ、トマト、キュウリ・・・お腹いっぱいになりました。

灯篭の為の準備が・・・竹の杭に竹の筒、空き缶の中には灯油が入っているようです。

6時半、「虫追い」の話。昔は松明を持ち金物をカンカン鳴らして稲の?虫を追い払ったとか。

薄暗くなり始めた頃、灯篭点火。手分けして準備した灯篭に火が点けられました。

今年初めての行事ですから、皆さん初めての体験。

思ったより素晴らしい!きれい!・・・それが多くの方の感想のようでした。デジカメではうまく撮れませんでしたが雰囲気だけでも・・・。

「星空をながめる会」では望遠鏡2台、曇っていた時の為のプロジェクターまで準備され星の観察ができました。

まずは夏の三角形。琴座のベガ、鷲座のアルタイル、白鳥座のデネブ・・・これは私も覚えていました。

今回覚えたのは「アルクトゥールス」と「アルビレオ」。

西の空に見えた、牛飼い座の「アルクトゥールス」・・・アルクトゥールスという名は、「熊の番人」という意味のギリシャ語から来ていて、北斗七星があるおおぐま座に続いて動いて行くのでその名が付いています。・・・ふ〜ん、そうなんだ!

白鳥座の「アルビレオ」・・・ 名前の由来は複雑そう!白鳥の口ばしの所にある。

アルビレオは、地球より385光年、彼方にある。
肉眼で見ると、アルビレオは単一の星のように見える。しかし、望遠鏡または双眼鏡で見ると、二重星であることがすぐに分かる。

二つの星の組は、色が異なるため、天球上で、もっともコントラストの鮮やかな二重星である(その美しさのため「北天の宝石」とも呼ばれ、宮沢賢治は「銀河鉄道の夜」でこの二つの星を、輪になって回るサファイアとトパーズになぞらえている)。
・・・黄色はWikipedia より抜粋

『銀河鉄道物語』に登場する列車の名前にこの名前が?・・・そういえばそうでしたね。

色の違いはよくわかりましたが、二重星はもっと大きく見えるのかと思っていましたが、恒星は遠いので点にしか見えないそうです。木星の縞模様と衛星、月のクレーター、よく見えました。

人工衛星や、UFOと見紛うような飛行機も見え、雄大な宇宙に思いをはせ、一番楽しいひと時でした。

来年はバスも準備して多くの人を呼ぶ予定とか。又参加してみたい行事です。

◇◇◇ 作業の報告 ◇◇◇

ネギ、ワケギの植え替え、春菊などの種を撒いてみました。古い種なのでだめかも。

集中豪雨が日本のあちこちで見られましたが、こちらでも熱帯地方のような雨模様が多いと感じます。その為でもないでしょうが、深い崖は崩れます。山間の畑は仕方ないのでしょう。埋まった溝の掃除をこつこつやっています。

--- 後記 ---

しっかり確認しようと思っていてもやはり忘れます。ぼんくら頭は健在です。

今回は食パンとカメラ忘れました。でも出先でカメラが無いのもゆっくりできてよいかも。スケッチブックでも持って出かけましょうか。

政治にはあまり関心が無いのですが、福田総理の辞任劇にはまたまたびっくり。

年金改ざん問題にも、農薬米の流通事件にもびっくりですが、私達庶民に何かできるのでしょうか。

免疫ができすぎているためか無関心に逃げるしかなくなっています。せめて次の野菜ができる日を楽しみに生きていきましょう。

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夕空(9月8日)

ではまた (^o^)丿~~~ 
見てくれてありがとう(^o^)丿!!  さよならさよなら

お便りはこちらからお願い致します。!

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