6)那岐山 1255m : 残雪と5月の花、日本三百名山
@2015年3月21日
A2004年5月1日

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那岐山(なぎさん、なぎせんとも呼ばれる)は鳥取県八頭郡智頭町と岡山県勝田郡奈義町の境界にある。氷ノ山、後山などと並んで、氷ノ山後山那岐山国定公園の区域に指定されていて、山頂に石版で記されている。山の名は、伊邪那岐命と伊邪那美命という国造りの神がこの峰に降臨した伝説に由来するとも、また近隣の後山との高さ比べに敗れて泣いたため「ナキノセン」と呼ばれたとも言われている。天然記念物の「どうだんつつじ」が群生する平らな山頂からは瀬戸内海から鳥取砂丘まで360度の眺望を楽しむことができる。
那岐山は、2004年5月1日にY君とCコースを登り、B コースを下りている。スミレが多く花を満喫した。
今回の山行は、3月で花の時期にはまだまだだったが、大神岩付近からは一面雪に覆われ、快晴の中、素晴らしい1日となった。コースはCコースを往復した。 

JR川西池田(8:00)−駐車地(480m) 10:30〜10:45−林道11;10−  大神岩(1000m) 11:50〜12:05− 三角点ピーク/旧那岐山表示(1240.m) 12:50〜13:25 − 那岐山山頂避難小屋(1220m)13:25〜13:40− 那岐山山頂(1255m)13:45〜13:55−三角点ピーク(1240m)14:00〜14:05− 大神岩14:30〜14:35−林道(15:00)− 駐車登山口(15:15〜15::45)、(蛇淵ノ滝見学)
   歩行時間:3時間15分 (休憩時間1時間15分)  歩行距離 7.66q  累積高度  915m

JR川西池田に6人が集合する。私は時間を読み違え、10分程度皆さんに迷惑をかけることになった。宝塚ICに入るまで、しばらくは渋滞だ。その後は、快調のペースで進む。途中、川西SAに立ち寄る。遅い朝となるパンと飲み物を仕入れる。天気は快晴、気持ちの良い中を駐車場に着く。一番上の駐車場は満杯のため、道路そばの空き地に止め、準備が整った後、出発する。鳥居があり、蛇淵の滝が右手に分かれている。林道を進む。今回は清水さんが先頭でリードいただく。林道をしばらく行くと、B、Cコースに分かれた登山口着き、Cコースの往復にする。ごろごろとした道を行くと、林道に出て、表示が現れる。檜の樹林帯を進む。檜の森とあるが手入れはイマイチで美林とは程遠い。道は、しばらく進むと雪解けの水が流れ、泥んこ状態になる。高度を上げるにしたがって、道にも残雪が現れる。30分程度で休憩を入れ、1000mにある大神岩手前からは、すべて残雪になって歩きやすくなる。大神岩には、花の表示があるが、まだまだその時期ではない。でっぱりの岩からは、奈義町が見下ろされる。冬越しのヒオドシチョウが止まる。村上さんからリンゴの提供があり美味しくいただく。十分に休憩を取った後、旧那岐山、現在は三角点ピークだがササで覆われたピークを目指す。道は1直線、少し下り、ピークまでほぼまっすぐに進む。眼下には集落、山々が広がる。山頂も右手に見ることができる。結構な勾配を登りきると、雪が解け、笹に覆われた広い高原状のピークになる。遅い昼食になる。清水さんのぜんざい、その前に白柳さんのイチゴをいただく。天気は抜群、北西から北東に広がる山々をあれこれと確認する。西方向に滝山に続く稜線も素晴らしい景観だ。昨年会で取り上げた泉仙が北西方向に見える。春霞、大山や氷ノ山は確認できなかった。荷物をデポし、山頂に向かう。下りたところに避難小屋があり、中に入ると結構きれいだった。山々の名前が入った写真が貼ってあり、再度確認ができた。ここから一登り、雪解けの進む斜面を注意深く登る。50p位の残雪だろうか、山頂には、名前と氷ノ山後山那岐山国定公園の石版が置かれている。記念写真を撮り、360度の眺望を楽しんだ後、三角点ピークに戻る。ここからは、大神岩まで一気に戻り、小休止を取って同じ道を戻った。

     
 那岐山山容  登山口  大神岩への登り
     
 大神岩  三角点へ最後の登り。後方は奈義町  三角点への登りから滝山の稜線
     
 三角点への登りから山頂を眺望  三角点から山頂を望む  避難小屋の後方に那岐山山頂
     
 三角点から滝山への稜線  那岐山山頂  

下山後は、すぐそばにある蛇渕の滝を見学、更に菩提寺のオオイチョウを見学した。樹齢900年、幹回り11m、高さ41m、葉がついてないがその風格には、圧倒された。幹周りには枯れたイチョウの葉が積み重なっていた。黄葉の時期には素晴らしいだろうと思った。この後、美作ICの近くにある湯郷温泉に立ち寄り、さっぱりとして集合場所の川西池田駅で解散した。皆様ご苦労様。

     
 蛇渕の滝  菩提寺のオオイチョウ  大神岩のヒオドシチョウ

コースマップ(清水さんより拝借)

                            国土地理院の地図から引用     
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A那岐山 2004年5月1日  花の時期、ニシキゴロモ、スミレ  日本三百名山に戻る
Y君と連休を利用し、蒜山、大山と一緒に登った。これが初日にあたる。Cコースを登り、B コースを下りている。ニシキゴロモが3色、スミレも多く花を満喫した。10年前の山頂写真はさすがに若い。コースの紹介や、山の写真は割愛する。雪で蓋われた写真は一際冴えているため、春霞の5月は比べ物にならない。花の写真を紹介する。
スミレ3種
     
 タチツボスミレ シハイスミレ  ツボスミレ 
ニシキゴロモ3色
     
その他の花
     
キジムシロ   ショウジョウバカマ  ミヤマキケマン
     
タニギキョウ     ヤマルリソウ
     
ムラサキケマン   イカリソウ  ラショウモンカズラ

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作成日: 2015年3月25日