21)城山・吉祥寺山(希望ヶ丘公園) 286m、231m : 2018年6月13日 2018年山の記録に戻る2018チョウのページに戻る
 希望が丘から鏡山へ続く稜線は、反対の天山と合わせ、公園を挟む格好で位置し、三上山から妙光寺山~田中山へと続く北尾根と合わせ、三方を囲む格好になる。三上山が関西百名山であることもあって、結構な数の登山客がある。更に、毎週登る常連も多い。鏡山を目指し、西の果てから吉祥寺山~城山~古城山~立石山と続く北の稜線はハイキングコースとして歩く人も多い。踏み跡はしっかりしており、希望ヶ丘公園からも入るコースがあり、遊歩道が張り巡らされている。今回は、今の時期に咲く、ラン科の花情報を求め、城山周辺を探索した。最後には吉祥寺山を往復した。城山は今まで通過するだけであったが、この機会に城跡石垣を訪れた。石垣跡はかっての歴史を偲ぶコースでもある。

自宅~辻ダム横の空き地(5:36)-希望ヶ丘-城山への登山口(7:36、7:51出発)-吉祥寺山・城山稜線合流点-城跡石垣めぐり分岐(10:10)-城山山頂(10 19)-桜峠(10:43)-大篠原・小堤登山口(11:00)-周辺散策(11:12~11:19)ー大篠原・小堤登山口(11:00)ー城跡石垣跡・探索-城跡石垣めぐり分岐(15:02)-吉祥寺山・城山稜線合流点()-辻ダム登山口分岐点(15:25)-吉祥寺山(15:31~15:35)-辻ダム登山口分岐点(15:41)-辻ダム登山口(15:46)-野洲方面への峠越え・周辺散策-辻ダム横の空き地P(16:30)~帰宅途中に摩崖仏見学~自宅

自宅を出発、辻ダムの横の空いた部分に車を止め、ダム湖に沿って進む。希望ヶ丘公園入り口に向かい、すぐに左手の道を池にそって山に向かう。池には鳥がゆったりとしている。池に流れ込む浅瀬をコンクリ―の上を飛びながら渡るが、スイレンの白い花がたくさん咲き、随分と広がっている。そのうち、池にも広がるのではと心配する。遊園具のある先に林道が走っている。ここまで10分くらいだろうか。林道を右手に、登山口表示のあるところまで歩く。6分くらいで消火用水と赤のタンクのところから踏み跡が続く。ここまで防火用水がいくつか出てくるが、何れも歩けるような道は派生していない。城山への登山口
しばらくは広葉樹林の中の平坦で、水が流れているミニ沢にそって歩く。次第に傾斜がつき、急な坂になる。ざらざらの滑りやすい道を慎重に登る。城山・吉祥寺山の表示がある稜線には10分ほどである。
城山・吉祥寺山の表示がある稜線
10分ほど登り下りを繰り返し、城址めぐりの分岐が出てくる。その先からは三上山が良く見える。



ここまで来れば城山には一息で、一気に急坂を登る。山頂からは東方向に鏡山、北方向も眺望できる。山頂表示は地味なものである。

鏡山方向、 北方向(近江八幡)

しばらく休憩し、急坂を一気に下りたところが十字路で、右手の下りがが希望ヶ丘公園、左手の下り坂が大篠原・小堤である。
十字路ですが、下った先で反対から撮影
予定通り、大篠原・小堤に向かう。広葉樹、スギ林がある中を下るが、踏み跡は次第に不明瞭になる。最初は赤テープと踏み跡頼りだった。1本道でなく、時に別れたようになる。8分強の下りであったが、何となく長い距離に感じた。行き止まりのところを登ると、舗装林道が伸びてきていて、数十メートルを進んだT字路に下記の表示がある。桜道・城山への裏坂でかっての間道だった。途中からは、足元をよく観察しながら時には止まって探したが、ラン科らしき葉は確認できなかった。

T字路に出て、左手に曲り、派生する道を山側に行ったり、谷を適当に登って行って探索したが、違うところに戻ってしまった。結局30分弱ほど使った後、先の登山口に戻った。ここからは、赤-銀テープの巻かれた右方向の踏み跡を登ることにした。10分強で、城山・主郭の表示のある堀切に出た。左手は己小高くなって城跡石垣が残っていた。右手の道をすこし登って行けば城山に登る、城跡石垣めぐりの表示のある分岐に出た。
城跡石垣
この分岐を戻り、先の希望ヶ丘公園に下る分岐に着く。予定にはない吉祥寺山に向かうことにした。途中、比良山系が見渡せる好展望の場所に出た(15:09)。更に、辻ダム登山口への分岐を経て吉祥寺山に着く。
大きな岩の横に山頂表示がある、何の変哲もない場所だった。長居はせず、辻ダムへの分岐に戻り。ここから食うな階段状の道を5分ほどで登山口に戻った。ダム湖のそばを歩き、最初の遊園具のあるところに出て、元に戻った。途中、妙光寺山摩崖仏のあるところに出られる渓流沿いを登り、舗装道を下って行った。あたりを散策し、摩崖仏は車で帰ることにした。
妙光寺山摩崖仏

チョウの写真辻ダムへ下山したところで撮影した
ミドリヒョウモン

行程MAP

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作成日:2018年6月23日