35)氷ノ山 1510m : 2018年5月20日 2018年山の記録に戻る
 氷ノ山(ひょうのせん)は、兵庫県養父市と鳥取県八頭郡若桜町との県境にある標高1,510mの山である。須賀ノ山とも呼ばれる。日本二百名山やふるさと兵庫50山のひとつに選定されている。
 詳細な説明は今年(2018年)5月の氷ノ山に記載した。数ある登山コースの中から、今回は、殿下コースから三ノ丸山(1464m)に出て、三ノ丸コースを歩き、山頂に至る4.2qのコースだった。チシマザサの中を進む、高原状の見晴らしの良いコースであった。お目当ての紅葉は、林道沿いで、稜線部は葉が散っていた。台風の影響も大きかったのだろう。

守山駅(6:14)−尼崎(7:42、6:43乗り換え)−新三田(8:01、8:30出発)−殿下登山口駐車場 (11:15、11:25出発)−三ノ丸避難小屋〜三ノ丸山頂(12:11〜12;16)−氷ノ山山頂(13:08〜13:50、避難小屋で昼食)−千年キャラボク(14:12)−三ノ丸山頂(14:45〜14:50)−殿下登山口駐車場(15:25)〜新三田(18:10、1618乗車)〜尼崎(19:16、19:23)〜守山駅(20:30)
    行動時間:4時間55分、昼食休憩:34分 
 
守山駅から尼崎駅で乗り換え、待ち合わせの新三田駅に集合する。予定より早い列車に乗り、30分早く三田駅に着く。コンビニで食料の補充とコーヒーを楽しむ。その後、3人が集合、Yさんの車で登山口の殿下登山口に向かう。5月の登山と同じ道を進み、最後に大段ヶ平に向かう道を分ける。その後、一部未舗装の道があるが、無事登山口に着く。ここにも駐車場にはバイオトイレが設置されている。途中、紅葉を楽しみながらの走りであった。

登山口 その案内板

駐車場付近は紅葉もありそこそこの期待があったが、ブナ林を主体とした道は次第に枝ばかりになった。急な坂はしばらくだけで、右手からの合流ポイントを過ぎたあたりからは緩やかになってくる。ただ、チシマザサは大きく、三ノ丸山頂までは見通しはない。途中、坂ノ下登山口からの道が合流し、少し進めば見返りの丘から山並みが遠望できる。ここまで来れば、三ノ丸避難小屋、すぐに三ノ丸山頂に着く。標高1464m、展望台が設置され、ここからの風景は素晴らしい。本来ならば、紅葉越しに氷ノ山山頂が見えるところであるが、ほとんど枝ばかりになっている。複数回の台風で、葉が損傷を受けて早めに散ってしまったのだろう。
三ノ丸山頂から氷ノ山、左手奥の大きな山塊は扇ノ山


時間は12時を回っているが、山頂を目指し出発する。最近刈り込まれたチシマザサの中を景色を楽しみなが進む。前方に見える氷ノ山に続くチシマザサ、いくつかの起伏、左右、後方いずれの方向も見渡せる。三ノ丸からはすぐに見えた稜線も、緩やかではあるがピークを2つ越えた上、左手に曲り、大きく回り込む格好になる。
紅葉が散ってしまい残念

途中、右手にはブナの林に続き、大きなスギの木が残った湿地部分を経由する。苔むした様は、大段ヶ平からの最後の登りに似た雰囲気を漂わせる。
最後に坂を登り切れば氷ノ山である。その前からは鉢伏山までの稜線の絶好の展望場所を通過する。振り返れば、三ノ丸とそれに続くチシマザサの稜線も素敵だ。山頂には13:00を回り、小屋の中で昼食にする。3人の男性のグループ、続いて単独の登山者も現れる。

山頂から縦走路、鉢伏山、左手最奥が扇ノ山
山頂記念写真

寒くなった時期の定番、カップ麺にいちごジャムパン、温かいコーヒを楽しむ。山頂に向かう途中で雲に隠れたお日さんも現れ、温かみを感じる。3人で記念撮影、めいめいが風景写真を撮って、元来た道を引き返す。帰りもシャッターを押しながら、楽しくおしゃべりをしながらであった。千年キャラボクにも立ち寄った。三ノ丸山頂で小休止、殿下登山口駐車場には1時間35分で下山した。あたりの写真を撮り、更に帰りの林道でも撮影のために車を止めてもらった。天滝が帰り道にあり立ち寄ったが、駐車場から更に1.3q、時間的には無理だった。
 
 
 
行程MAP
 
(Google Earth及び国土地理院の地図を引用)

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作成日:2018年11月1日