37)小谷山 495m : 2018年11月8日 2018年山の記録に戻る、2018年花・鳥・その他に戻る 小谷山(おだにやま)は、滋賀県長浜市湖北町伊部にある伊吹山地に属する山。標高は494.6m。別名・浅井岳。山頂より尾根が三方に分岐し、かつてはその最高部を大筑(おおずく)または大筑ヶ獄(おおずくがたけ)、南側の尾根を小谷山と称したが、今日では山全域をもって小谷山と称する。歴史的に北国街道・同脇往還・中山道などが近くを走る要衝で、戦国時代には浅井氏の本拠である小谷城が築かれ、今日も山一帯は史跡に指定されている。小谷城の東麓には片桐且元の生誕地とも伝えられる須賀谷温泉があり、更に山から派生した小峠を越えると西池がある。 登山のルートとしては小谷城の番所跡近くまで自動車の通行が可能でそこを主登山口としているが、その北西の湖北町郡上の清水神社付近から登る清水山口など複数のルートが存在している。(ウイキペディアより引用) 登山記録を遡ったところ、2000年1月15日に登っていた。守山駅から米原駅で乗り換え、河毛駅から往復していた記録だった。例年だと、30〜40pの積雪が見られるそうだが、まったく雪もなく、登山道から見た伊吹山にも雪がなかったと記録している。まれに見る暖冬に年だったのだろう。下山は清水谷を通ったあり、雰囲気がよかったあるが、記憶は一切ない。 今回は山の仲間と山頂から清水神社に下る周回の道を取った。下山後は、近くにある鶏足寺に立ち寄った。紅葉はこれからではあるが、そこそこは見られた。11月10日から27日まで、紅葉まつりが開催される。天気予報に反し、終日の快晴、11月とは思われないような1日だった。 守山駅(8:00)−小谷山戦国歴史資料館駐車場(9:40、9:54出発)−追手道登山口−望笙峠(10:06)−金吾丸(10:25)−番所(10:34)−本丸跡(1:05)−山王丸(1:10)−六坊跡(10 19)−小谷山山頂(1150〜12:45)−山ア丸−清水神社登山口(13:33)−小谷山歴史資料館駐車場(13:40、13:50出発)〜鶏足寺へ 行動時間 3:45、 歩行距離:5.1km、累積登高:462m 駅で集合し、小谷山戦国歴史資料館駐車場に向かう。通勤の時間帯を過ぎたため、渋滞もなく、早めに到着した。登山者用の駐車場は大変な広さで、1台駐車した横に車を置く。 大手門、奥に小谷山と戦国歴史資料館 準備を済ませスタートする。快晴の中の出発になった。反対側に追手道登山口と書かれた表示がスタートになる。先の柵を開いてしばらく山道を登って行くと望笙峠に到着する。しばらくの登りである。。車道があり、紅葉が美しい。広葉樹林の中を20分も歩かないうちに金吾丸に到着する。その先、色々な城跡を通過するが、わずかに石垣が見える広場程度で、歴史はあまり感じることはできない。明るい広葉樹林の大木がある。10分もしないうちに番屋跡が出てくる。小谷山城の説明がある。車道もここまで、車道に何台か車が駐車している。 すぐに虎御前山展望所に到着する。目の前に虎御前山がよく見える。 虎御前山展望所 引き続き、御茶屋跡、馬洗池のある御馬屋跡、首据岩と続く。明るい樹林帯、枝の先には青空が映える。黒金門のあったおころからは、石段が現れ、やっと城跡らしい雰囲気になってくる。桜馬場跡付近からは、眺めが楽しめる。ただの広場になった大広間跡に続き、石垣が残った本丸跡に到着する。大切堀のあたりで保存会の2人が作業中であった。話によれば、この15日、NHKの撮影が予定されていて綺麗にしているのだとか。保存会は50年以上の歴史があり、周辺住民が交代でその任にあったているとのこと。来年の1月のNHK番組、歴史ヒストリアに周辺の山城とともに、放送されるとのことだった。今年は風の影響もあって、例年ほどの紅葉は楽しめないとのことであったが、このあたりから、いろいろな色交じりの木々が楽しめる。その後も城跡が続き、大石垣のある山王丸跡が本コースの一応の終点風になる。モミジの色が楽しめる。 ここを過ぎると。下りになり、清水谷への分岐がある。2000年1月には、帰りはここから谷を下った。記録によれば、美しい谷だったと書いている。今回は周遊コースで、小谷山から、福寿丸、山崎丸に下山する。。下った先には、六坊、月所丸、これから山頂までが結構長い。階段の道を登った先には、岩場があり、景色を楽しむことができる。 右手、伊吹山〜北尾根、更に北に続く山並み 本丸から山王丸に続く山並み やがてなだらかになり、紅葉が楽しめる所が大嶽城のある小谷山の山頂である。山頂では、途中車から見かけた10人くらいのグループがお弁当を広げていた。撮影を済ませた後、1時間弱の長い昼休みとする。辺りの紅葉もなかなかに見ごたえがある。 山頂風景 山頂から少し西に入ったあたりから、視界が広がり、山本山の奥に竹生島が見える。 その後、出発を一番外側の道を取ったため、蜘蛛の巣、踏み跡が少ない状態になった。すぐに引き返し、山頂表示のところから、福寿丸、山ア丸を経由して清水神社に下山した。下りは55分ほど、登った尾根筋の紅葉越しに伊吹山、更に、琵琶湖の竹生島を楽しみながらの歩きだった。 その後、予定通り鶏足寺に立ち寄った。週日であったが、天気も良く、多くの観光客だった。10日から27日まで、紅葉まつりが開催されるが、人出を避け、一足先に紅葉を楽しむ人で賑わっていた。お目当ての赤い落葉が敷き詰められた参道はまだまだ先のことではあるが、日あたりの良い所にあるモミジは一足先に綺麗になっていた。 鶏足寺紅葉見学 10日(土)から27日までは鶏足寺のモミジイベント、駐車場は有料になり、鑑賞には協力金も必要になる。見頃には少し早いが安上がりに紅葉が楽しめる。ベストスポットには、真紅の落葉が敷き詰められてはいないが、楽しむには十分である。ただ、今年は、ここに限らず紅葉はやや期待外れになりそうである。 四季咲きサクラ 茶畑 行程MAP (国土地理院の地図を参照、および、Google Earthより) 2018年山の記録に戻る、2018年花・鳥・その他に戻る 作成日:2018年11月10日 |