47)権現山(北陸遠征):11月5日〜11月7日、 2019年山の記録に戻る、 北陸遠征を計画した。紅葉を期待の福井の3山を選択した。初日は移動があり、鯖江ICから近い権現山にした。山渓の雑誌にふるさとの山としっとり挙げられた。2日目は、3百名山の経ヶ岳にした。保月山周辺の紅葉は見事だった。3日目は、行ってからということであったが、4人のうちだれも経験のない姥ヶ岳を選んだ。平家平の紅葉は本当に素晴らしかった。天気に恵まれた実りある山行になった。 北陸遠征行程 @11月5日 権現山 A11月6日 経ヶ岳 B11月7日 姥ヶ岳 権現山(越前市)565m:11月5日 自宅(6:45出発)−Nさん宅(6:55、7:00出発)−名神高速道(多賀SA)〜北陸自動車道〜鯖江IC−登山口(柳の滝駐車場)(9:30、9:44出発)−不動滝(9:48)−釜滝(9:52)−布滝(10:00〜10:05)−窓滝−こもり岩(10:31〜10:34)−窓滝(10:37)−夫婦滝(10:47)−大モミの木(11:03〜11:07)−権現山・松ヶ嶽神社(11:17〜11:22)−三峰神社−展望台(11:41〜11:45)−権現山・松ヶ嶽神社(11:55〜12:35、昼食)−表参道−大杉(12:47)−表参道登山口(13:11)−登山口(柳の滝駐車場)(13:16、13:26出発)〜佐々木小次郎の里公園(13:40〜13:50)〜476号線〜2号線(美山)〜158号線〜宿泊:六呂師高原・農家民宿「この葉」、池ケ原湿原、妻取湿原 Nさん宅で待つ3人をピックアップし、栗東ICから高速道を進む。途中多賀SAでお昼と飲料などの買い物をする。道は順調で、鯖江ICから県道195号、193号、117号を進み、柳元から登山口のある柳の滝駐車場に駐車する。本の説明のように表参道口から行くのでなく、その前の橋の袂から柳の滝駐車場に行く方がまだましな道である。駐車場には、山案内が掲示され、「柳の五滝」の詳しい地図が出ている。トイレはあるが、あまりに汚すぎる。出発に少し手間取るが、元気に歩き出す。 柳の五滝コースは、裏参道にあたり、遊歩道となっていて舗装され、整備が行き届いている。谷筋で湿ったコースになり、すべりやすい箇所が多く、下りに使うときは注意が必要だ。スギ林の中を進むと。すぐに最初の滝「不動滝」に着く。落差はあまりないが、堂々たる滝である。泰澄大師の石像と不動明王の小穴がって、不動明王の右に「小六」と削られているようだがはっきりしない。佐々木小次郎の幼名にあたり、この滝で剣の修行をしたとされる。撮影を済ませ、先に進む。 次の釜滝は小さな滝で、釜がよく分からない。崩れて釜がなくなったのだろうか。布滝の前にはベンチも置かれ、30mは越すかと思われる岩壁を白布を垂らしたかのように流れる。名前の由来さながらである。滑りやすい丸木橋を渡り、沢沿いを登る。表示通り沢向いにこもりがある。それほど難しい沢ではなく、渡り切ってクサリに?まりながら登り切るとこもり岩の空洞に出る。なかなか立派な窓滝もみえるが、樹木や崖で全貌は見えない。少しいただけで元の道に戻り登って行く。樹間、ひらけたところから遠見に窓滝が見える。立派な滝だ。41mの段状の滝である。 |
チョウ ウラナミシジミに出会った。 コースMAP (国土地理院の地図を引用) 注:権現山とは、日本各地にみられる山名、地名である。権現とは、本地垂迹思想において、日本のカミガミは、インド起源のほとけが、仮の姿(権現)として現れたものだ、と説明されたことに由来する言葉であるとともに、徳川家康などの神号(東照大権現)としても用いられている。権現山という山名は、山中に権現もしくは東照大権現としての家康が祀られていることに由来するものが多いと考えられ、権現山という地名も多くはそこから派生したものと考えられる。 (ウィキぺディアより) 福井県の権現山: 権現山は、かの佐々木小次郎が修行したとされた滝(不動の滝)があることで知られている。小次郎の秘剣『ツバメ返し』がこの滝で見いだされたのだろうか。裏参道である谷筋の道は『柳の五滝』と呼ばれている。山の歴史は古く、701年に泰澄大師によって開山された。山名の由来は山頂にある社矢代三名に揺らうと伝えられ、小次郎の里公園から、姿の良い権現山が見られる。山名の由来は山頂の社、松ヶ嶽神社とされている。山の最大の魅力は、柳谷にかかる5つの滝で、順に、不動滝、釜滝、布滝、窓滝、夫婦滝である。 2019年山の記録に戻る、 作成日: 2019年11月15日 |
柳の滝駐車場