55) 武奈ヶ岳 1214m :11月30日  二百名山、 2019年山の記録に戻る
 天気予報で山では積雪があるとの予報が出た。今冬の寒波第1段の到来になる。10日ほど前に山頂付近がうっすらとしたが、すぐになくなった。今朝、山並み上の3分の1ほどが雪で覆われた。比良山系全体で冬景色である。早々に出かけた。御殿山への途中から登山道は雪で、稜線の眺めは抜群だった。土曜日とあって、登山客も多かった。 

守山自宅(8:15)−坊村駐車場(9:05、9:14出発)−明王院(9:18)−ピーク1097(10:53)−夏道・冬道分岐(10:19)−(冬道)−合流点(10:41)−御殿山(10:51〜10:55)−ワサビ峠(11:02)−コヤマノダケ分岐(11:26)−武奈ヶ岳山頂(11:29〜12:05)−コヤマノダケ分岐(12:08)−御殿山(12:37)−途中(12:44)、カメラフードを失い、御殿山(12:50)まで引き返し、元12:56(12分)ロス−夏道・冬道・分岐(12:57)−(冬道)−夏道・冬道分岐(13:18)−明王院(13:48)− 坊村駐車場(13:54、14:00出発)〜自宅
            行動時間:4時間40分 歩行時間 3時間29分、歩行距離:9.4q  累積登高:1166m 

 登山口になる、明王院の前を進む。辺りは紅葉できれいだ。

スギ林の急登が続く。台風の影響で倒れていた木々も多少、整理が行き届いている。単調なつづら折りを進む。1時間もすると、辺りは雪で白くなっている。梢にも雪が残っている。
夏道と冬道の分岐では稜線を進む冬道を選ぶ。歩きは1足の足跡のみ、ほとんどは夏道のようだ。歩きにく急坂が続く。この道は、安曇川の向こうが見える道で、私はほとんどこの道を選んでいる。途中勾配が急になり、雪が積もっていて足を取られる。合流点まで22分、ここからは歩きやすい道になる。10分ほどで御殿山に着く。西南稜線が続き、山頂が望める。武奈ヶ岳への稜線は見ごたえがある。振りかえれば、蓬莱山のゲレンデが真っ白だ。もうすぐ、スキーシーズンの到来になる。
 少し休んで先に進む。人出は多い。ぬかった道を注意深くワサビ峠に下り、最初のピークを目指して進む。稜線は雪がやや融け、登山道はすっかりなくなっている。ピークからは武奈ヶ岳がすぐ目の前に広がる。霧氷で木々は真っ白になっている。
霧氷モドキの風景を楽しみながら進む。

山頂はもうすぐ
登山客が続く。御殿山から34分で山頂に着く。ここまで数多くの写真を撮った。

山頂にはたくさんの人がいて思い思いに昼食タイムを楽しんでいる。琵琶湖や竹生島はよく見え、コヤマノ岳と蓬莱山の雪景色も素晴らしいものだった。

山頂スナップ
コヤマノ岳の奥に蓬莱山が白く輝いた

山頂から北側、蛇谷ヶ峰とその奥

東方向、琵琶湖越しに伊吹山、霊仙山、御池岳の鈴鹿山系

昼食を楽しんだ後、元来た道を引き返す。自身の写真をお願いし、もう一度眺望を楽しんだ後、同じ道を、御殿山に戻る。うっすらと青空も現れ、霧氷や積雪が輝く。
 

 山頂付近からの帰り道の風景 
 
御殿山では休みを取らず下山にかかる。7分ほど下りたところで、カメラのフードを落としたことに気付く。後続の人に確認するが、気が付かなかったとの返事だった。取りあえず、御殿山まで戻ることにした。登りではだめだったが、下りで発見、ほっとした。その後は、冬道を選らんだが、急坂で雪で滑りやすくなっており、ストックの助けを借りた。その後も、登山客を追い越し、ロスタイムを入れ、1時間49分で下山した。時間も早く、湖西道路付近、琵琶湖大橋付近とも渋滞にあわず帰ることができた。

その他の花

行程マップ

(国土地理院の地図を引用)

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作成日: 2019年12月3日