45)大見晴820m・茶野938m : 2021年6月2日 、2021年山の記録に戻る、2021年チョウのページに戻る、 2021年花・鳥その他に戻る 1ヵ月遅れで咲くヤマシャクを楽しんだ。ミノガ峠から南の滝谷山〜サンヤリ〜天狗堂を済ませたが、今回は北にある山巡りとなった。急坂を登った大見晴にはベニバナヤマシャクヤクが見事に咲いていた。参考にした記録通りだった。万野まで続く花を楽しんだ。スタート地点に戻り、茶野を目指す。コアジサイを楽しみながら尾根筋に合流した。少し登った後、気持ちの良い尾根筋を下った。茶野は眺望に優れ、ヤマシャクとのコラボも最高だった。キンラン他の花、ウスバシロチョウ、イチモンジチョウも観察できた。霜ヶ原からの林道は4月に比べ整備が進んでいた。帰りは御池林道を政所に下り、奥永原寺渓流の里に立ち寄り、案内所で今村さんのГ鈴鹿の山 花図鑑」を買った。 自宅−306号線分岐(霜ヶ原)−霜ヶ原林道入口−ミノガ峠790m(8:50、9:00出発)−大見晴分岐(09:05)−大見晴(9:35)−万野(10:05〜10:10)−大見晴(10:42)−大見晴分岐(11:15)−林道出合(11:22)−登山口(11:40)−一本木・桜峠(12:11)−眺望点(12:21)−峠(12:28)−茶野(13:00〜13;37、昼食)−峠(13:58)−登山口(14;24)−林道−ミノガ峠(14:47、14:55)−御池林道−政所−奥永源寺清流の里(立ち寄り)−421号線−自宅 行動時間:5時間48分 歩行距離:8.8q 累積登高:732m 8号線は混むため、湖岸道路を進み荒神山を右手に信号を右折し、甲良役場、道の駅を過ぎる。34号線を進み、霜ヶ原林道(御池林道)に入る。4月に来た時と違い、林道はよく整備されている。2度目であるが、ノガ峠までは長く感じた。長い林道を進み、ひらけたところがミノガ峠である。右手に車を止め早々に出発する。YAMAPの軌跡を参考にスタートする。植林帯の道を詰めると、大見晴への尾根筋に合流する。よく踏まれた道が続く。 峠の登山口 アップダウンを繰り返す。最後に急な登りになる。登山道というよりは急な斜面を、木や岩を持ちながら登る。山頂近くになると石灰岩のむき出しの風景になるとともに、ベニバナヤマシャクヤク、ここでは白花だが、綺麗でたくさんの花が目に入る。日陰が多く、花はまだ健在である。山頂表示は木にかかった大見晴の表示と三角点、見晴しはなくひっそりとした山頂だ。ベニバナヤマシャクヤクを求め登山者がこの季節には多いらしい。 大見晴の表示 広い尾根筋を、花を見ながら進む。左右にあって、右が植林帯だがその下にも咲いている。 ベニバナヤマシャクヤクの群生地 最初は岩を越して歩いたが、次第に歩きやすい平坦な道になる。下った先に登りが待っている。植林の道を一気に登れば開けたところに出る。前方には視界が広がる。万野の表示が枝にかかっている。吸水を鐘一休みする。 万野の表示 大見晴への帰りも花を撮影しながら戻る。茶野とは違って、今が旬の花の時期であった。山頂で表示を確認し、左手の部分を歩く。アップダウンはやはり距離を感じる。大きな表示板に戻り、左手の尾根筋をしばらく進むと、まいた形で左てに降る。急な下りを一気に下ると工事で切り立った林道に下る。林道を避け、左手の山道を歩く。林道を歩いても結局は先で、登山道に着く。まだ本格ではないが、コアジサイが咲きだしている。場所によっては、両側がコアジサイで覆われている。うっすらムラサキの花は上品である。下ったところから20分弱歩くと鈴ヶ岳の表示が出てくる。尾根筋への取り付きである。 尾根筋(一本木・桜峠への登山口) 歩きやすい道だが、最後にひと登りしなければいけない。タンナサワフタギ、エゴノキの花が見られる。黄色い花も目を引く。30分の歩きで一本木・桜峠に着く。鉄塔が目立つ。まずは尾根筋を右手に鈴ヶ岳方向に進む。足元にキンランが1株あって、数個の花が綺麗に咲いている。先にはバイケイソウが花芽を出している。すぐの鉄塔はペンキの塗装作業中で、作業員が7〜8名鉄塔で作業中だった。当初、ここでお昼と思っていたが上から見られていては落ち着かない。少し先に進んが見晴らしの良いところで撮影する(今回の最高点)。ベニバナヤマシャクヤクを背景に北の尾根筋(焼尾山〜三国岳)、霊仙山、伊吹山の写真を撮る。 展望所からの霊仙山、右は三国岳 その後、峠に戻り、茶野を目指す。気持ちの良い尾根筋の道で、登りもあまり気にならない。日を通して緑が美しい。30分かかって茶野の山頂に着く。途中振りかえれば、花越しに鈴ヶ岳、さらに続く鈴北岳が見える。 花越しに鈴ヶ岳、さらに続く鈴北岳 花の群生は想像以上だった。結構花はあったが、最盛期には素晴らしいだろう。山頂付近は、花と素晴らしい眺望だ。湖南平野、鈴鹿南、綿向山などお馴染みの山並みである。 茶野 焼尾山〜三国岳 霊仙山 時間は13:00、遅い昼食になる。お腹もすき、おいしくいただく。ウスバシロチョウ、ヒョウモンチョウも見られ、撮影もできた。天気は素晴らしく充実の歩きだ。昼食を済ませ、元来た道を引き返す。花は冴えわたり、帰りも撮影に忙しかった。茶野から1時間10分でミノガ峠に戻った。林道に出てからは林道を歩き、今歩いた尾根筋を確認した。イチモンジチョウの綺麗な撮影もできた。 ミノガ峠からは君ヶ畑に下り、奥永源寺清流の里に立ち寄った。岩村さんの『鈴鹿の山 花図鑑』 2000円を購入した。花調べには素晴らしい本だ。 花
チョウ ウスバシロチョウ イチモンジチョウ アカタテハ ルートマップ(YAMAPより引用) (国土地理院の地図を引用) 2021年山の記録に戻る、2021年チョウのページに戻る、 2021年花・鳥その他に戻る 作成日: 2021年6月19日 |