57)飯縄山(飯綱山)1917m 日本3百名山:2021年8月3日 、 2021年山の記録に戻る、2021年チョウのページに戻る、 2021年花・鳥その他に戻る 飯縄山(いいづなやま、飯綱山)は、長野県北部(北信地方)、長野市・上水内郡信濃町・飯綱町にまたがる山。標高1,917メートル。飯縄山と、その支峰・霊仙寺山(れいせんじやま、1875.0m)、瑪瑙山(めのうやま、1748m)などからなる連山全体を飯縄山と呼ぶこともある。戸隠山、黒姫山、妙高山、斑尾山とともに、北信五岳のひとつに数えられる。長野市中心部から北北西へ、直線距離で10キロメートル余りに位置する。妙高火山群に含まれる成層火山。現在から約25万年前に噴火を始めた二重式火山で、約5万年前まで活動をしていた。約15万年前から12万5千年前頃の噴出物「飯縄上樽テフラ」「飯縄西山テフラ」などが関東平野北西部の埼玉県熊谷市(旧江南町)江南台地付近や群馬県甘楽町白倉で確認され、鏑川流域の露頭で観察される。これらの噴出物は年代決定の指標として利用されている。戸隠山と共に蕎麦やスキー場でも名高い。飯縄山の南斜面に飯綱高原スキー場、東斜面にいいづなリゾートスキー場があるほか、瑪瑙山の西斜面に戸隠スキー場がある。古くから山岳信仰の霊山であり、飯縄権現を祀り修験道場が開かれ、足利義満や管領細川氏、上杉謙信、武田信玄、徳川家康など武将の尊崇を得ていた。また忍術(滋賀県甲賀市の古寺の本尊は飯縄権現像と伝わる)や剣術の修業の地(神道無念流開祖の福井嘉平は飯縄権現への参篭により会得したと伝わる)としても知られる。全国に多くの分社を持つ総本山である飯綱神社だが簡素な社があり、頂上に至る登山道脇には1番の不動明王に始まる13体の石仏が点在する。同じく修験道場として知られる戸隠山は、さらに西北西へ直線距離で10キロメートル余りの場所にある。飯縄山の名称は、「飯砂(いいずな、飯のように食用となる砂の意)」に由来し、信州で局地的に見られる菌類・藻類など微生物の複合体、「テングノムギメシ」(天狗の麦飯)のことを指す。かつては同山中に生息していたが現在は絶滅したともいわれる。凶作の時に飯綱三郎天狗がこの飯砂を配り人々を救ったという伝説がある。(ウイキペディアより引用) 北信5山遠征の3日目の最終日、登った後に帰宅できるように時間の短い飯縄山にした。期待度はあまりなかったが、花の多い山だった。今日も昨日の妙高山と同じく、YAMAPの軌跡がうまくとれず、山頂からの下山時のみのトレースとなった。登りの時間は2時間55分、撮影に時間を取られた。急坂や危険なところはなく、整備の行き届いた登山道である。目玉の360度眺望は、ガスがかかり一瞬見えただけだった。 宿−一の鳥居苑地駐車場(6:45着、6:55出発)−登山口(7:10)−第一不動明王(7:24)−駒つなぎ場()−天狗の硯岩(8:33)−西登山道合流点(9:10)−飯縄大権現祠(9:21)−南峰・飯縄神社奥宮(9:35)−山頂(9:50〜10:15)−南峰(10:33)−西登山道分岐点(10:44)−登山口(12:12)−一の鳥居苑地駐車場(12:25)〜長野IC〜自宅 行動時間:4時間47分 歩行距離:7.9q 累積登高:709m 車のナビには駐車場は示されなかったが、道の曲がり位から設定したがぴったりだった。大きな駐車場で綺麗なトイレもあり、広大であった。表示に従い森の中を歩く。花も結構おおい。一旦は山道に出て、最初の鳥居から登山道に入る。 しばらくで林道に出るがこちらは一般車は通行出来ない。しばらくで次の鳥居があり、本格的な登山道になる。しばらくで、第一の不動明王に始まる十三仏が現れる。 樹林帯の中の道で、起伏の少ない道が続く。第十番の阿弥陀如来を過ぎると駒つなぎ場に出る。休憩には良い広場になっていて、第11番のあしゅく如来がある。平坦な道もしばらくで、急な道にある。クサリ場をん過ぎると天狗の硯岩に出て、その先から東方向が開ける。岩菅山、苗場山の方向だが、上は雲がかかっている。花もそこそこあって、ラン科のオオヤマサギソウが目を引く。シモツケソウも少し見られる。最後の虚空蔵を過ぎたあたりで視界が広がる。ササ原になるが、花畑が現れる。岩もあるが、それほど危険はない。整備の行き届いた登山道である。花の撮影に夢中になりながら進むとやがて西登山道からの合流地点に達する。花の道をしばらくで飯縄大権現の鳥居に着く。タカネナデシコの群落があり美しい花が咲いている。撮影に時間がかかり、飯縄大権現に着く。 苗場山、岩菅山方向 南の四阿山方向 南方向の山々が綺麗に見える。更に10分で、南峰、飯縄神社がある。この辺りからの戸隠山〜高妻山の方向は雲がかかり、さらに先はガスがかかっている。平坦な道を15分ほどで山頂に着く。ガスがかかり、周辺は見えない。 山頂からは360度のパノラマで、晴天であれば、西方向に山麓の広々とした様子や、戸隠に続く稜線越しに北アルプスが望める所だ。残念ながら前の様子を思い出すしかない。朝食が早く、お腹もすき。お腹をパンで満たす。その時、一瞬、雲が切れ、東方向が開ける。苗場と思われる山塊が、山頂は雲がかかっているがうっすらと確認できる。北東は、黒姫越しに妙高だがこちらはダメだった。登山客は数組、しばらくで山頂を後のする。帰りは撮り残しの花の写真を加え、慎重に歩いた。 花畑が現れる 花
チョウ
ルートマップ(YAMAPより引用) (国土地理院の地図を引用) 2021年山の記録に戻る、2021年チョウのページに戻る、 2021年花・鳥その他に戻る 作成日: 2021年8月15日 |