6)笹間ヶ岳(湖南アルプス)433m : 2021年1月17日 、2021年山の記録に戻る、2021年花・鳥・その他に戻る 昨年の歩きで残っていた笹間ヶ岳を歩いた。ほとんどが東海自然歩道の道で、新茂智神社ちかくからスタートした。山頂到着後、里町に下山する予定であったが、林道歩きになるため、自然歩道をそのまま延ばした。途中、巻き道に入り、池の前で本道に戻った。その後、矢筈ヶ岳からの道に合流し、藤川道を林道に出てた。途中の池は薄い氷が張り、日光の反射が印象的だった。藤川道は岩場の谷筋の道が凍りつき、氷点下での歩きは注意が必要となる。日曜日とあって、登山客は多かった。 冬の歩きにはうってつけだ。 自宅−新茂智神社付近駐車場(9:45、9:53出発)−東海自然歩道−林道合流点(10:49)−林道分離地点(11:05)−東海自然歩道尾根筋(11:10)−笹間ヶ岳(11:13〜11:23)−林道出合(11:38)−昼食(11:45〜12:20)−東海自然歩道まき道分岐(12:26)−東海自然歩道合流点(12:39)−池(12:44)−矢筈ヶ岳方面分岐(12:53) −富川道−矢筈ヶ岳(富川道分岐)登山口(13:17)−駐車場所(13:56)-自宅 行動時間:4時間3分 歩行距離:9.1q 累積登高:410m 自宅を出て、スタートとなる新茂智神社付近の池の横に駐車する。池にはカルガモがいた。神社でのお参りを済ませ、東海自然歩道を進む。木々の中の道で、小さな沢に沿ってしばらく進む。歩きやすい道で、落葉・常緑樹林帯である。深くえぐれた歩きにくい道もしばらくで風化した花崗岩の道になる。それほど歩きにくい道でなく、時どき大きな岩が出てくる。見晴しも良くなる。西側からの登山道に合流し、やせ尾根を進む。マツが結構多い。 1時間弱の歩きで、里集落からの舗装林道に達する。予定は、舗装道を進み、笹間ヶ岳に登った後、この林道を里まで下る予定であったが、舗装道が続くことで、コースを変更、自然歩道を進むことに変更した。国土地理院の地図で、尾根筋へ出る破線の道が書かれているが、踏み跡はなく、適当に近いところで斜面を登った。尾根筋にはすぐにつき、戻る格好でしばらくで山頂に着く。大きな岩がどんと控え、その上からの北方向の眺めは抜群である。湖南平野、比叡山、比良山系が楽しめる。しばらく景色を楽しんだ後、出発する。 ![]() ![]() 10分ほどで、先の林道の延長に出て、そこからまた、尾根筋に入る。東海自然歩道になる。見晴らしの良い場所に出たので昼食タイムを取る。冬は温かい飲み物や食事でどうしても長めの休憩になる。細尾根や、岩が出てくるが、歩きやすい。小刻みにアップダウンを繰り返しながら下る。地図でまき道があり、表示上も東海自然歩道まき道と出てくる。一興とこちらに入る。シダの多いところがあり、足元が不明瞭で気を付ける。踏み跡はしっかりしている。元の自然歩道に戻る所とそのまま尾根筋を進むまき道が続くが、池を見たいため、東海自然歩道に戻る。下りた先が登りになり、やや不審に思うが、しばらくで下りになり、池に着く。シダが水面に映り、まずパチリ、薄氷の張った御池はモザイク模様、こちらも追加でもう数枚。 ![]() ![]() その後10分強で、矢筈ヶ岳からの道、富川道に合流する。この道、谷筋を通り、岩の上を歩くことになるので、冬場の凍結したときは注意が必要だ。一部大きく凍り付いたところがあった。 ![]() 林道に出るまでが結構長く、足元に注意をしながら下った。40分弱の歩きで林道に出る。この林道は湖南アルプスの取り付きの主要道で、登山客が急に多くなる。 後はひたすら駐車場所まで歩いた。 ![]() ルートマップ(YAMAPより引用) ![]() 注釈: 笹間ヶ岳は田上山系の一つで主峰は太神山で標高600m、大津市の南端から瀬田川支流の天神川上流にかけてそびえる。風化した花崗岩が露出し、その特異な山容から湖南アルプスと呼ばれている。 荒れた山肌は、古く都造営や東大寺建立の用材に、また信楽焼の燃料として山林が乱伐されたためと言われている。太神山山頂の田上不動寺は平安初期、円珍か創建した山岳信仰の霊場である。 古くからの参詣道が東海自然歩道や大津市歴史の道として整備されている。この田上高原一帯の山々は、総称して湖南アルプスと呼ばれているが、ヒメコメツガが群生する矢筈ガ岳や、白山権現を祀る雨乞いの山である笹間ヶ岳など、500m級の山が含まれる。 2021年山の記録に戻る、2021年花・鳥・その他に戻る 作成日: 2021年1月24日 |